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風邪と熊と狼と。追伸、プリンアイスは取っといて下さい。 Ⅲ



 これは何? 熊?


 見上げていると突如魔獣が吼える。


「これってやばくない!?」


 どう見てもカッターナイフなんかで太刀打ちできる相手じゃない。そもそもこいつはなんなんだ、熊じゃないならなんなんだ。

 訳の分からない現状に思考をフル回転させていると、魔獣が右腕を振り上げたのが目に入る。


 ──まずい!


 そう直感して、反射的に後ろにステップを踏む。ゲーム『アンリミテッド・フィールド』の主人公が初期で覚える基本回避技能であるクアドラステップの一つ、簡単に言うと長距離バックステップを真似て飛び退いた。私がやると一メートル程度しか飛べないのだけどそれで十分だったようだ。


 直後、私が元居た場所に刃のような爪と共に、その太い右腕が振り下ろされた。空気を斬り裂くような音と、ソレが巻き起こした風が頬を過ぎり、改めてゾッとする。その光景から今が最悪の状況であるということを強制的に認識させられた。


 だが、目の前の魔物は振り下ろした右腕を見つめながら呆けているようだ。なんだか知らないけど仕留め損なったことに気づいてないとかなのだろうか。知能は余り高くないのかな。けどだからといって多少の知略を巡らせてどうにかなる相手でもないだろう。


「まずいまずいまずい……」


 慌てて周囲を探ると、その余りにも急すぎる変化に絶句した。


 確か私はトンネル前でしゃがんで水晶玉を拾い、影に気づいて立ち上がりカッターナイフ持って振り返ったらこの怪物。こんな流れだったはずだ。しかし今、見回すとそこにトンネルは無く、それどころか私の見覚えのある帰り道自体が掻き消され、見渡す限りの森に塗り潰されていた。


 その景色が目に入って初めて気づく。そよぐ風と葉擦れの音、鳥や虫の声。梢の隙間から差し込む光の柱。ここは私の求めた世界の情景と瓜二つだ。


 ──ウエルカムトゥーファンタジックワールド!


 と叫びたいところだけど、まずはこのピンチをどうにかしないと冒険どころじゃない。ここが運命の分岐点、ターニングポイントだ! 私の冒険が今始まった、乗り切ってみせる!


 一先ず落ち着こう。まず必要なのは、情報だ。


 頭の中を整理して、目の前の魔獣を観察するべく注視する。何だかまだ首を傾げるようにして振り下ろした腕を見つめ、ただただ突っ立っていた。もしかして今がチャンスかもしれない。


 カッターナイフを右手にしっかりと携えて、相手を見据えたままゆっくりとゆっくりと歩を進める、……後方に。──だって逃げるよね普通!


 そう、これは戦略的撤退。ゲームでも、まずは街の周辺の魔物を倒しレベルを上げてから、こういう森の中の大型と戦うもの。いきなり大物と戦うなんて事はしないのだ。なので遭遇したら逃げる。これはゲームでも今の現状でもそうでしょう。


 ただ問題が一つ。こういう桁違いの相手とエンカウントした場合は、大抵逃げられずに全滅するという状況を良く見た事がある。私も今までのゲームで何度奥まで進みすぎて全滅したことか……。


 っと、縁起でもないこと考えてる場合じゃない。


 今回ばかりは切り抜けなければいけない。コンティニューなんて無いんだから。


 二メートル、三メートル、四メートル、五メートル、ゆっくりだが確実に距離がひらいていく。この調子でいけば逃げ切れるかもしれない。だが、こういう時には何か枝とかを踏んで音を立ててしまい気づかれるというのが王道だ。


 王道だけど今は絶対に避けなければいけない。


 踏み出す足を一旦止めて、そっと顔だけを後方の地面に向けてみると、案の定、草むらの中に御あつらえ向きな枝が転がっていた。


 さすが私、王道の一歩先を読む女。


 しっかりと枝を避けるように足を延ばし、草むらを踏みしめる。


 ピピィーーー!


「え!?」


 何? 今何が飛び出した? 


 踏みしめた足の傍から飛び出たそれは、けたたましい鳴き声と共にそのまま森の奥へと消えていった。


 ──やば!


