33 シエルと魔女と②
読者の皆様どもこんばんわ。
さて、休日疲れ(*遊び以外の理由から、全然休めなかった結果(泣))で若干変なテンションで作った結果……今回は基本ギャグ回です。何と言いますか、”何故にこうなった?!”感が………
それでは本編をどぞ!
「「昨日はお楽しみでしたね。」」
にやけ顔を彷彿とさせる様な声で骨とAIが言った。
………前から思っていたけどグラン、お前…染まり過ぎだろ!?マジでどんだけサブカルチャーに手出しした?!…本棚に置いてある漫画の位置が微妙に変わっていたからばれているんだけどね。(*CKMは御丁寧に、家の“本”まで再現してくれた様です)
俺は迷わずアイアンクローを骨にかました。
「イタイイタイ、壊れる、辞めろ!!ギブギブ!!!」
……前から不思議に思っていたが、“骸骨”なのに痛覚有るんだな…肉体的リミッターが色々皆無で100以上の力を出せるのがアンデッドの強みなのに………
「な、何だよ、何で俺をそんな“憐れなモノ”を見る様な目で皆見るんだよ?」
『……何となく?』
「フガッ?」「グオ?」
骨:「………最近皆がいじめる…」
遥:「違うよ、“親しみを持って”遊んでいるだけだよ?なあ?」
兎:「ああ、そうだな。俺の筋肉もそう言っている。」
骨:「いや、意味分かんないから!つか、俺“で”遊んでいるんだろう?」
熊:「フガッ(あ〜…やっぱり分かるんだ。)」
侍:「グゲゲ(我が輩もその事に驚いた。貴様の様な者もそれくらいは分かるのだな。)」
遥:「……違うよ〜………………多分?」
骨:「なあ、その間は何だよ?!しかも完全に否定していないだろう!!そこはちゃんと否定してくれよ!」
兎:「……フッ…………(モリッ)」
骨:「おい、今俺の事を笑っただろう?!それも何か馬鹿にして様な笑い方だったな!!つか、何筋肉アピールしているんだよ!!流れ的に関係ないだろう?!」
侍:「……グゴァ〜(……足掻くのは無駄でござる。只見苦しいだけでござるから、辞めるべき。)」
熊:「フンガ(ぼくも同意。あきらめたほうがいいこともあるよ。しょうがないよ、弱肉強食だからね。)」
骨:「〜〜〜〜〜〜!!」←声にならない声を上げて走って行く所。
レ:「ち、ちょっと!!た、確かに否定は出来ないけどさ、言い過ぎでしょう!!」
遥:「…いや、別に俺達殆ど何も言ってなくねぇか?」
兎:「だよなぁ〜…何にそんなショック受けたんだろう?」
熊&侍:「グオ(右に同じ)」
兎:「以下同文。」
遥:「生徒代表鬼灯はる…」
レ:「って、何皆でぼけてんのよ?!て言うか、何でそんなに息ぴったりなの?!!まだ数日しか一緒に過ごしていないのにコレって…!?!と言うか、その前に何でそんなネタ知っているの?!!」
全員:『何となく?』
レ:「ッ………!!?!??!!?!」
ここでレティシアーノちゃん退散。…何かモニター越しの彼女の姿が微妙にブレていたのは気のせいか?
まあいいや。
「それで、ここでの生活はどうだ?…とは言ってもまだ2日目か。」
「ここは何と言うか……随分快適だな。」
相変わらず上腕二頭筋をアピールするポーズを取る兎……本当は職業探検家では無くボディービルダーじゃないのか?
