表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
それでいいのか異世界転移?!(仮)  作者: 小型漂流者D
第1章 冒険前の事前準備に遺恨は無いか?
17/62

5 異世界自由散歩①

 読者の皆様、どうもこんばんわ!


 さて、前回は”生活空間”の見学で終わってしまいました。今回、異世界で散歩をします。ちょっと短めです。


 それでは本編をどぞ!


 昼食は肉うどんにした。勿論“亀肉”を使って。付け合わせにサラダとほうれん草のおひたしを添えた。肉ばっかりだと健康に悪いからな。


 食後俺はシエルへ外に行く事を伝えると、自分も行くと伝わって来たので連れて行く事にした。


 来た時同様、念じるだけで扉が何処彼とも無く現れた。それを開いて俺達は空間を出た。すると、目の前には“首塚”があった。


 来た時とあんまり変わらない事に安心しつつ、“直感”で嫌な気配が無いかどうか入念に調べた。その結果、ここの空き地(仮)の周囲の森には相当数の魔物がいる事が分かった。


 そしてその中でもこちらに敵意を送って来ている方向は無視。無関心だと分かった方向へ一先ず進んで見る事にした。やっぱり初めての場所は安全地帯を選ぶべきだよね。


…………………………………………


 で、歩いて行ってみたはいいが、迷ってしまった。


 自分に突っ込んでも仕方が無いのは分かっているが、考えても見ろ。ここは地球と違って人工衛星とか無いから当然GPSとかも無い。その上明確で精巧な地図も無ければ、ここは道すら無い森。


 迷子の要素盛りだくさんだな。本当に有難う御座いました。


 ハァ〜。まあでも生活空間は何処でも使えるから別に衣食住に困る事だけは無いからいいけどね。それについてはマジで奴に感謝だな。今更首塚まで帰る自信無いし……。


 さて、まあ気を取り直して歩いて行きますか。


…………………………………………


 何コレ、超楽しい。つか、俺って戦闘狂だったのかも知れないな。


 あの後魔獣の遭遇率がガッと上がり、本当数歩歩いただけで魔獣が襲って来た。それで相手の色々な攻撃を見られて超楽しい訳だ。


 ちなみにレベルも今日で10(*食事込みです)上がったし、色々と戦利品も得た。それに関しての詳細は従魔を召還した時に改めて。


……………………………………………


 森を歩いて行くと、途中から段々木の種類が変わった。そして今歩いている所は“夜目”が無ければ多分前方が見えない程暗い。


 そんな中、俺は面白い物を発見した。


 切掛けは、暗い中を歩いていて油断した時。足下がぬかるんでいたが、こんな状況下での移動は別に初めてではなかった。だからか、特に緊張せず寧ろ周囲の地球には無い植物等を物珍しさに観察していた。


 そんな時、俺は転んだ。盛大に、頭から。


 そして泥だらけになった事を気にしつつ起き上がると、地面に目が入った。何と、薄ぼんやりと光っていたのだ。気になったので掴んで間近で観察するため集めようとしたが、光は消えてしまった。


 まあそんな分けで少し考えていたら俺の能力を思い出して使った、毎度お馴染みの“見破る”だ。


精霊元素(闇):闇精霊の元となる物質。これが有る一定基準量を上回り、かつ外部から別魔力による刺激を受けると精霊が誕生する。森等はそうやって守護精霊を作る事が多い。稀に魔獣の守護精霊が出来る事も有る。また、精霊に取っては回復薬、他種族、特に魔素を利用する者達に取っては魔力回復効果のポーションの原料となる。但し採取は困難。


 お、おう。精霊か……精霊…なら1カ所にこの物質ごと集めて俺の魔力で刺激すれば守護精霊が出来るのか。凄いな。う〜ん…折角だし作ってみるのもまた一興か?


 折角だし少し頂くか。一応どの程度必要かは分かっているし、採取は“操作”と“保存”で何とかなりそうだし…保証元は“見破る”先生だから、多分確定。


 つか、物凄く今更だけど、能力取得の時5ポイントで得た固有能力はかなり使い勝手が良い。確かに“概念”の能力は能力自体が原石なので使い辛そうだが、有る程度“見破る”のお陰で“現時点”では何処まで使用可能か大概分かるからな。本当に“見破る”様々だ。


 そんな分けで、採取を開始した。


…………………………………………


 大分集まった。つか、他属性の精霊元素まで存在していた事に現在かなり驚いていたりする。ああ勿論殆ど集めました。さてと、今日の探索はここまでにするか。丁度何か冷えて来たし。


「帰るかシエル。」 「ポヨヨ……ポコン。」


「シエル?!どうした?」


 振り向くと…………何かシエルが巨大化していた。慌てて状態を確認するため“見破る”を掛けた。


 ………………結果、シエルがかなり大量に精霊元素を取り込んだ事が分かった。そして現在行っている事は…


「細胞分裂か?」


 流石は単細胞生物。何か生物図鑑とかに載っている様な核の複製やら(但し何故か虹色で菱形結晶状)、複製準備が……


「ちょっとストップ。シエル、ここだと危険だから一旦“生活空間”に帰るぞ。」


「ボコン。」


 シエルもこちらに向かって来る魔獣の気配を察したのか、素直な返事が来た。…薄暗い所に来てからこちらへ向かって来る魔物の気配が全くしなかったから油断した。


 扉を開け、さっさとシエルを入れ俺も入ろうとした時、背後から物凄く五月蝿い“咆哮”が聞こえた。レベル的に相手が負けていたのか、全然効かなかったので硬直もせずに扉をくぐった。


 扉を閉める時ふとその方向を見ると………遠方に巨大な熊がいた。胸元に三日月型の白い毛がチャーミングな。


 そして扉が閉まると同時に


「ツキノワグマって異世界にもいたのかよ?!」


と全力で突っ込んだのは言うまでも無い。


次回:シエルのスライム増殖パニック。


「シエルの分裂が止まらない?!”見破る”……宇宙の増えるスピードを凌駕したのでいつかは宇宙を埋め尽くす…何だって〜!!!」


『ポヨン。』


 こうして1つの次元がスライムだらけになりましたとさ。


(*なりません。つか、粘菌?地獄って想像したくないです…)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