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それでいいのか異世界転移?!(仮)  作者: 小型漂流者D
第2章 北の大陸(珍道中開始)
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7 海賊(仮)との遭遇①クロエ初陣

 読者の皆様更新遅れてすいませんでした(_ _)……実は最近PCの調子が…そして、データが消えてしまったので書き直していました。


 結果、もしかしたら”この設定……”と言う事も有ると思いますので、ご指摘頂けたら幸いです。


 それでは本編をどぞ!

……………………(クロエ)……………………


「契約終わった。」


「……しかし遥殿、何故?」


「ん?その方がいいと思ったからだよ?」


 ………我が主は無茶を言う。


 まさか“龍神”の眷属にされるとは……ま、確かに“一臣下”としては喜ばしいことだが…ハードルが………


 滅茶苦茶期待されているのは嬉しいが…俺はそこまで強くは……


「ああ、強さに関して気にしているんだとしたら、これから強く“する”から大丈夫だ。心配不要。」


 そして、攻城魔法級の発言が投下された。


「そうだな……“ここ”から突き落とされても、鼻歌まじりに空中歩行した後地面に着地出来る様になるのが今の“最低限”かな……」


 ………いやいやいや。無理だから。


「あ、でもまずは水場での戦いは……まあプロだから大丈夫か?今回も希望が有ればここをマルッと“水場”に出来たんだが…」


「いや、その必要は無い。普段は“陸地”で戦うのだから、そう言う場面でもある程度の敵へ対応出来なくてはならないからな…たしかに水が多い方が若干有利だが。」


 俺達“ケルピー”の攻撃は純粋な身体能力以外だと、魔法・魔術と“水”だからな。


「…ま、それは今度やるとして…一旦船に戻ろう。“お客様”みたいだ。」


「!!?」


「そいつを退場させて、その後お前の妻探しする。いいな?」


「御意。」


 俺達は即行で生活空間を後にした。


……………………(鬼灯遥)……………………


 船に戻ると……船の“結界”にぶつかって見事に墜落して行く汚らしい野郎共がいた。


「た、助け……ギャァ〜」


 よく見て見ると……そいつら近くに海賊旗の有る“難破船”とそれに絡み付く“ダイオウイカ?”がいた。


 ……成る程、逃げて来たのか。


 そして、どうやってかしらないが、集団の“ボス”らしい奴が何故か俺の“船”に乗っていた…兎によって縄に締められ蜥蜴に刀で脅される無精髭が目立つ太鼓腹の中年男……何と言うか見苦しい。


 俺が近付くと同時に、兎と蜥蜴は


「ヒィ…いえ、すいません。不法侵入は御許し下さい、緊急事態なので………俺はどうなってもいいのでクルーを助けてやって下さい。」


 その言葉を何度も繰り返した……魂の色自体は悪くない…見た目はテンプレの小悪党そのものだが………


「あのイカをどうにかすればいいのか?」


「あ、は、ハイ。」


「……後で結界を抜けた方法等についても“詳しく”話してもらうが、今は落ちた奴等含めて助けてやる。…クロエ、デカ物は早速任せた。」


「御意。」


 俺がクロエに任せて去ろうとしたら、心配そうに


「あ、アレを兄ちゃんが1人で倒せるのか?」


と、テンプレ海賊(仮)が発言した。…意外と心配性か?


 クロエは表情を変えず


「それでは行って参ります、主殿。」


と、騎士の礼を俺に取ると同時に船の“結界”を抜けた。そして、本来の獣形態+俺の眷属になって新たに追加された銀色の“翼”を使って空を駆けて行った。


「……ペガサス?!でも絶滅種…」


 驚いて唖然とした表情で呟く海賊(仮)


「違う。……ケルピーだ、体色が黒で羽が銀だろう?」


 見かねて俺が答えると、釈然としない表情をしながら頷いた。


 さて、俺も“救助活動”に向かうか。つか、あんまりうかうかしていられないんだよな……地上にクレーターを作る前…いや、それ以前に大気の圧力と惑星の引力に押し潰される前に何とか引き上げねば………


