045.学園(24) 鉱山ダンジョン
ということで、鉱山ダンジョンマスタールームにやってきました。
「うわぁ、誰?」
「グランドマスターのエランでーす」
ちょっと茶目っ気を付けてみた。
「ううっ、お前か、ダンジョンにお宝をいっぱい隠していたのに次々と採掘していきやがって」
「駄目なの?」
「駄目じゃないけど駄目、もっと苦労して力を尽くして採掘するもんなんだよ」
「じゃあそういう事で」
「おいっ待て、どこへ行く」
「挨拶しに来ただけなので、ダンジョンマスターさんは頑張ってくださいね」
「ちょっと待て、急に鉱山に人が来なくなって困っているんだ、助けてよ」
「私が来ているわ」
「苦労せずに採掘されたら採算が合わないんだよ」
「そうなの?でも今はまだ領が出来たところなので、なかなか人が来れないの」
「コアの魔力が減る一方なんだ、この調子だと10年ぐらいしか保たない」
「じゃあ魔力を補充していったら良い?」
1割ほど充填する
「3ヶ月に一回は補充にくるね、今日はこれだけよ、じゃあね」
「何を焦っているんだ」
「私忙しいの、採掘と魔道具づくりに」
真面目にやっているダンジョンマスターに用は無い。そのまま続けてくれれば良い。
挨拶は終わったのでさっさと去っていく、面倒だな、早く領の運営を軌道に載せなければ。
それからも毎日毎日採掘が続く、ちょっと疲れたかも。今日は監視員の報告会がある。息抜きしよう。
皆ミッションルームに集合している。
「スラード、報告を」
ダンは脳筋だからね
「まずは平原から
周辺センサーの設置状況は約1割ほどです年内には完了予定です。
調査範囲もまだ1割ほどです。
魔物は動くから確認は難しいですが、Dランク以下の小型動物型のものがほとんどです。
薬草類は、回復草、魔力草、の群生地が複数見つかりました、地図上にマークしてあります。
次は高原ですが
監視塔辺り以外は、まだほとんど調査できていません」
「わかりました、引き続き調査を継続して下さい
私は鉱山の調査を続けていますが、かなりの収益が見込まれます
ただ、効率よく採掘できるのが私だけなので、早い時期に鉱山の再開を進めたいと思います。
ここは、領の運営にして、採掘者を雇って給料を払い採掘物は領の収益物にしていく予定です。
何か質問は」
「エラン様どの様な物が採取できましたか」
「魔鋼、ミスリル、金、オリハルコン、宝石類が取れました」
作った武器を見せた。
「「「欲しい」」」
「そうね、私の領が軍を持つぐらいになったら上位騎士には支給しても良いかも」
「「「軍に雇ってーー」」」
「沢山取れて、領の運営が軌道に乗らないと駄目ね、まだまだやることが沢山あるの
採掘とか採掘とか採掘とか・・・」
「ストップ、分かりました、我々全力で頑張ります」
それから半年、各階層の取りやすい物はほとんど取り尽くした。魔物はすべてスルー。
コアも2回ほど魔力補充した。
手持ちの素材は金貨換算で10億枚 日本円に換算すると10億✕10万円ぐらいって、単位わからん
領を立ち上げるには充分だ。これはポケットマネーだ、まだ領の運営は始まっていないから。




