6 遥のarc-en-ciel(空の掛橋)
読者の皆様こんばんわ。
何とか更新間に合いました。後、今回少し際どい表現が出てきます(15禁的な意味合で)。ご了承下さい。後、鬼灯遥に関しての”ハーレム”タグ第一段階がクリア出来そうです(フラグ的な意味合いも込みで)。
それでは本編をどぞ!
“生活空間”に帰ると、早速シエルは分裂を開始した。つか、スライムの生態系ってどうなっているんだ?
分裂はやはり生物図鑑の体細胞分裂の通り?に進んだ。シエル一号(親)の分裂→シエル(娘)×2→シエル(親)×2分裂→シエル(娘)×4………エンドレス。
そしてやっと終わったと1匹の虹スライム、シエル(母体)から伝わり、同時に全員と契約して欲しいと伝えられた。
早速契約して行き、最期の1匹と契約が終わると同時にシエルは全員で合体して巨大な虹スライム1匹になった。
「シエル、なのか?」
「ポヨン。」
もし顔が着いていたならドヤ顔をしているのだろうな。そんな感情が流れて来た。それにしても本当にスライムは謎生物だ。分裂した分の質量はどこに行った?次いでに何か核が巨大化した?
色々疑問に思っていると、シエル急激に形態を変えて行き……………一糸まとわぬ姿の女の子?になった。そして
「遥〜!」
と鈴の様な声を出しながら俺に抱付いて来た。
「お、おい?!」
俺は彼女を受け止めた。よける事は出来たが何となく彼女?が地面にダイブした後悲しい顔をしそうな気がしたのだった。まあその直後に後悔したが。
ポヨヨン。
彼女の胸が直に俺の腕に……絡み付く?物凄い爆乳、いや、大☆爆☆乳だ。そしてマシュマロの様な柔らかさが有り、表面もツルツルしていた。
彼女は破壊力満点の上目遣いで
「ボク性別が出来たみたい。遥、どうしよう?」
と俺に聞いて来た。どうしようと聞かれてもね……ヤバいな。このままだと確実に御持ち帰り後…美味しく頂くかも。
「スライムは性別が無いんじゃなかったのか?」
「うん。でもね、有る特殊な条件下で生涯にたった1つの願いを叶えられるんだって。」
「……良くそんな事知っていたな。」
まあ俺も知らないけど。
「うん、昔ボクが産まれた後に古参の仲間が教えてくれたよ。それでね、願いを叶える為の元は“霊脈”から漏れ出た“粒子”何だって。」
「“精霊元素”の事か。」
「そう、それ。それをね、自分の持つ属性各1000粒以上集めると、願いを叶えられるの。」
それって進化って事か?まあでも余計な事は言わん方が良いか。まあでも納得はした。
「……だから暗い所では俺から離れていたのか。」
「うん、でね。ボク頑張ったんだ。遥の子供が欲しかったから。」
!?
「俺の?何で?」
「だってね。遥かにボク惚れたんだよ。」
「何で?俺達の付き合いは始まったばかりだったろう?」
「うん。でもね、契約した時に遥の記憶や知識がボクは共有化されたの。だから知っているよ、遥の事は。だから好きだよ、遥。」
俺は絶句した。アレを全部見られたのか。それなのにコイツは…
「俺の事は怖く無いのか?俺はあんな最低な事しか出来ない人間だ。」
あの件を見られたのならば、そう思われても仕方ないはずだ。俺自身あの一件に関して自分を怖いと思ったからな…。だけとシエルは銀色の瞳でこちらを真っ直ぐ見ながら。
「怖く無いよ。だって遥は優しいもん。ボク達を助けてくれたよね?それに、ニンゲンの事はよく分からないけど、でも、遥は悩み抜いた結果その行動に出たんでしょう?ボクは遥じゃ無いから分からない。それにスライムだからニンゲンのそんな状況も知らない。だけど遥は悪く無いと思うし、それに生存競争の上では弱いものは淘汰されるんだから、遥が強者だったって事で良いと思う。」
……。俺はその新鮮な考え方に思わず笑っていた。何だかこっちに来てから、いや、遭ってからシエルに救われてばっかりな気がする。
「だから本能に従って一緒に子孫を残したくなったの。性別無いボク達だと遥とは子孫残せないからまずは頑張って多細胞生物になったよ。それで性別も出来た。あ、大丈夫、弱体化はしていないよ?ちゃんとスライムの姿に戻れるから。」
裸で抱付きながら、あどけない顔で、純粋な瞳でそんな事を言われたら……いや、駄目だ。
「そうじゃなくて、一生に一度のお願いなんだろう?いいのか?」
多分スライムと言う種族は、最弱だけど様々な進化の多様性を持った生物何だろう。だから生き残って“精霊元素”等を十分に集められた固体は上位種等に進化すると考えられる。
そう考えると、シエルは全属性の魔素を取り込める性質を持っている特殊な固体だったはずだ。もっと強い種族に進化出来たのでは無いだろうか?失礼だとは分かっているが、シエルはそれでいいのか?
