30 孤高な魔女④
ども、読者の皆様こんばんわ。何とか更新出来ましたが……明日は雲行きが……すいません。
それでは本編をどぞ!
(黒)
ええ〜!!!!?!!!だってあの、嫌われ者の“耐性”スキルでしょう?!!!?!?!
あれって取る時に、確か相当な苦痛をひたすら耐える………と言う話を何処かで聞いた事が有る。
そしてそれがカンスト状態って……どれだけの“苦痛”を耐えたって言うの?それも修業で…既に修業の域越えているわよ!!!
「でもどうやって?!」
「まあ……俺って武系の家出身でね。特殊な鍛錬をしながら育ったんだよ。まあその効果かな?」
……………信じられない。“鍛錬”でそんな事になる???
うん、きっとこの人だけだ。これはレアケースってだけよね。うん、そう言う事にしておこう。
……………………(end)…………………………
うん、でもあそこまで凄い成果が出ている事は、流石に予想外だった。……俺、今まで良く生きていたな。
毒とか悪意も、普段から“散々”晒されていれば、やっぱり耐性付くのは自然かな?
……既にテトラドトキシン(河豚の肝)を食べても“少し痺れるわ〜”と思うだけになったし、青酸カリ(杏仁を少し濃くして)試したけど“ちょっと息苦しいな〜”程度で済んだからな……
よくよく考えてみたら、俺って結構人間辞めていたんだなぁ〜(遠い目)……まあ親父程では無いし、いいか。
そして顔を上げると黒が相変わらず放心していた。
「ま、まあだから、多分呪いは跳ね返せると思うよ……暫く耐えられるからね。」
そう、それに俺には“絶対防御”と言うチートスキルが有るので、多分“呪い”が無効化される。
うん、CKMに感謝だな。
「……それと、言いづらいんだけど、私と……契約して欲しいの。」
「従魔契約……では無いな。」
「うん。だけどね、呪いを無効化する“唯一”の方法なの。」
神妙な声だが、妙に上ずっている。……そんな困った契約方法なのか?
「……イヤなら別の方法考えるけど?」
……最悪俺の“眷属”にする事も出来るからな。…ただ、まだどんな“体調変化”が起きるか分からないので、リスクは有るが。
「それがね……その…物凄く言い辛い…と言うか、恥ずかしいんだけど………男女がその、ベッドで情交を結べば成立するの…だから、無理強いはしない。」
彼女はその後、“契約”のリスクについても語ってくれた。…俺は彼女の“覚悟”を聞いて、決心した。
「ちょとだけ仲間の一人と話して良いか?そいつは俺に取っての“特別”でな……」
「いいよ。当然の事です。」
シエルに確認を取った。すると……
「う〜ん、いいよ!きっと今までとっても苦しかったと思うから、遥は癒してあげて。だけど…ボクの事も忘れないで。」
「ッ……帰ったら一緒に寝よう!」
「うん♪待っているね!」
………早速俺は浮気をする事になった。
だけどその前に……
「なあ、流石に顔、見せてくれないか?」
「え?でも……」
「ハァ〜…その程度のリスクは別にいいよ。ただな、顔も知らない相手とそんな関係にはなりたく無いんだよ。それだけ。」
だって相手の表情が見られないだろう?
「…確かにそれもそうか……だけど、覚悟しておいて。」
そう言いながら、黒いローブはばさりと音を立てて地面に落ちた。現れたのは……爆乳体型の美人だった。
………彼女の琥珀色の大きめな瞳が俺を写していた。髪は燃える様な赤橙色で、唇はほんのり淡いピンク……少しだけ青白いが。肌も紙の様に白く、少し人形の様な印象を与える。
顔の造形も精巧な造りをしていた。目鼻立ちは勿論の事。睫毛が長く、眉毛の位置も均等で……ある意味完璧過ぎて、少し怖い感じがした。
だけど…焼印が邪魔だな。
まあそんな印象を受けたが…彼女の緊張した様な…そんな表情が、何とも可愛らしく思えた。
話を聞いた所、大体俺の人生の数百倍は生きていると思う=物凄く年上なはず。だけど、これほど初心な反応は……早速中々見られないのでは?
そうだな……“深窓な令嬢”みたいだと言えば、分かるだろうか?
話していて結構気さくだと思ったが、今は何だか印象が変わった。そして思わず
「可愛い…」
と呟いていた。彼女は頬を一気に染めると、伏し目勝ちに
「……そんなにじっと見ないで…下さい。」
と、緊張気味に言った。
そこで、俺の理性はプッツンと切れた。
次回も宜しく御願い致します。




