さまよえる猶太人
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和歌一首…芥川⑭さまよえる猶太人
世の人はそも知らじかし理を我が身に切に訊く芥川
詞書:①罪を罪と知る者は罰せられ贖いを受けるが罪とも思わぬ者には罰も贖いもない…畢竟両者の罪の軽重やいかに?罪を憎んで人を憎まずの言葉…また「さまよえるオランダ人」の伝説ともども考えさせられる。
②今日日ガザの人々を殺めるイスラエル人、キリスト教徒を打ち殺めるイスラム教徒、露宇戦争、また世界中で移民を排斥する人々、あるいは我らこそ善を云い悪の的をつくる人々等々等々…世の人々ら、いかにいかに。諸氏らは、両者のうちいずれに属せらるるや?
③芥川は何故この「さまよえる猶太人」にこうも拘るや?神(良心)を知りこれを是とはするが同時に悪魔との語らいにも意を尽くす…何故なら小説の創作上これが必要とでも思ったか?のみならず私生活上でも女あり煙草あり、これらを決して忌避しない。尤もそんなことは誰にでもあり決して芥川のみのことではない。ではなぜ…?神と悪魔、善と悪の弄び(と云ったら云い過ぎだが)は許されない…とどこかで気づいていたからでしょう。「さまよえる猶太人」の〝大罪〟をハッキリと我が身に認識していたからです。
青空文庫・同小説 ↓
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