マリアお吟
https://x.com/i6U3xYDHFkPR8Bz/status/1892485516131504397(ツイッターのURL)
和歌一首…芥川⑤おぎん
今際のとき挙げる声こそ真なれ我を救へよや杜子春お吟蜜柑の娘
詞書:芥川は人も社会も信じてはいない。宗教も敬意は抱くが盲信はしていない。彼が信ずるものは上記、歌のごときもの…。
『おぎん』朗読:窪田等 ↓
https://youtu.be/PTC-waMcdbE?si=G4-cZ1e7lBakjlOX
青空文庫・同小説 ↓
https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/116_15168.html
https://x.com/i6U3xYDHFkPR8Bz/status/1893916234623717399(ツイッターのURL)
上の追歌。マリアお吟・2首
わが両親はインヘルノにこそおわすなれなどて我のみ昇天すべき
贖罪を贖罪をこそ惚るべけれ両親を救はでいかがあるべき
詞書:マリアおぎんは自ら躓いた。火炙りの景を期待した見物共はがっかりし嘲笑う。だが天はおぎんを知る。救う。
※このこと(親不孝!)に関しては今を遡る遙か以前、1973年の24才時に、スイスはルッツェルン湖のほとりで詠んだ和歌が一首あり、往時の添え書きとともにここに記して置きます。
湖ほとり白き家あり額づかむクルスのみまへ我罪ふかし
添え書き:スイスはルッツェルン市、そのほとりに白い教会がある。そしてその側面には磔にされた等身大のキリスト像が。主はすべての人々の為に身をささげられたのだ。それに比べて俺は自分のことばかり。苦労して俺を育ててくれた両親を顧みずに…何がランボーだ!