「グオ(拙者も道場と武器庫に感激したで御座る!)」
前の武器が壊れてしまったので、貸し出している竹刀を振り舞わす蜥蜴。
……何故か鉢巻きと俺の学ランを気に入って身につけている…それも着崩した状態で……顔が蜥蜴で目が鋭いので、余計に迫力が有って何と言うか………これで煙草加えてヤンキー座りして眼飛ばしたら、完全無欠な不良だな。
……うん、今の状態でも十分不良に見える…髪型以外。
「フガ(ぼくもたべものたくさんたべた!ここひろくてあんぜん!!)」
……蜂蜜の瓶の遺骸が大量に有ったと思ったら、お前か〜!!!!!!!…まあいいんだけどね。
「そうかそうか。満足そうで良かった。」
それに皆がこうして“ここ”で共同生活する事に正直不安な所があったからな……今まで解放感と危険溢れる自然界にいたヤツが、いきなり安全だが密閉した空間に入れられた場合に感じるストレスとか。
うん、閉塞感は一切感じなかったみたいで良かった。少しだけポイント使って“生活空間”のレベルを上げた介が有った。現在はLv.8である。
まあだから現時点での、この空間の面積は大体2,000平方km程……沖縄県の面積と同じ位だろうか?
最悪もっと広くも出来るが、今は敢えてこれくらいにしている。…まあ色々計画しているんでな。
色々考え込んでいると、ピータが口を開いた。
「ただそうだな…女性関係は早めに修復しておけ。」
……俺の知らない所で何か有ったって事は確定の様だな。さて、何が有ったのか詳しく聞こうか…本人に聞くと、どうしてもガチな“主観”になるからな…対策立てようが無い。
「…ああその件何だけど、ちょっと聞きたい事が有る。」
「もしかして……(バツバツマルマル)…か」
………成る程ね。だから“あんな”様子だったんだ。
「そうか…やっぱり様子が可笑しいと思っていたら……俺のせいだな………。」
うん、俺は“薬剤”とか効かないけど、それ程“逼迫した”状況だと思った上で、リサラ本人を“可愛らしい”と思ったから気を抜いて手出ししたんだ。…だけど、そのせいで2人が不幸になるのだったら………
……正直恋愛初心者の俺にはハードルの高い話しだ。今まで浮いた話しとか皆無だったのに……どうした物か…
色々悩んでいると、ピータがフォローを入れようとした。
「だがその件については仕方が…」
まあそれもそうだ…と言いたい所だが……
「いや、俺は“分かっていて”その決断をしたからな。…まあでもありがとう。ちょっと2人と“話し”するわ。」
「そうか…あんまり責めてやるな。」
「別に責めるためにする訳ではないから。その辺りは安心してもいいと思う。」
うん。悪いのは全部俺だからな。……世界で“重婚”を保てるヤツってある意味凄いな………どうやってそう言った“争い”を平定しているのか正直教えを請いたい。
……さて、シエルを起こしたら“3人”で話すか。
俺の勝手な願いだが、別に俺を悪者にする事は気にしないから、頼むから啀み合わないで欲しい。
…………………(リシアーヌ)………………………
遥が居ない事を確認して、“2人”の寝室に入った。昨日の事、ちゃんと謝らないと。
でもそこで私を待ち受けていたのは、ただショックな事実だった。
ベッドサイドへ行くと、シエルちゃんがまだ寝ていた。そして私が近付いた瞬間目をぱっちりと開けた。
「あ、おはよう。」
「……おはよう御座います。」
…何だか拍子抜けした。もっと恨まれていると思ったのに。それなのに……何でそんな機嫌がいいの?
「…ねえ、その……」
「あのね、ボク、遥に“契約”してもらえたよ!」
…………え……それって………………
「…どう言う事?」
「ほら!!」
そう言われて彼女の背中へ目を向けると……
「……うそ…でしょ?」
そこには、遥同様立派な“銀龍”の姿が有った。更に、植物?の紋章が描かれていた。
更に、よくよく魔力の波動等を感じてみれば……これは龍?
「…貴方、龍になったの?」
「半分ね。遥やリシアーヌとお揃いなの!」
……目の前が真っ暗になる感じがした。
骨とレティちゃんのお陰で遥もやっと本来の”ボケ役”に回れますww後、多分気になったのともうので一応。鬼灯家の家紋は”橘”です。”橘=トキジクの実”からそう決めました。
それでは次回も宜しく御願い致します。




