バカデスゲーム 3話
修学旅行が近いので、次回遅れると思います。
すみません。
一体何事だ!?
俺は走って戻ると1つの部屋の前に皆がいた。
数人は泣いていた。
その部屋の中を覗くと男子が1人、喉にナイフが刺さって倒れていた。
彼の名前は吉田。
俺は急に気持ち悪くなって、トイレに向かった。
土砂物を吐ききり、例の部屋に戻ると1人が言った。
「ゲームだ・・・ゲームが始まったんだ!」
「え!?」
「皆も見たろ!あの紙!このゲーム機!つまり、ゲームが始まったってことだ!お前ら、もたもたしてたら殺されるぞ!コイツを殺した犯人に!」
皆はふるえ上がった。
救急車を呼んだ1人が言った。
「・・・こんな嵐じゃあしばらくは来られないってよ・・・最低2日は。」
「2日!?ゲーム終了時ってこと!?」
「あーっ!」
俺たちは一斉に振り向くと、そこにあったはずの死体が無かった。
「き・・・え・・た?」
「そんな・・・バカな・・・?」
「お前、なんかしたか?」
「何もしてねえよ!」
これは・・・一体?
「あ、そうか!」
ん?
「みんな、私は犯人がわかったよ!」
「ほんと!?」
「誰?誰なの!?」
「あなたよ!」
指を差した先は博史君だった。
「え?俺!?」
「貴方は吉田にいじめられていた。だから殺したんでしょ?」
「違う!俺はやっていない!」
博史は必至に首を横に振ったが、皆はずっと博史をにらんでいた。
「・・・おい、てめえ・・・」
5人ぐらいが博史に向かって走った。
残り28人。