 瞬間的に魔獣の方を向くと、バッチリと目が合ってしまった。──どうも、こんにちは。


「グガアアアアーーー!(はい、こんにちは)」


「うわーん、バカーーー!」


 鼓膜を揺さぶる強烈な咆哮と共に、どこぞかに潜んでいた鳥たちが方々から一斉に飛び立った。もう四の五の言っていられない。私も全力で逃げないと確実に最悪の結末になる。


 王道の二重構えなんてあんまりだ。


 耳の奥に残る痺れにも似た耳鳴りもそのままに踵を返すと、全速力で森の中を走り出す。草むらで足元が見えず更にデコボコしているので、どうしょうもなく走り辛いが、そんなこと言っていられない。


 背後からは、大きな何かが迫ってくる地響きと、ゴフゥ、ゴフゥと荒い息遣いが聞こえてくる。これで間違いなく魔獣が追いかけてきているというのが分かる。

 振り返って確認してみると、私の背丈ではどうということはない高さで方々に伸びた森の木々の枝が、魔獣の進行の邪魔をしていた。そのお蔭か意外と差は縮まっていない。


 ──はぁ、はぁ、はぁ。


 向き直り走り続けていると、ふと後ろの足音が止まった。その代わりに、重機が廃屋を蹂躙するような鈍く大きな音が聞こえた。気になってもう一度振り返ってみると、


「ふへ!?」


 そこには大きな枯れ木を持ち上げている魔獣の姿。これは、もしや……。

 魔獣はじっとこちらの方を睨みつけてから、そのまま腕を振り下ろし大人二人分はあろうかというその枯れ木をぶん投げてきた。


「ひえええええぇぇーーー!」


 咄嗟に隣の木に身を隠すとほぼ同時に、枯れ木は私がさっきまで居た地点を掠めていき、激しく地面に叩き付けられ砕け散った。

 血の気が引く思いで破片を目で追っていると、再び森の奥から足音と荒い息遣いが聞こえてくる。


「やば、来てる!?」


 慌てて木の陰から離れると一目散に走り出す。その瞬間、背後から轟音が響いてきた。もう一度振り返ってみると私が身を隠していた木に、深く爪をめり込ませている魔獣の姿があった。


 あんなの喰らったらひとたまりも無い。


 背筋に寒気が走る。逃げ遅れていたら今頃は間違いなく、あの木のように抉られていただろう。とにかく、とにかく早く逃げなくては。


 ──はぁ、はぁ、はぁ。


 頬を汗が伝う。それこそ必死に逃げてきたが、この何気ない汗が忘れていたかった疲労を全て連れてきてしまった。


 しかし止まるわけにはいかない。もつれそうになる足を懸命に振り上げながら森の中を走り続けた。


「グガアアアアーーー!」


 何度も何度も背後から咆哮が響き、私の心までも追い込んでいく。

 剣と魔法の世界、それにずっと憧れ続け、やっとその世界であろうと思えるここに来れた。そこまでは良かったが、こんなすぐに死ぬなんて嫌だ、死んでも嫌だ。


 嫌だ嫌だ嫌だ。


 なのに追いかけてくるあの魔獣は、私の命を狙っている。


 こんな時……こんな時、王道なら……。


 頭が真っ白になって何も考えつかない。

 なんだっけ、なんでだろう、どうなってるの、こんなんじゃない、こんなんじゃないのに……。

 頭の中をグルグルと言葉が巡る。もう……、もう……誰か……誰か……。


「助けてええええーーーーー!」


「グガアアアアーーー!」


「お前が答えるなーー!」


 力いっぱいの私の叫びに呼応するように咆哮した魔獣に無意識につっ込む。私って余裕あるじゃん、なんて思うわけがない。ただ単に脊髄反射だ。


 そして本来勇者のセリフではないこの叫び。むしろこの言葉を聞き駆けつけるのが勇者だ。だけど今はもうそんな時じゃない。恥じも外聞もどうでもいい、本能でそう叫んでいた。


「助けて助けて助けてーー!」


 恐怖の足音と息遣いが背後まで迫り、私の疲労もピークに達した頃、森に囲まれた大きな湖に辿り着いた。空から太陽が覗き、水面が宝石のようにキラキラと煌いている。こんな状況じゃなかったら見惚れているのだろうけど、生憎とこんな状況だバカヤロー。


 吐いているのか吸っているのか分からないくらいに乱れた息が、自分自身の耳に届く。

 必死に逃げてきたが、もう体力の限界だ。髪は乱れ、制服も大分着崩れていたが、直す余裕なんてあるわけがない。

 恐怖からだかなんだか分からない涙が溢れ、汗が頬を伝う。もはや汗だか涙だかわからないそれを袖で乱雑に拭うと、再び意を決し湖を背に振り返り魔獣と対峙する。


 大きく肩を上下させ空気をかき集める私とは違い、どこまで逃げてもずっと追いかけてるく魔獣は、まったく疲れた様子がなかった。これはもはや振り切るのは無理だと理解した。そして諦めた。


