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なろうの片隅で能書きを垂れる

なろうテンプレと僕のゲーム歴

テンプレを書くのが簡単じゃない人がこの世にはいる、ちょうどここに。

僕はテンプレにいまいち乗れない大きな理由がある、主人公に自分を投影できないからだ。


異世界で最強になろうとそれは「主人公(知らないあいつ)」の手柄だし、どんなにモテようと僕には何の関係もない。


これについては視点である主人公、及びそれを用意した作者側には大きな落ち度は無い、僕が一人称視点で楽しむ媒体にあまり触れてこなかった事にあると考えている。


まず僕はドラクエやFFといったJRPG、その大きな知名度故に知ってこそいるが一切プレイした経験がない、大手で触った事があるのはポケモンだけだ。


何方かと言えば僕が多く触ったのはRPGよりもアクションゲームである、ロックマンX、ソニック、デビルメイクライetc……


これが何に関係あるかというと、この手のアクションゲームの主人公はRPGのそれと違って明確にキャラクターが確立されている事が多い。


これがどう言う事かというと、僕とゲームの主人公ははっきり別人という線引きが成されていたケースが多いということだ。


ゲーム機を握るプレイヤーこそ僕であるが、そのゲームの中での活躍は別に僕の活躍ではない、(それができるほどの腕前もないが)僕がどんなスーパープレイをしようと、クールなメインテーマをバックにアークの衝突を食い止めたのは僕ではなくソニックやシャドウだし、何度もしつこいハゲを退けたのはエックスかゼロである。


少なくともソニックシリーズははっきりそうだと言える、何故なら最新作のソニックフォースにはプレイヤーの分身になるキャラクターを新たに作るシステムがあるのだ、ソニックと我々プレイヤーが同一の存在というのなら、このようなシステムは実現しなかっただろう。


ポケモンや前述のソニックフォースにしても、アバターの用途は自分自身というより見て楽しいキャラを作るためだ、故に僕が作るこの手のキャラは僕とは似ても似つかぬ異性だ。




ここまでなら単なる若きベテランレトロゲーマー()アピールにしかならないだろうが、これで困った所がある。


いざなろうのテンプレに挑戦してみようとしても、まず主人公の形成段階で躓く。


これがもしゲームのシナリオであったならそういうものだと割り切れただろうし、実際に会話において選択肢を設ける事でキャラクターの確立をプレイヤーに委ねるも可能だっただろう。


だが小説という媒体は感想などで多少考えが変わることはあれども基本的に僕が主導権を握っている、故に僕がかっこいい、またはかわいいと思うキャラを……となるとテンプレからの脱線が始まるのだ。


僕がかっこいいと思うキャラは最強ではある(ただし同等以上の実力のライバルは存在する)がハーレムは断じて持たせないし、僕がかわいいと思うキャラは安易に主人公になびくような奴じゃない。


なかなか特定のキャラクターと幸福を共有することができずにいる状態、恐らく今後の僕に可能なのはテンプレを諦めるか、テンプレを楽しむ心理を研究することだと考えている。


お恥ずかしながら僕はかまってちゃんの気があるので後者を取るつもりだが、それはそれでどうしたものかと思いながら、僕は「のうきん」や「スライム倒して」を手に取る事から始めた……

研究に読む物ってこれでいいのかな?

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