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異世界転移の……説明なし!  作者: サイカ


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 私があの夜眠りに落ちる前に、ネコにさわりたいって思ったから…………



…………ごめんね三毛猫さん…………クリクリ可愛い瞳で見つめられてクビを傾げたり耳をピクピクさせたり…………



ごめん……もう無理っ!! 可愛いっ!! シリアス無理っ!!


モッフゥ――――!!



真面目な話、たぶんそんなことはないと思う。

家族に会いたいと思った次の日は何も起こらなかった。


起こってたらごめんよマイ・ファミリー。


それに三毛猫さん……ちょっとこの世界の事を知っているみたいな行動をとることがあるような…………


あ――や――し――い―― と思いながらも、助けてくれるし一緒に居てくれるし……モフモフだし……

三毛猫さんには感謝しかないのだ。



さて、落ち着けるお家もできた事だし少し整理をしよう。


この世界に来て出来るようになったこと


・瞬間移動 (コントロールはまだできない)


・言葉が通じる(ありがたい)


・空を飛ぶ(そろそろフライと言っていいだろうか)


・火 (ファイアーと言っても?)


・水 (ウォーターと言っても?)


・クリーン(とっても便利)


・マジックバック(お金も入っている)


・結界(飛んでるとき虫に当たらなくなった)


・土地の整備、耕す(何て言えばいいの? 土魔法?)


・植物、作物を育てる (まだ試してない)


・髪と目の色を変える(茶系のみ)


・家 (マジックバックで丸ごと引越しできる)


・治癒 (ヒールと言っても? まだ試してない)


・魔獣の浄化 (ヒールなのかな? 謎)


こんな感じかな……この世界、魔法はないみたいだから十分チートな気がするけど……

この力、どこから、誰から何のために与えられているかわからないけれどまた一つ思いついてしまった。


風魔法、あったら便利。髪を乾かすのに。



明日はお庭の整備をしてみようと思いながら、そろそろ寝ようかと窓を閉めに立ち上がると、違和感を感じる。


結界に何か大きなものが触れたみたいな……こっちへくるのかな?


結界は平地と家の二重になっているから、平地の結界に入っても家は見えないはず。


結界に入れる時点で悪意は無いので、気にすることもないのかもしれないけれど、何となく様子を見に行くことにする。


自分にも結界を張り、バスタオル1枚で飛んで向かう。


そこには、一頭の熊がいた。

魔獣化していない普通の熊だ。


地上に降り立ち結界を解いて姿を見せると少し警戒された。

それでもゆっくりと近づいてくるので私もゆっくりと近づく。

お互い向かいあい、見つめ合う。

両手を差し出すと鼻先を近づけて匂いを嗅いでいる。


私も何となくわかった。


私が浄化したあの熊さんの番なんだね。


ずっと探していたのかな……


ノクトの話では動物の赤ちゃんや子供を奪うために傷つけたり殺したりすると言っていた。


「もしかして子供も探しているの?」


熊さんは私の手に顔をすり付け小さく悲しげに唸っている。


その姿をみて、子供を探しているなら私も手伝おうと決めた。


「今日はもう遅いから、ここで休んでもいいし、お家があるならまた明日ここにおいで」


そういうと熊さんは森へ向かって歩きだした。


私もお家へ戻りベッドに入ろうとしたところで、またパジャマがないことを思い出す。

仕方がないのでスリップを着て布団をかぶる。


ベッド……気持ちいい。

お風呂に入って疲れも取れて、柔らかい布団に入るとすぐに寝てしまいそうになる。

そうだ、さっき外に出ている間に髪は乾いたけど、長い髪は乾くのに時間がかかる。



やっぱり風魔法はあったら……便利……かな……。





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