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異世界転移の……説明なし!  作者: サイカ


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 え? すごい違和感。


冷蔵庫、そしてシステムキッチン?

確かに……元の世界基準でって考えたけど…………


電気とかどうなってるの!?


と思って冷蔵庫を開けたら、ヒンヤリ!



…………しなかった。


冷蔵庫型の中身が見えるマジックバッグ…………


マジック冷蔵庫だった…………


紛らわしい。


でも時間経過なしだから、温かいのも冷たいのもそのまま保存できるこっちの方が便利。


コンロもIHかと思ったら鉄板だった……

ファイアーで熱して使えばいいのかな。


でも、お風呂はバスタブとシャワーがある。

嬉しい。


蛇口はお湯とお水の切り替えでちゃんとお湯が出る。

トイレは水洗。


どういうこと? 仕組みがわからない。


わからないけど便利だからいいか。



それぞれの部屋にベッド、テーブル、椅子、ドレッサー、キャビネットが揃っていて、なんかホテルみたい! 

タオルも歯ブラシも必要な物は全て揃っている!


三毛猫さんはキャットタワーを登ったり降りたり楽しそう。


一通り家の探検をして満足した。


一度外に出て、この平地全体を包むように結界を張る。

家を置く前の状態に見えるようにしておいて、悪意のある者は入れない。


これで良し!


街で当面の食料と、野菜、果物、ハーブとかいろいろな種があったら買ってこよう。


三毛猫さんに結界を張れば周りには見えなくなるので、街に一緒に行こうかと誘ったけどお断りされました。

お家に夢中。三毛猫さんも満足してくれるお家で良かった。


三毛猫さんが行かないなら私も…………と一瞬思ったけど、今夜はマイホームお祝いだから!

張り切ってお買い物に行きましょう。


まずは、髪と瞳の色を変えてメイクをする。


街でセアラとオリバーにあったらややこしいことになるから瞳の色は焦げ茶色くらいにして、ベールは被って行こう。


バッグを斜め掛けしていざ!


結界を張って姿を消してから、木の上くらいの高さに浮いて家の周囲を見回りながら街の方へ向かう。


やっぱり山の方には人間が来ることはなさそう。


街の人気のないところに降り、周りを注意深く確認する。

よし! 誰もいない。


結界を解いてお店のある通りへ向かう。

今はお昼くらいかな。あちこちからいい匂いがする。


でも、まずは市場へ食材を見に行こう。


みた感じ元の世界にあるものとほとんど変わらない。

山には見たことがない色合いの草や花が生えていたけど、食べ物は同じ感じで良かった。


名前も同じみたいだけど、これは言葉と同じように自動翻訳されているのかな。

わからないけど便利だからいいか!


調味料も一通り揃っていそう。良かった。


マジックバッグの存在がこの世界では当たり前なのかわからないので、1ヶ所で一気に買わずに少しずつ買ってたくさんのお店を回ることにした。


買い物の最後にお菓子屋さんに寄る。


そう、教会の孤児院へワンピースを借りたお礼にお菓子をこっそり置いていこうと思う。


甘い匂いの漂う店内には可愛いお菓子がたくさんある。

自分の分も買っていこう。


孤児院には動物の形の可愛いクッキーを選んだ。たくさん入っているし日持ちもする。

自分用にも動物クッキーと三毛猫さんも食べられそうな野菜クッキーも買ってみる。


買い物を全て終え教会へ向かう事にする。


お店の並んでいる通りをブラブラと歩きながら抜けて宿屋さんや2階建てのアパートみたいな集合住宅や戸建ての住宅街も抜けると、街から少し離れたところに教会が見える。

教会までは一本道で、周りには畑が広がっている。


サワサワと風が吹いて気持ちがいい。


のんびりと歩きながら教会へ向かう。

夕方にはまだ早い時間に教会へ行く人は少ないのか誰ともすれ違わなかった。


教会に着くと扉は開いていて、いつでも誰でもどうぞという感じだったので中に入ってみる。


静まり返った教会は神秘的で、この世界のお祈りの仕方はしらないけど、思わず指を組んで祈りを……というより神様に問いかけてしまう。


 

 ここはどこですか。


 神様が連れてきたのですか。


 私がやるべきことがあるのですか。


 三毛猫さんと一緒に元の世界には帰れますか。


 私は………………生きていますか。



神様を質問責めにしていて


後ろの気配には全く気が付かなかった……………





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