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それでいいのか異世界転移?!(仮)  作者: 小型漂流者D
第1章 冒険前の事前準備に遺恨は無いか?
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9 行ってきます。そしてただいま。

 ども、読者の皆様こんばんわ。ガラケーの方が見にくいと思ったので、今回から今まで書いていた前書き・後書きをは”活動報告”に書く事に致しましたので、そちらを御覧下さい。


 それでは本編をどぞ!

「…か。…るか。……はるか。」


 両親に話を聞いてから少し頭の整理をしていたら、俺を呼ぶ鈴の様な可愛い声が聞こえた。


「…シエルが呼んでいるのか?」


「そうね。シエルちゃん、遥の帰りを待っているみたいね。」


「おい、そろそろ返したやらねぇと駄目だろう?それで無くてもここにコイツを呼ぶのは…」


「それは言わない約束でしょ?」


「だが…」


 両親が不可解な会話を一瞬したが、母親がばっさり切った。


「あら、私はいいのよ。それより遥、彼女ならば貴方を全面的に受け入れてくれるでしょうね。それにきっと一生側で貴方を支えてくれるわ。伴侶にするんでしょう?」


「そうだよ。…彼女は俺の嫁だ。」


「なら、分かっているわよね?」


「ああ、一生大事にするよ。」


「まあ貴方も男の子だし、それに私の息子だけ有って色々な存在を惹き寄せるでしょうけど……異世界の、それが許される世界だし。それでも“今”の気持ちを一生忘れないで。」


「おい!」


「その心配は無いと思う。彼女程俺の“存在”を理解できる相手は見付からないだろうから。」


「それもそうねぇ〜…まあそれなら安心だわ。」


 ふわりと笑う母親。…懐かしいな。


「おい無視するな!!俺の息子でもあるだろうが!!」


「「ハハハ…」」


「おい!?」


 ガックリと項垂れる父親。笑う俺と母親。


 はは、鬼灯家の日常はこんな感じだったな。こんな心地が良くて、時に厳しく時に優しい毎日だった。…正直ずっとここにいたい。失いたく無い。


 だけど、帰らないと……現世のシエルの元に。多分中々目覚めない俺を心配しているだろからな。


「名残惜しいけど、俺は行くわ。」


「そう。」 「その方が良い。」


「じゃあ。」


 そう言いながら俺は目をつぶった。


「いってらっしゃい。」 「行ってこい。」


「行ってきます。」


………………………………………………


 目を開けると、目の前は桜色だった。いや、これは…


「はるか〜…」


「…シエル。」


 ………………シエルの爆乳だった。


 温い体温と滑らかで柔らかい肌。何度も抱き締めた細い腰。キスマークを付けた項。


 ああ帰って来たのか。そう思ったら、意識がはっきりと浮上した。そして目の前で少し膨れっ面した新嫁。


「……ただいま。」


「帰り、遅いよ〜!」


 俺達は、再び互いの身体を確かめ合う様に絡み付けた。


……………………………………………


 シエルに聞いた所、俺はあれから2日間眠ったままだった様だ。…何故か髭等は全然伸びていないし、筋肉も落ちていないが。それよりお互い空腹だったので、5日前に冷凍しておいたご飯を煮て粥を作った。


 暫く食べていなかったから消化がいい方が良いだろう?


 食べ終わった後、シエルは自分の事を教えてくれた。どこでどの様に生まれ、どの様に攫われ……そして俺との出会いについて。


 それから、ステータスに新たに“半鬼半人”と言う表示が“普人族”の元有った場所に有った。気になったので覗いて見ると……


半鬼半人:この世界の“鬼族”とは微妙に異なる“霊魂”としての“鬼”と、普人族の“人”の性質が混在した種族。後天的に出て来た要素。“精霊元素”が通常の普人族より多く、その存在も“スライム”や“精霊族”の様な、差詰め“不定型生命体”と呼べる様な存在。但しベースはあくまで人なので、形状は不定形にならない。


 おおう。……なら俺もシエルと同様“精霊元素”を取り込んで進化できるのか?


 そう疑問に思ったので、実行してみる事にした。シエルにまずは報告。


「シエル。今から…(カクカクシカジカ)。」


「え、(マルマルウマウマ)…するの?」


「出来るかも知れないからな。1000粒だよな?」


「うん。でも無理しないでね?」


「分かっている。」


 さてと、元々は精霊作ろうと思っていたのに自分の強化の為に使う事になるとは……まあいいや、それに上手く行かないかも知れないし。


 俺は全属性の精霊元素を取り込んだ……1000粒も無かった事を忘れて。


結果:何も起きない。


 仕方ないので軽い運動をしてからシエルとまたあそこの“暗い森”へ行く事にした。


 次回も宜しく御願い致します!

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