…………………(クロエ)…………………


 主からの初任務。騎士として遥殿に仕えている今、敵対するものは確実かつ即行で排除して御覧に入れよう。


 それにしても……種族に“龍”が加わるだけでこれ程の恩恵が有るとは………


 新たに“空”を駆ける異能を得た。”翼馬”が唯一持っていた”憧れ”の能力だ。


 我々“馬型”の魔獣が総じて憧れ、畏れ、そして指標とする種族。それが“翼馬”と呼ばれる連中だ。


 大概純白の羽と毛並みを持っており、時折金色の翼を持つ固体も居ると言われていた。種族的に見ても“空を駆ける”特徴以外に神力が使える“魔獣”とても知られていた。気性は温厚だが、敵対すると豹変するらしい。


 全て過去形になっているのは……現在では確認出来ていないからだ。


 ある時を境に“光の教会”が出来、“ニンゲン”に“天魔”と呼ばれる種族はその“血液”を狙われるようになった。何でも、“神の使い”とやらの血を啜れば“不老長寿”になれるそうだ。


 ………下らない。


 そこで真っ先に狙われたのが“翼兎”と“翼鼠”。そして羽を持つ“弱小種”が絶滅すると……“翼馬”が狙われる様になった。


 今では種族間の“記録”にしか存在しない、俺達の憧れ。


 …俺はその種族に近付いた様だ……もっとも体色も翼の種類も違うが。


 彼らは“鳥”の様な翼なのに対して、俺は“龍”の翼。


 西洋竜とはまた違う“龍翼”…蝙蝠の翼みたいな素材だが、何故かあの“かぎ爪”は無く、禍々しさも無い。


 まるで鳥の骨へ羽の代わりに“銀”の皮膚が張った様な翼。


 太陽に反射すると美しい輝きを見せるこの翼……俺は気に入った。増々主殿に感謝である。この上俺の妻まで探してくれると来た。


 さて、色々と考えていたら雑魚イカの真上に来ていた。今回俺はコイツの息を止めたら“奇麗”な状態で持ち帰るつもりだ。


 そうすれば、遥曰く“イカソウメン”なるものが喰えるらしい。


 最初は“若輩者の癖に”と腹立たしかったが、確かに遥殿の手がけた料理は美味い………料理長には悪いが、遥殿の方が“格上”だ。


 そして、その料理は遥殿の故郷“チキュウ”の“ニホン”と言う場所で食べられていると。


 他にも煮物やパスタでもイカは余す事無く使える、と本人が嬉しげに話していた……料理長が涙目に


「俺要らない子……」


と、壁際で沈んでいたのは余談だが。


 さてと。


「…悪いが、主殿の糧になってもらう。」


 口上を述べると、取り着いていた船を離して俺の方を向いた。表情は分からないが、明なかに俺を“捕食対象”と捕らえたと言う事は分かる…触手がこちらを向いていた。


 ……無礼者。”身の程”をわきまえろ。


 俺は“獣”の姿のまま、奴の体内の“ケッカン”と呼ばれる血が流れていると言う場所を標的に水流を少し弄ってやった。


 すると、あっさり勝負は決まった。


 ……………やはり見かけ倒しだったか。


 もう少し抵抗すると思ったが、これ程“弱い”とは…遥殿の試合が濃かったが為に、より一層そう感じてしまった。


 さてと、落下する前に持ち帰るとするか………


………………(鬼灯遥)…………………


俺「お〜い、生きているか〜……」


盗賊連中?『………………』


 …一応全員助けてやったんだが、何故か反応が薄い……ま、まあでもさっきまで“恐怖体験”していたわけだからな(震える声)。俺が悪い訳ではない…はず。


 うん。俺は一切悪くない。


 ……実は彼ら後もう少しで気体の“摩擦”で全身火傷を負う所だった。人命が掛かっていたので俺も本気を出して“龍”の姿で全員背に乗せたのだった。


 そして現在移動中……背中に乗っている全裸のむさい野郎共がやけに静かなので(全員起きている)、気になって声をかけたのだが…何故か全員恐慌状態に陥っていた。


 ……解せない。


 そして俺は船に戻ったら、今度は“頭”らしい奴に


「りゅ、龍?!!!?!!」


と、滅茶苦茶驚かれた……人間形態に戻った途端何故か全員に気絶された………


 何故だ?


 兎や蜥蜴、後巨大イカを雲使って持って来た馬。彼らから何故か生暖かい視線を貰ったのだが………


 本当に意味が分からん。


 次回も宜しく御願い致します。

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