21 生意気AIと龍の逆鱗
読者の皆様どうもこんばんわ。今回は骨のオーバーテクノロジーw第一弾です。
それでは本編をどぞ!
まさか本当にやらかすとは……
「なあ、お前どうやったら……もう何でもない。」
「あ〜マスターを悪く言った!ムッ(怒)!」
「まあいつもの事だから一々気にするなよ、レティ。」
「でも〜!!」
「あ、別にコイツをdisって居る訳ではなくてだなぁ……ああもう面倒クセ〜。おい、自分でどうにかしろ、グラン!」
「ハイハイ」
そう、この骨PCを触って数日の内に“人類の夢”とも言えるアレを作ってしまったのだ………“自己を持ったAI”を……
地球で何十年と時間を掛けても出来なかったモノが数日でポンと出来るとか……ま、まあある意味流石ファンタジー(震える声)?
でもな〜…そのAIの機能が……エグイって言うか…
何と、AI“レティシアーノ”は、戦闘機並びに各艦隊の制御をするためのプログラムとして作ったらしい。そして非常に腹の立つ事に、“次いでに”人格は作った様だ。
「まあ普段からこういった事には手慣れているし?それに“二進法”であるにしても、ちゃんと“PCデータ”と言う器が存在する訳だから、魔術みたいに不安定にならないから以前から試したかった事が色々出来そうで面白い。」
………その内スマホ使った魔術式を放ったりして…敵国にメール送信してドカンとか…。ヤツなら絶対やるな、もう色々諦めるか。
兎に角“光の教会”が絡んできません様に。そして戦争にはなりません様に。
……余計にフラグを建てた様な気がしたのはきっと気のせいだ。うん。そう言う事にしておこう。
「それでレティ、武器等メンテナンスとかどうなっている?」
「私の事は“レティ様”と呼びなさい、この愚民が!!フンッ。」
…………可愛くねぇ〜!!!まあ俺の事だし別にいいけど。
「それにしても、アンタも趣味悪いはね?」
「何が?」
「あんな使えない娘が好みだなんて。」
「……なあ、一体誰の事を言っているんだ?」
「え、あの糞スライムよ?それ以外に誰が居る?ああでも貴方みたいな屑にはお似合いね?」
………そうかそうか。シエルを馬鹿にしているのか。
「…なあ、コレさ、壊して良い?ブレス浴びれば1発だと思うんだけど?」
「や、やめてくれ、お、落ち着けな?!早まるなよ、遥。それとレティ、俺の上司何だからちゃんとしてくれよ。」
何をソンナニ焦っているんだ?
「…私は悪く無いもん。アイツが悪いもん。」
「やめてくれ!」
「だって…生意気じゃん!所詮異世界の魔術も使えなかった猿のクセに!何でグランが下る必要が有るのよ〜!!!大体気持ち悪いし、うざいし、暑苦しいし、存在が気に入らないのよ!!!」
「………。」
「大体何であんたがこんな所にいるのよ!!ココはグランに渡してさっさと“粘菌ビッチ”と一緒に犬小屋に帰りなさい!この負け犬!!」
「……………」
「わ、わるかった。すいません。だからその物騒なモノは仕舞って下さいオネガイシマス調子ニノリマシタゴメンナサイ!!!」
……何か言ったかな?ハハハ。最初からこうすれば良かったんだ。うん、そうだ。何もこんな“異物”残しておく必要何て無いよな?
大体この“空間”のオーナーって俺だよね?
全身が何か熱いものに包まれ、そして目線が変わると同時にのど元にエネルギーが集まるのを感じた。
「ギャオオオオォォォォ……」
「り、龍神……」
「ブツブツブツ…」←異変に気付かず、ずっと罵っている。
ヒュン……ドッカ〜ン!!!