 そう、諦めた。もう逃げるのは諦めた。こうなったら一か八かやってやろうじゃないか。私だって念願叶ってこの世界に来れたんだ、こんなところで死んでたまるか。


「絶対に! 最後の最後まで生きる事を諦めない!」


 自分に言い聞かせるように叫んで、カバンのサイドポケットから彫刻刀を取り出し鞘から抜き放つ。鈍く輝く片刃が頼もしい。


 カバンを地面に下ろし、カッターナイフを左手に持ち替え彫刻刀を右手に構えた。学生武装として現在私が持てる限り最高の攻撃力で魔獣と対決する。


 だがこのままガチでやり合ったってどうにもならないだろう。考えたくはないが、見ただけで分かるほど双方の実力差は歴然だろう。片や大木を抉る爪対、木片に細工する小刀。得物からして差がありすぎる。

 なので、知略で勝負するしかない。それも生半可な知略では到底追いつかない、それこそ一片の隙もないほどの戦略を立てなければいけない。


 魔獣は今、追い詰めた私を前に舌なめずりをし、ボタボタと涎を垂らしていた。

 獲物を前に舌なめずりをするなんて、三流のすることだ。と誰かが言っていた気がする。幸いなことに、初見の通り知能はそれほど無さそうである。


 最初、私に向けて振り下ろした腕をじっと見つめていた事、私が避け少しずつ距離を離していた事にあの鳴き声が響くまで気づいてなかった。そこから察するに、視野が狭いんだと推察した。肉食獣の特徴は通じるようだ。そして、私と目が合った事といい、枯れ木を投げてきた時といい、認識を視力に頼っているであろう事は窺える。狙うならそこだ。


 作戦は、とにかく魔獣の一撃を何としても避ける。しょっぱなから難易度が高く大雑把な感は否めないが、もう一度私のクアドラステップを披露するしかない。きっと大丈夫、学校や帰り道で人のいない時にバッチリ練習していたから。


 そしてステップで一気に背後に回り込み、最初の時のように呆けてくれれば、そこから静かに二刀流の刃で両眼を潰す。これで私を視認出来なくなるはずだ。この程度の刃物では、あの魔獣の身体に刃すら立たないかもしれない。なので眼を狙うのだ。


「よし……」


 大きく息を吸い、ゆっくりと吐き出す。脳内で何度も何度もシミュレートを行い両手に力を込め、対峙した魔獣をしっかりと視界に捉える。恐怖を噛み殺し、震える足を軽いステップで誤魔化しながら、少ない体力を気力で補う。さあ、ここが正念場だ。


「かかって来いこんちくしょー!」


 ヤケクソ気味に叫び、武器を構える。思えば何とも無い平穏無事な毎日を少し前まで送っていたのに、あっという間に命の危機なんて笑えない冗談だ。


 剣と魔法の世界に来れたら、いずれこういう事になるだろうとは想定していたし、覚悟もしていた。だがそれは、もっと経験を積んで強くなり仲間たちと共にでの事だ。経験もへったくれも無く仲間どころか最初に出会ったのが魔獣という、こんなデタラメな状況はまったくの想定外だ。──死んだら絶対化けて出てやる。


「絶対避ける絶対避ける絶対避ける!」


 何度も繰り返し呟き魔獣の一挙手一投足に注意し、初撃の回避に全神経を集中する。まずは避けなければ何も始まらない。


 意を決すると、魔獣の視線が私に鋭く突き刺さった。その殺気だけで、身体を刃のような爪が貫いたかのような錯覚を覚える。私が今までどれだけ平和な世界にいたのかと自覚させるほどの絶対的な恐怖を全身に受けながら、両手の刃を強く強く握り締めた。


 全身に回った震え、無意識に溢れる涙を振り払い、私の絶対の信条、王道を胸に勇気を奮い立たせる。


 勇者はこんなところで死なない!


「グガアアアアーーー!」


 ──吼えた、来る!