「良いも何ももう叶っちゃったからね。」
シエルはきょとんとした顔でそう言った。…それはYesと取って良いんだな?
「……なら俺は責任を取らないといけないな。」
嬉しくてついニヤケ顔をしてしまった。それを隠すために彼女の虹色の輝きを放つプラチナ色のサラサラな髪に顔を埋めた。……甘酸っぱい女の子のいい匂いがした。
「うん、だから責任とって別の契約をして。」
そう、“従魔契約”だと子供を作れない状態になる弊害が出るのだった。確かに俺なら可能だ。眷属契約すればいいのだから。だけどな……
「なあシエル。」
「何?」
「別に今じゃなくても良いだろう?俺はまだこの世界に来たばかりで、自由に皆と旅をしたい。それに俺の寿命は多分有って無い様なものだ。何しろ“半龍神”だからな。」
そう。スライム種も龍種も寿命は有って無い様なもの。それにシエルは従魔契約をしているので俺が死ななければ半永久的に生きていられる。子供を今この瞬間急いで作る必要な無く、暫く夫婦生活?してからでも遅く無いのだ。
「…確かに。だけど絶対に子供作ろうね?ボクと遥で。約束して。お願い。」
嬉しい事を言ってくれるな。俺に子供か……俺が親になるのか。まだだけど、何だか感慨深いな。それに今まで俺は人から避けられてばかりいたから想像も付かなかったな。ああでも本当に嬉しい。それとシエルが可愛過ぎる。
「ああ。俺も子供は好きだしな。こちらこそ宜しく。だけど…」
俺はシエルを持ち上げ、お姫様抱っこした。
「キャッ」
「それとコレとは別な?いいんだろう?」
念話?でシエルを抱く妄想を送った。そしたら頬を染めながら下を俯き、小声恥ずかしそうに答えた。
「うん。ボクが望んだ事だから。初めてだし、人間の場合どうするか分からないけど、お手柔らかに?」
「…何故知っているし?」
「何とは無くね。(遥の知識は大体知っているよ。)」
まあこの後暫くニャンニャンしたのは言うまでも無い。
………(シエル視点)………………………………
「遥。」
ボクは今、布団の上にいる。いや、正確には愛しい御主人様の筋肉質で立派な胸板の上に乗っていた。
「………」
ごつごつしていてとても温かくてドクンドクンって音がする。固くて黒い髪も、普段は鋭いけど優しそうな目元も、逞しい身体も、全部遥だ。ボクの身体と違って固くてしっかりしている。
遥はボクのプニプニした冷たい身体と頼りない髪に優しく触れながら“可愛い”って褒めていた。嬉しい。だけどボクは遥の方が良い。触れているだけで安らぐ。
ボクはここに居られて、幸せだ。
遥とはさっきまで深く交わっていた。多分始めてから3日は経っている。そしてボクの様に体力が無限では無いから精根尽き果てて、今は寝ている。昨日と違って穏やかな寝顔だ。
「シ…エル……」
!!夢の中にボクがいるのかな?契約した時見たいに全部見られる訳ではないから今遥が考えている事は分からないけど、でも、嬉しい。
「遥。」
遥。ボクはニンゲンの雄の事は分からないけど、だけどね、遥はとても魅力的で優しくて誠実だって分かっているよ。だから当然その事が眷属達に知られるのも時間の問題。きっとボク以外の雌も遥が好きになるよ。つまり、ボクだけで遥を独占する事は出来ない。
だけどね、忘れないで。ボクはずっと遥だけを愛しているから。きっとセカイが敵になっても、ボクだけは一生涯遥の隣にいるよ。
だからボクの事も少しでいいから愛して欲しい。
「シエル……」
「遥。」
でもこの瞬間だけは、ボクが独占するから。皆には悪いけどね。
次回
「シエルが2人?!」 「「遥〜!!!」」
「「「〜(放送禁止コード)〜〜…」」」
こうして遥はスライムハーレムを築いたとさw(ハーレムタグ達成おめでとう。「いや、どう考えても無理が有るだろう(汗)?」←by鬼灯遥)
(*なりません………多分。)