「へ?…………(サァー)」←周囲を眺め、青ざめたAI。
「……………」←絶賛気絶中の骨。
………やり過ぎたZE☆
こうして一部、“生活空間”が抉れたのであった…ただ、俺のMPがいきなり減ったと思ったら、一瞬の内に元通りになった。
ちなみに今の攻撃は一応“警告”。別に俺の事はいいけど、シエルの、俺の妻の悪口は許さん。
大体シエルはもう粘性生物の域を越えたし、俺の“兵器”が無ければ使えない只の五月蝿い“カス”とは違う。
そんな事を考えていたら、後ろから物音が聞こえた。
「どうしたの〜遥?」
シエルが家から出て来た。
「…起こしちまったか?」
足下がおぼつかない様子だ……騒いで悪かったな。
「ううん大丈夫だよ〜ただまだちょっと歩きにくいけど…キャッ」
倒れ込んで来たので人型に戻って受け止めてやった。おお、役得……柔らかい胸や身体が当たって気持ちがいい。
「よっと。大丈夫か?」
「う、うん///」
「そうかよ。それは何より。」
すると心配そうに俺を見上げるシエル。
「遥、大丈夫?」
「ああ、問題無い。…いや、どうも“龍種”になってから“怒”の感情の制御が効かなくなったな……この辺りは迷信通りってことか?」
確か“龍”や“竜”は“七つの大罪”においては“怒”の象徴とされていたはず。まあ俺は彼らからすれば、“異教徒”同然だろうから関係ない…と思っていたが、そう言う訳にはいかないか。
まあ考えても仕方が無いな。気を付ければ良いだけだし。
それに、俺が攻撃的に成る程怒るのって……
「遥?」
「ああいや、何でも無い。それより新たな仲間が出来るかも知れない。それともうそろそろ皆呼べると思う。」
「本当?嬉しい!」
無邪気にはしゃぐシエル。
「…だが2人きりの時間が増々減るな。」
「いいの!それでも遥は私の事忘れないって約束してくれたから!それで?今度はあの“筋肉”の兎さん?」
「……見ていたのか。」
「うん。だけどあんまり危ない事しないでね?」
上目遣いで頼んで来るシエル。……ああもう、可愛いな〜!!
「な、なあシエル、この後、いいか?」
「え?あ、う、うん/////」
……最近はコレでコミュニケーション成立しているんだよな。後は視線とかで。やっぱり俺達の相性は抜群みたいだな…身体も含めて。
それでこの後何をするか?察しろ!
…………………(???)…………………………
………来ない。
折角あれだけ挑発したのに…何故?
……………
遅い……こっちに向かって……何だと?!
横から搔攫いやがって、あの糞兎が!………決闘の邪魔立てをするつもりか?
拙者はより強き者と勝負をし、技に磨きを掛ける為にここまで来て修業している。
そして先日、この島に訪れた“最強”の気配。
来た初日から、此方は勝負を仕掛けていると言うのに何故無視され続けていると言うのだ?
もし“己”から来ないと言うのならば、拙者が……
いや、もう少し待ってみよう。
……………………(end:レティ)…………………
……怖かった。本当に消されるかと思った。
最初はただ、マスターが酷いいじめに合っていると思ったからちょっとばかり懲らしめようと思って口撃したつもりだった。
途中から明らかに言い過ぎたけど…
けど、そこまで怒る事は……言ったわね。
確か“シエル”だったかしら?彼女の悪口を言った後から何だか少し雰囲気が変わったわね。まあどうせ蛮族の事だ、大した事無いだろう。そんな風に高をくくっていたから行けなかったのかしら?
銀色のブレス。アレは流石にまずいわ。だって“概念”そのものを消滅させる程に威力があったから。
間違いなくデータである私を消せる口撃。当たらなかったのは、今回偏に“本人”が私を消す意志が無かったから。
ただ、いつでも消せるってことが分かった。
それにしても少し“シエルさん”とのやり取り見ていたけど……羨ましい。あんな風に互いを気遣う事の出来る関係が。
マスターといつか、そんな関係になりたいな。
そうだ、今度仲直りして“シエルさん”にいい方法が無いか効いてみよう。“そういう”事については“先輩”な訳だし、きっと色々知っているはず!
頑張れ私!!
…………………(end)………………
さて、待っているだろうし外に行くか。
次回も宜しく御願い致します!




