852.番外編(3) 皇舞亜の場合(63) ロントロの末裔(55) コンパス帝国(23) キンクロ星(2)
当然のごとく防音結界を張る。
「シバ、どう見る?」
「なんか感覚が普通じゃない気がするな」
「私も、嫌な予感がする
師匠も歓迎するとか言われて、いきなり闘技場行きになった事があるとか言ってたし」
「見たとこ闘技場は無かったな」
「じゃあ、まず私達を分断するかもしれないわね、
シバは転移出来るでしょ、ライは?」
「出来るわけ無いだろ」
「じゃあ分断されたらライの所に集合、でいい?
それと、宴とか言っていたけど、毒を盛られる可能性もあるわね
シバ、鑑定は出来るよね、ライは?」
「出来るわけ無いだろ」
「じゃあ、シバが鑑定してあげて、毒があった場合の合図は、咳払い2回で。
あと、宿泊する時はダミーを寝かせて、自分は転移でシリル艦に戻って寝る、いい?
シバ、ダミー作れるよね、ライは?」
「出来るわけ無いだろ」
「じゃあ、シバが作ってあげて、二人でシリル艦に戻って寝る、いい?」
「まさかとは思うが俺をバカにしてないか?」
「「いいや」」
「3人でいる時に襲撃された時は、ライが先鋒、シバが殿。
トイレなど1人でいる時に襲撃された場合はとにかくまず逃げる、そして集合。
閉じ込められた時も同じ、いい?
とにかく最終集合場所はシリルよ」
その他、想定と対策を打ち合わせしておいた
・・・・
ドリから念話が入った。
『街はいたって普通だけど、思ったより人が少ない気がする。
警備が異常に多い。
一部軍隊の部隊もいる。
重要人物の訪問者の対策と考えればおかしくはないが・・
建物の警備というより、街の外からの何かを警戒している様だ』
『ありがとう、調査を続けて、できればその警戒している対象が何かを調べて』
『了解』
・・・・・
宴だ
飲食だけだと思っていたが、見世物もあった。
吟遊詩人・・大師匠と一緒だぁ
吟遊詩人は見世物じゃないか・・聞き物?
私は一応大師匠から吟遊詩人のスキル付与されている。 なのでレベル10だ。
彼は? 鑑定
『・・・』
スキル欄が無い・・・当たり前か、この世界にスキルの概念は無い、無くても頑張れば出来る世界だ。
が、スキル自体を持つものは居る。私のように後天的に与えられた場合などだ。
ただ、スキルが無いだけではなかった・・
『職業:暗殺者』
職業欄はあった。
しかも、職業が暗殺者・・・まずいね。
暗殺者の趣味が吟遊詩人とは考えられない、世を凌ぐ仮の姿かもしれないけど。
得物は・・楽器か? バンジョーみたいな
見ていると1弦だけ使っていない。7弦あり、2〜7弦までしか使っていない。
弦を使った暗器の様だ、危ない、錬金術で1弦の強度を落としすぐに切れるようにしておいた。
暗器は一つとは限らない・・・
靴の飛び出しナイフと、ピックの一部が刃物になっている・・
帽子の羽がダーツになっていて・・
ボタンに針が・・
時計から針が飛び出す・・
指輪は煙幕が・・
◯◯7か?




