077.学園(34) ドロシア帝国(5) ユグエンドーラ鉱山
今日はユグエンドーラ鉱山の調査だ、現状では何も無いのでいくつか坑道を作って採掘しやすいようにしておこう。地中探索で何処に何の鉱石があるか分かっているので効率的に採掘が行えるように大きめの坑道を掘る事にした。まずいくつかの鉱脈を突き抜くように穴を開けつつ採掘していく坑道の途中から分岐して掘れば広げていけるだろう。もちろん採掘したものから錬金術で分離して必要金属のみを抽出していく。
此の世界の鉱山は金属は結構結晶化して小さな塊になっている事が多く、見つけやすく採掘効率はとても良い。通常は鉄は砂鉄の状態で含まれているので砕いて水流に流して沈殿したものを集めている。オリハルコンは含有率が低く更に錬金術でしか分離できないため非常に高価なものになる。今此の世界で私が一番多くオリハルコンやミスリルを持っているだろう。
今現在も坑道を掘りながら増えている。宝石類もかなり溜まっているなどうしよう。
巨大な宝石には使い道がある。プロポーズを断るのに役に立つ、最低でもこのぐらいの宝石ぐらい持って来なければ会わないと言って直径1メートルぐらいのルビーを見せればそれに応えられる人はいない。誰も来ないけどね。
オリハルコンも役に立つのでいくらあっても良い。オリハルコンの板とミスリルの板を張り合わせて、オリハルコン側に熱を加えると、ミスリル側に魔力の流れが生じるのだ空中にある魔力のみを集めて放出している様だ、このミスリル側に魔石を配置する事で、熱魔力交換魔道具が出来上がる。栗鼠人族の街に設置した薬草抽出魔道具に導入したものだ。
もちろん武器にも使える。
なのでとりあえず効率の良さそうなところからどんどん採取していった、といっても全体の埋蔵量の1%程度だ。坑道の本道を作った時に出たゴミから採取した程度。問題ない。誰も把握していないし。
調査した結果、この鉱山もヴァルハラ鉱山と同じでいろいろな種類の鉱物が採取できそうだ、こちらはダンジョン由来ではなくて自然のものだから有限だけど。
本坑道の入口に城門を建てて誰でもは入れなくした。子供とかが迷って入ったり、野生動物が入ったりしないようにしておかなければならない。基本的に鉱山労働者のみが出入り可とした。
運用が開始したら守衛を置かなくてはならないので、守衛の居住施設も作った。
鉱山労働者の寮も必要だな。もちろん売店とか食堂も必要だろう。
運用管理は代官に任せよう。
アーガイル隊には領の治安管理を主業務とした。もちろん代官の管理も含む。エラン領のような事は無いようにしたい。川が国境なので国境管理も含まれるので結構人手が要るはずだ、ステライズ帝国の国境警備隊をここに移設してもらう事にした。国境が移動したのだから当然だ。ただ、アーガイル隊の被害にあったはずなので確執があるかもしれないと思ったが聞いてみると逆にその強さを知っているために信頼しているらしい。強敵が味方になったのだから心強いということか。
とはいえ、感情は無視できない戦死者家族などは遠慮してもらった。
他にやりたいこともあるが、学園をサボってきている。早く帰らないと。




