062.獣人国(12) 獣人国視察(4)※ 真龍様
それからダンジョンが正常に戻ったとお祭り騒ぎになり、龍人踊りとか見せられて。龍人温泉に行ったりとか、まあ色々と楽しませてくれた。満腹だ。
ダンジョンから産出する龍玉という宝石みたいなものをもらった。願いを叶える石らしい。ほんとかね。
本当だったらダンジョンは私が修復しなくても正常に戻ったはずだね。
龍人族は、なにかあったら力になってくれるって約束してくれた。嬉しいね。
翌日早々に出発することにした。
近くに見ごたえのある滝があるそうなので、長に案内してもらった。『昇龍の滝』というらしい。
滝の裏の岩が滝を遡る龍の形をしていた。リアリティがあり、確かに壮観だ。
ん?昇龍の目に相当する所に穴がある。それでもってそこには龍玉が嵌りそう。
なんだよね。
嵌めてみようかな。
ひょいひょいと滝を登り龍玉を嵌めてみると。目が光りだし、ぎろっとこちらを見た。そして岩は龍となって天に登っていった。
私の龍玉がぁ。
行ってしまった
何のイベントも無いのか
龍の恩返しとかは?
泣きそうになっている私を見かねたのか長が龍玉を2つ持ってきてくれた。ありがとう
でも子供を宥めるのに飴を渡す様に貴重な龍玉を渡すのは止めてね
幸いなことに龍の嵌っていた押し型が残っていたため昇龍の滝の様相は保った。滝の逸話が増えて長は機嫌が良い。龍人族達は感動していた、そして私だけが落ち込んでいた。
長はいつの間にか昇龍の滝の逸話を看板にして立てていた。
形だけではなく本当に昇龍を見たのだから逸話と言うか歴史だね。
翌朝、私の心を写した様な土砂降りの雨の中、我々は龍人族のお見送りを受け旅立った
〈主、ステータスを見てみろ〉
エンドラが話しかけてきた
あっステータスに変化が、真龍様は恩返しをしてくれていた。
真龍の加護が増えている
ありがとー
心のなかでお礼をいう
「お前泣きそうだったな」
「全く問題ないわ、嬉し涙を我慢していただけよ真龍様が開放されたのよ、めでたい事よ」
今そう思ったとこだけど
「真龍様だったのか?」
私はさっきまで知らなかったけど
「あの神々しい姿を見なかったの?」
私は涙をこらえるのに必死でよく見てなかったけど
「そうだったのか、拝んでおけばよかった」
真龍様の加護ってどんなのだろう
ステータスの詳細を見てみる
水魔法神級 レベル100って スキルレベル普通10まででしょ
説明は、水に関係した全てのことが出来る。
例まで表示されている 回復魔法、治癒魔法、天候、水の動きの操作など
生物の体の殆どは水なので回復魔法や治癒魔法も使えるらしい、これは嬉しい。
毒消しとかも出来そう。
天候って 雨とか、台風とか、竜巻とか、雷も?
水害で困っている人が居たら助けてあげられるのかな。
試しに天候を使って、「我々の周りだけ晴れ」すると雨がやんだ、少し離れた所は土砂降り。
雨自体を止めると水不足とかになるから、微妙に調整できるのが良いね。
「プチトルネード」小さい竜巻が出来た
「プチサンダー」稲妻がはしる
「プチブリザード」局所的な吹雪が
天候操作って面白いね。少し魔力を多めに使うみたいけどね。他の魔法に比べてそれほどでもない。
〈そのぐらいだったら私でも出来るわよ〉
アクアがすねている
〈アクア、基本的にはお願いしたいけど、時間が無い時は私も使えたほうが良いでしょ
アクアみたいにきめ細かな操作は出来ないから緊急時用よ〉
〈そう、じゃあ頼んでくれたら私がやってあげるわ〉
〈もちろん頼りにしているわ〉
機嫌が治った。もちろんアクアよりもきめ細かな操作が出来そうなことは黙っておく。
出来そうであって、出来たわけではないから嘘ではない。
ーーーーー
我が目を開眼したのは、この小娘か
どうせ人間では大したことはできんだろうが、お礼に真龍の加護を与えてやろう、
膨大な魔力を必要とするから命と引き換えでなければ天候を操る事などは出来ないだろうがな
水遊びぐらいは出来るじゃろ
元気でな
真龍様はエランを見誤っていた。
人類レベルは1〜50ぐらい、レベルは低いけど、実質無限のHPとMPと上限突破で強い。
通常の鑑定では、人類上限を超えたものは何も表示されないので、レベルだけで判断され弱いと思われてしまう。
名前
エラン・ドジデス(ドジデス王国第七王女、獣人国国王)
称号
駄神の被害者、女神に救われし者、一生独身、剣聖を凌ぐ者、ドラゴスレーヤー、
エンシャントドラゴンの友、世界樹を救いし者、水精霊の救済者、
ダンジョングランドマスター、真龍の救済者
Level 13(−13)
HP 120(−120(ダメージが加わる事によってマイナスされる))
MP 100(−100(使用した魔力でマイナスされる))
ステータス
STR 160(−160 (人族の上限100))
AGI 280(−280 (人族の上限100))
INT 120(−120 (人族の上限100))
LUK 140(−140 (人族の上限100))
加護
女神の加護(マイナス補正、魔法適正、スキル取得条件緩和、レベルアップ条件緩和)、
真龍の加護(水魔法神級)
異常状態
駄神の加護?(ステータスなどのマイナスを邪神が肩代わりする)
スキル
生活魔法(全属性、ライト(LV2)、火種(LV10)、プチウォーターボール(LV10))、従魔術(LV3)
武神(LV6)、賢者(LV6)[バリア(LV2)、転移(LV4)、アイテムボックス(LV5)、重力魔法(LV6)、隠密(LV3)、
鑑定(LV3)]、錬金術(LV8)、探索(LV6)、クラフト(LV2)、水魔法神級(LV100)
装備
ゴブリンの大剣(ゴブリンの魂)、魔剣ドラゴンソード『エンドラ』(エンシャントドラゴンの魂)
魔弓『ユグドラ』(古の世界樹の魂)、風精霊の羽(シルフの分体)、水精霊の指輪(アクアの分体)
ダンジョンマスターキー(シーランド、ヴァルハラ、エンドラ)、ダンジョンショートカットキー(シーランド、ヴァルハラ、エンドラ)
エランダンジョン、ダンジョンマスターキー(エランダンジョン)、
ダンジョンショートカットキー(エランダンジョン専用)、龍玉(2)




