17 変態兎との決闘①
昨日は更新お休みしました、すいません。そして、今日も遅れました。重ね重ね申し訳御座いません。
さて、今日はまだ戦闘入れませんwタイトル詐欺です。ですが、これも必要な話なので、ご了承下さい。
それでは本編をどぞ!
「さて、ルールはこんなもんでいいか?」
「ああ、だったら早速始めるか。」
そう言った瞬間、互いに気配を消した。
………………………(数分前)……………………………
契約前に互いの事を知る為にも手合わせする事は決定したが、残念ながらこのままやり合えば一瞬で終わってしまう。
そう、うぬぼれではなく俺が強すぎるんだ。
これでピータが魔法・魔術を長年使っているヤツだったら話は違っただろう。だが、残念ながら流石“兎型”だけあって、“暗殺系”と“探索系”に偏っている様だ。
だから、相手のフィールドに遭わせて“探索系兼暗殺系”の勝負をする事にした。
まあつまり、俺の方に制限を色々掛けたのだ。ちなみに内容は以下の通り。
・種族固有能力はエルフと常時発動型以外は使用不可。
・武術で使っていいのは“受け流し技”のみ。攻撃系は不可。
・先手はピータに譲る。
・試合内容は“制限時間内にピータを掌で掴む”事。
・罠等な許可する。
・以上の条件を満たさなければ、遥の負けとする。
一見すると、俺に取って相当不利に見えるだろう。だが、本来ならこれ以上制限しなければ行けない所をここまでにした。
理由?ピータが切れたから。
「おい遥、俺の事舐めていないか?確かに実力的にも資質的にも劣っている事は認めるが、あれだけ制限が掛かっている状況でこの森の事を手前以上に分かっている俺が、お前に負ける訳無いだろう?」
そう言って勝手に“契約書”を書き換えたんだ。だから仕方が無い。
まあでも、“この森”の事を知らない事が不利に繋がるか……舐めているのはどちらなのか、この際はっきりと分かるだろう。
だって俺、上空からこの森全体を見渡して有る程度マッピングしたからな?
それに、元々気配読むのは幼少から死ぬ程鍛えているし。だから野生の生物が襲って来り、罠が設置してあった所で意味を成さ無い。全部無駄に終わる。
だって実際そうだったし。
以前修行中、南米の山奥に放置された時もそうだった。
ガチモノの○ンディアナジョー○ズ的冒険をしたのははっきり覚えている。だってトラウマになったから。
あれは本当に危険すぎる旅だった。
……………………………………………
俺がまだ4歳の時の話。また例の如く、ヘリで何処かの森へ連れて行かれた。
上空からまだ未発見の遺跡の中央に放置された俺。
そこから空港まで単独で旅してこい、但し、遺跡は壊さず、なるべく記録出来る事は記録する事。
そう言う伝言を受けて、修業がスタートした。
階段を登れば上から木製で先端に特殊な毒の付いた槍が俺目掛けて降って来る。平坦な道に出てほっとすれば、今度は落とし穴&吹き矢吹雪。それらを避ければ今度は弓矢が飛んで来る。
そしてそんな嫌がらせの様な道を3日間呑まず喰わず、しかも睡眠無しでひたすら移動した。
そしてやっと出られたと思ったら、落とし穴でスタート地点に逆戻り。
あの時程苛立った事は無いだろう。きっと。うん。
そして何とか罠道を抜けた先、1カ所開けた場所で見た他宗教の人間の手が入っていない、壊されなかった“古代遺跡”の風景。テレビでも見た事が無い場所だった。
そこは白い古代の宮殿だった。
それは巨大な地上絵だった。
それはかつての“地元住民”の生活が分かる、秘密の場所だった。
相当根性の悪い連中が仕掛けたと思える程酷い罠だったが、その疲れが吹っ飛ぶ程に壮大で幻想的で威厳に満ちた風景だったとここに記しておく。
そしてその後また大変な道を今度は1週間掛けて走り抜け、何とか制限時間何に空港まで行った。
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そんな経験をした為か、罠にも独特な“気配”が有る事を知っている。
だから、生半可な罠で俺が捕われる事は絶対無い。
さて、どんな手で俺を迎え撃つのか。今から楽しみだ。
俺に挑戦したんだから、せいぜい楽しませてもらおう。
次回はいよいよ戦闘開始です。宜しく御願い致します。




