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それでいいのか異世界転移?!(仮)  作者: 小型漂流者D
第2章 北の大陸(珍道中開始)
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5 クロエとの約束③管理人達のモニター観戦⑴

 読者の皆様大変お待たせ致しました。さて、今回本当は”戦闘”入るはずだったのに……”管理人”の暴走で、こうなりました。次回こそ……


 それでは本編をどぞ!

『礼』


 それは、様々な行事のなかで規定されている動作や言行、服装や道具などの総称の事。春秋戦国時代、儒家によって観念的な意味が付与され、人間関係を円滑にすすめ社会秩序を維持するための道徳的な規範をも意味するようになった。(出典:Wikipedia)


 同時に、“試合”を行う上で“地球”に有る大概の競技では、相手に対して“敬意を払う”と言う意味合いで必ず行われているもの。


 ……そして“世界”は違うが、“ここ”にも試合をする時必ず行う儀式が有る。


 日本でも過去、“戦”等で必ず行われていた事……“口上を述べる”事である。


 それを今、“付け刃”で俺は行っている。


「……と言う事を誓い、正々堂々と勝負を行う事をここで宣言する。」


 ……内容はかなり雑で、恥ずかしいのでカット…今日は一応“身内”と言う事も有り、更に俺がこの世界の“常識”に疎いと言う事情を相手も承知していたからよかったものの……


 “身分”や“気位”の高い相手だと、問答無用で“無礼伐”される事も有るらしい。


 ………そう言えば魔大陸でピータと試合をした時にはそんな事は言われなかったが…もしや“大陸別”で変わるとか、そう言う事か?


 まあいいや。


 さて。“試合”に入る前に少しだけ“俺”に掛かった制限を説明しよう。


 まずは“攻撃手段”の制限について。


 基本的に俺が今回使う手段は“合気”と“剣術”のみ。それも、剣術については一応“刀術”のみという制限を掛けた。


 理由?何でもありだったら、瞬殺してしまうからだ。


 以前の状態だったらいざ知らず、今現在は魔大陸で向かって来た魔獣の命を片端から狩って行っていたのだ。その結果、俺は素の身体能力全般が高くなった。いや、“なり過ぎ”た。


 その辺りはレベル依存以外にも理由があるらしいが……今度ステータスを開示すれば、納得はするだろうが………でも残念ながら、今何故か自分対象に“見破る”が出来なくなっている。


 その為、一度“大陸”に渡って“ステータス解析水晶”と呼ばれる特殊器具を飼う必要が出ているが……


 話しが脱線したが、そんな理由から今は殆どの所持能力を一時的に使わない様にしている…“自動防御”は“適応”が仕事をしてくれたお陰で封印出来る機能が新たに追加されていた。


 そんなこんなで、全力は出せないが“フェア”な試合にはなりそうだ。


 そしてもう1つ、相手に“先制攻撃”を譲る事を約束した。


 その“一撃”のみ、俺は絶対に防がないし正面から受けるので、“試合”に勝つのならば多分最初で最後のチャンスになるだろう。


 ………実は、コレが一番楽しみだったりする。


 理由だが、その“一撃”でクロエの実力を知る事が出来るからだ…恐らくその攻撃に一番力を込めるだろうからな。


 まあ後は今回“魔法・魔術”を互いに使わないと言った所か?互いに今は“怪我”する訳にも行かないのでそこは素の武力のみで行う事になったのだった。


 さて、そんな風に回想していたら(誰に対してだよ…)互いに所定の位置へ着いていた。


 ……到頭試合開始か。


………………(管理人)…………………


 俺は同僚に勧められるままに、モニター室に来ていた。


 奴曰く、これから行われる試合は“見応えが有るだろ”との事。……そいつの“勘”はいつも当たるから、正直凄く楽しみだ。


 ちなみに“他の”連中も集まって来ており、現在どちらが勝つか“賭け事”をしていた。


 …これはあくまで“ケルピー”へ“半龍神”が与えた試練と変わりない訳だから結果は分かり切っているのに………


 その中に、友人の“フランク”が居た……こう言った所謂”お遊び”には普段参加しないはずだから、珍しい事も有ったものだ。


 そして、俺を見つけると近寄って来た。


「……ギンコもやっぱり来ていたのですね。」


 呆れた様な表情をしながら俺を見ているフランク。


「勿論!ただ、こんな“結果”が見えている試合に賭け何かしないが……まさか“お前”がやるとは……。」


 うん。周囲も若干引いていたよ……まさかあんな“鬼気迫る勢い”で賭券を50枚も確保していたからな……お前ってそんなキャラじゃ無かったよな?


 そんな俺に、苦笑しながら答えた。


「まあそう思うでしょうね、“普段”を知っている方は。

 ですが、彼何ですよ………私が面倒見た人って。」


 ……ああ、この前興奮した様子で語ってくれた“奴”か。確かあの“呪いシリーズ”全員と契約結んだって強者か…確かにそれなら…


「………へ〜…成る程。それならまあ、納得だな。確か奴は———様にも注目されていたよな?」


 それもかなり“珍事”だったので、未だに話題に上がっている。


「はい……そのお陰で移転先がハードモード一歩手前になったのですがね………」


「ああ…あれはまあ。」


 魔大陸“最強種”の魔物の頭上に誤って“転送”したらしいからな……座標軸ずれ過ぎだろ!つか、前から思っていたけど———様ってどう考えても重度な機械音痴だろ?


 なのに、何で転送権持っているんだ?!


 ……まあいいや。


「でも結果的に見れば、コイツは得したよな?」


 結局“お詫び”に最強能力2つを得た上、最強種の素材と大量の経験値を得たからな……命懸けの博打で“大儲け”した様なものだから、割には合わないだろうが。


「ええ。きっとそう言う運命だったのでしょうね…彼ならこれから色々世界を引っ掻き回してくれそうで楽しみです。」


 ……悪戯をする子供の様な笑みを浮かべるフランク…幼少期以来か?


「そうだな……っと。試合、始まりそうだな。」


「そうですね。楽しみです。」


 そしてモニターに2人の様子が映し出された。


 次回も宜しく御願い致します。

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