馬の脚
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和歌一首…芥川④馬の脚
デジャブかや強迫観念鬼気迫るサテュロスとやあらず狂塵に消ゆ
※「狂塵」とは「黄塵」に掛けたもの
詞書:まるでカフカの「変身」を思わせるような小説である。荒唐無稽だが「変身」同様息詰まるような切迫感がある。同時にこの小説は芥川の狂乱・自殺と、その死後世界における狂乱とカオスを予習したが如きものと云えるだろうか?文中「我が国2千年来の家族主義」とか、また「発狂禁止令」なる語句に家族への、芥川の強い謝罪と自責の念を見る。こうして深読みするならば、まこと、芥川は主人公・忍野のごとくに自己の狂気・狂乱と抗っていたことが容易に察知されるが、しかしついには「河童」の国に魅せられた如くに蒙古から吹き寄せる黄塵の誘いに抗い切れず、娑婆世界を捨てて、砂塵の彼方へと走り去って行ってしまったのだろう…。
※彼芥川はこの「馬の脚」的な夢を実際に見たと思いますね。so, デジャブとは酷くも意味深です。
【おやすみ前に聴く朗読】芥川龍之介『馬の脚』by 枡太の朗読空間 ↓
https://youtu.be/k363cq-q8Wc?si=elAWKG1jBxxpA-Qo
青空文庫・同小説 → https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/174_15163.html




