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あらゆる樹々が萌え、生命が活力に満ち溢れたその時代。

あらゆる生命が活力に満ち溢れ、燃えていた時代があった。


俺は今、その時代にいた。


俺の背にはバカでかい大剣が一振り、腰には革のバッグ、全身にはとある魔獣を狩り、手に入れた鎧を纏っている。


眼前には命を狩り、世界に覇を唱える存在が一体。


龍~ドラゴン~


亜龍や飛竜、竜や古竜ではない。

本物の龍だ。神と称えられることもあれば災厄の化身として忌み嫌われるそれは俺をじっと見ている。


ただ、見られているだけだというのに震えが止まらない。

体が理解しているのだ。遺伝子が全力で訴えてくる。


逃げろ、と。


その声に反して体は動かない。もう一方で訴えてくる声が心の底にあるマグマのような情熱を押し上げてくる。


挑むのだ。命あるかぎり闘え。と。


マグマはやがて喉元までせり上がり、俺と龍は雄たけびをあげた。


走馬灯だろうか。今までの記憶が激しい流れの中で後ろに流されていき、俺は踏み出し、走り始めた。


迂遠な自殺に近い突撃をしながら、俺の心はマグマのように燃えたぎり、生命のように萌えていた。


・・・・さ、さすがに元ネタに近すぎるか・・・。

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