23 熊(犬)、来たる①
ども、読者の皆様こんばんわ。さて、今回はいよいよ”3体目”が登場します!
それでは本編をどぞ!
さてと、一体何が……
「って、ぶつかるからお前ら避けろ!!…遅かったか。」
…何か黒い物体が飛んで来た。そしてそのまま俺に向かってゴールイ…
「させるか!オルラ!!」
相手の落下時のエネルギーをそのまま使って……地面に埋めてやった。
………合気、超ベンリ。
黒い物体は小刻みに震えた後、ムクリと起き上がるなり再びこっちに突進して来た。当然避けた上で、鳩尾に1発……衝撃波を浴びせた。
仕様がないじゃん、俺以上の巨体だし。それに得体が知れないじゃん?Gだったらどうするよ?
と言いつつ、実は正体知っています。正解はコチラ↓
玄月光熊:魔獣の一種。地球に存在する“ツキノワグマ”に容姿・攻撃性は酷似しているが、此方は“イヌ科”に近い種族である。その為非常に群れを大事にする傾向が有り、一度“仲間”認定した相手は自分の身が削れようが守り通す習性が有る。なお、“強者”として認めた相手を群れの“長”と認めて懐く習性も有るので、実力の有る“従魔契約”の上級者は、良く契約対象にする。種族固有の能力は全身の強化、夜目等の肉体強化系の他に、“月系統”に属するとされている魔法・魔術(水、闇、光)が使えるとされている。但し、中には青緑色の“三日月”が有る固体は“森系統”に属する魔法・魔術(土・風・木)が使える他に、精霊魔法(森)を使えると言う。
何気にハイスペックだな!そしてコイツは………壮絶な過去を持っていた様だ。
『(説明の続き)この固体は群れを襲われる等の理由で失い、自力でこの森で生き残った。つまり、群れ最後の生き残りと言えよう。独り暮らしが長かったが、最近群れに似た“強者”の気配を感じ取った。その為近寄って見た。そしたら相手に“群れの長”としての資質を感じ取り、“契約”しようかと話していたので乱入した。』
……“見破る”先生。パネエ。
『それほどでも///』
…………(なにげにスルーする遥。)……さ、さてと。それなら
「おい熊五郎。」
「グゥン?」
「そうだ、お前だ。まずは“実力”を示してくれ。それから“契約”については考える。つか、その方が“お前”も納得するだろう?」
「グゥー……グオン!」
………すげー。何気に会話成立しちゃったわ…
『それは“遥”が多種族の血筋を持っているので“適応”が働き、多種族間で会話が成立する様に言語中枢が発達した為。余談だが、実は“グランドール”も“ピータ”も全然違う言語を話している。』
おおう、今日は“見破る”師匠は積極的だな!まあ助かるが。
……つか、2人の言語の違いに今まで気付けなかった俺って…本当に“言語中枢”発達したのか?
まあ良いやどうでも。要は通じれば良いってだけだし、言語何て。
「じゃあ一旦移動するか。ピータ、契約の件は悪いが後で良いか?」
「んなもの別に急いでねぇからそっち優先してやれ。いいな?」
「了解。」
コイツも“筋肉アピールする兎”と言うイロモノでなければ超良い奴何だが……ハァ〜
………………………………………………
さて、どんな勝負をしようかな…………
「フガ!(相撲しようぜ!兄貴)」
「いや、何故に兄貴……」
…思わず突っ込んでいた。
「フガガ!!(見た瞬間に決定したんだ、兄貴は兄貴って!!)」
まあでも“相撲”か。良いかも知れないな。…つか、この展開って何処かで……
「金、金八……金…出て来ねぇ〜…」
ああ気色悪い。…ともかくアレだ、あのおかっぱ頭の“力”の文字入りの紅い何かを着ている奴だ。
(*“金太郎”という昔話です)
「ま、まあいいや。さて、じゃあ一丁やりますかね?」
「グオン!」
こうして相撲をする事になった……異世界にも“相撲”って有るんだな〜…日本の文化スゲー……ハハハ。
どうせ“元日本人”の仕業だろうな。
……これでスポ根モノのアニメや漫画文化が流行っていたら…いや、もう考えるのは止そう。キリないし。
それよりも、だ……
「なあ、土俵どうするよ?」
「グ、グオン…(あ、忘れていた……)」
……相撲って土俵内と出来ないんじゃないの?
仕様がないから作るか。
………………………………………………………
結局土俵作成に時間を取られ、試合は明日行う事になった。
何と言うか……本末転倒だな。
何か途中から“円がどうの”やの“土質がどうの”やの言っていたら、凝りまくって……結局TVで見た様な奴が出来ていた。
一回だけしか使わないのになぁ〜
……まあでも熊五郎(仮)が嬉しそうにしているし良いや。
……………………(???)……………………………
……来ない…遅い。
つか、我が輩忘れられている?!
ハックション!!!ブルリ(悪寒)
……今日も帰るか。
…………………(end)……………………
次回も宜しく御願い致します。