 重心を下げ両足に力を込め、練習したクアドラステップを頭の中で反復する。


 …………………………。



 …………………………。




 …………………………五秒が過ぎた。


 魔獣はどういう訳か襲って来ない。それどころか距離を取るように後退している。


「どゆこと?」


 頭の上に疑問符を乱れ打ちしている時だった、一層暗くなったような気がしたと思うと、またもや私を大きな影が覆っていた。


「え?」


 慌てて振り向くとそこには追いかけてきた魔獣より大きく、四足でも高さが私の身長の三倍はあろうかという銀色の狼の姿があった。

 その狼はどういう理屈か魔法の一種か、湖に浮かぶように立ち私を見下ろしている。


「うっそ……」


 前門の熊、後門の狼。さすがの私も、もうここまでなのだろうか。諦める気は無いが、全身から力が抜けて私はその場にへたり込む。


「ウオオオォォォーーーン!!」


 突如、狼が空に吼える。その咆哮は魔獣の比ではなく、私の全身を揺さぶり、音圧で湖に大きな波紋を作り出した。少し頭がクラッとする。


「グガガ……グガガアアー!」


 背後からは今までとは違い、咆哮というより呻き声のようなものと共に、慌てるように遠ざかる足音が聞こえてきた。それもそのはずだろう、自然界の掟で見るとどう考えても、この狼の方が強者だ。


「そりゃさすがに逃げるよね、私だって逃げたいもん……」


 するとドサリと何かが倒れるような音がした。何だろうと振り返り見てみると、熊の魔獣は背を向けたまま倒れ動かなくなっていた。一体どうしたのだろう。

 咆哮の余波が収まると慌てて向き直る。狼は視線を下ろし私をその黄金の瞳で見つめてくる。口は大きく、私程度は軽く丸呑みに出来てしまいそうだ。


 最後まで諦めないと心に決めたが、早々に心が折れそうだ。だがまだだ、まだ諦めない。相手はどんだけ大きかろうと狼、つまり犬の親戚だ。もしかすると餌付け出来るかも知れない。──私がその餌にならなければの話だが。…………笑えない……笑えないよ。


 急いで傍らにあるカバンを漁り、持ってきた食べ物のうち一番適してそうなビーフジャーキーの封を切り、目の前にあけた。


「ほ……ほーら、おいしいビーフジャーキーですよぉ……、私はおいしくないですよー……」


 はっきりと自分で自覚できるほど震える声で、ビーフジャーキーを勧めてみる。そうしながらも逃げるために思考をフル回転させる。


「グルルルル……」


 供物に反応したのか、喉を鳴らせ狼が頭を下げる。少しだけビーフジャーキーに鼻をつけるとすぐに私の方に顔を向けた。なんて事だ、お気に召さなかったのだろうか。


 口は目の前まで来ていて、そのまま開き首を伸ばすだけで私は丸呑みにされてしまうだろう。

 心臓が早鐘のように鼓動しているのが分かる。汗は乾き、声を出そうにも喉が凍りつき肺から空気が流れるだけだった。

 じっと私を見つめる狼に、もはや恐怖を通り越し、風にそよぐほどきめ細かく、太陽の光を眩しく反射する銀色の毛並みにふと見惚れていた。そんな時、


「冒険者よ、折角なのだが我は今、食物は必要無い。このような森の奥では大切な糧であろう、大事にしまっておくといい」


「…………へ?」


 不意に聞こえた声に、明らかに素っ頓狂な一言を漏らしてしまった私。どう考えてもここにいるのは私と狼だけ。前を見ると少しだけ狼は口を開き「どうした?」と、私に問いかけてくる。どう考えても狼が話している。しかもやけに親切な事を言っている。──どういうこと?


「あの……えっと……その……、わ……私は、森野すずめといいます」


 ああ、バカ! 私のバカ! 自己紹介なんてしてどうする。でももう私の頭の中は分からない事だらけで、整理がまったく追いつかない。


「ふむ、すずめ殿か。我は守護獣、アルス・マグナのハティ。そのままハティと呼んでくれて結構だ」


「え……っと、えー……守護……獣?」


「ああそうだ、我は守護獣。今はこの森と人間を守護するためにここにいる」


「森と……人間……」


 呟き、狼……ハティの言葉を反芻する。守護獣で、森と人間を守護していて、咆哮で魔獣が倒れて……、そう……つまり、つまり私は助かったという事か……!?


「じゃあ……じゃあさっきの魔獣は……」


「魔獣? ……ああ、アクゼリュスの事かね。助けを求める叫びが聞こえたので駆けつけてみれば、すずめ殿が襲われていたのでな、始末しておいたのだが余計だったかな?」


「そ……そんなことないです! ありがとう! ほんとにありがとう!」


 思わずハティに抱き付く。といっても口先にへばり付いているような形になっているが、今はそんなの関係ない。この胸に触れる確かな温もりが生きている事を実感させてくれる。そして優しい声が震えてた身体に染み渡り、恐怖を取り去っていくと、さっきとは違う種類の涙が溢れてきた。



「うわぁーーーん」 

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