039.ドロシア帝国(3)
先日宣戦布告がなされた。開戦してから宣戦布告でなくて良かった。
よくある、昔は帝国の土地だったのだぁ王国領を併合する。というやつだ。
国境の向こうはヴァルハラ平原で、帝国領だ。
こちらの高台から見ると、帝国兵が既に集結しているのが分かる。
20万人ほどかな
こちらも準備しようか。ラノベを舐めるなよ。やり方は知っている。
まず、夜中、隠密スキルを発動して、敵の兵糧を全て掠め取っていく。一部だけ残してさらなる撹乱をしても良いが、面倒だ全部いただく。アイテムボックスへ収納していく。
馬には罪が無いが飼葉も当然没収、
薪などの物資も没収、医薬品、ポーション類も没収
どうか悲壮感だけ味わって欲しい。
そして水源を断つ
川にバリアを張る
平原なので井戸はない
水溜まりぐらいは残しておく、慈悲だ
池もバリアで封鎖
雨が降らないようにシルフに雲を遠ざけてもらう
アクアに頼んで湿度をできるだけ下げてもらう
ただヴァルハラ平原の一番奥の小さな池は開放してあげる、優しさだ
樽など水を入れられそうなものは全て没収していく
危険物は取り上げる
刀剣類、弓類と矢、戦車は没収だ、爆薬類も没収、金銭類も没収(ちっ戦場なのであまり無いな)
日が明けて、私は疲れ果てて陣に戻った。
「ふぅ〜働いたなぁ、疲れたわぁ、冷たいジュースちょうだい」
マギドラにジュースを持ってきてもらう。
次は補給路を断たなくては
「行くよマギドラ」
平原端までは言ってきたので、そこまで転移で移動する。
ここから高原までは狭い谷の道が続く、帝国軍が撤退した後は城門で閉ざそう
高原には補給基地があるはずだ、マギドラに大暴れしてもらっているうちに兵糧などを没収していく
よし、完了。
ラノベだとこの逃走経路に飲食店を開いて金儲けをするが面倒なのでしない
ここは戦闘員ではない運搬に係る人だけなのですぐに制圧できた。
山を超える街道があるみたいなので、そこを通って帰れ、そしたら命は助けると、逃がした。歩きで。
馬はどうしよう、かわいそうなので転移を使い王都に連れて行った。
さて、再び陣に戻った、そろそろ騒ぎが始まった様だ。今の季節夜は寒いが昼は暑い。
次は毛布を剥ぎ取っていこう。
馬は大量に水を消費する、騎馬隊は機能しないだろう。
さて、シルフにお願いして帝国兵全員に声を届けてもらう
『帝国兵士よ、お前たちは女神様に見捨てられた、撤退せよ』
「耐閃光防御」
陣にいる皆に配ったサングラスを付けてもらう
ドーラに高高度から閃光弾極みを大量に落としてもらった
「「「ぎゃあー」」」
平原が揺れた
「重力遮断」
平原全体の重力を遮断した
20メートルほど浮かして
「終了」
どどどどーーーん
平原が大きく揺れた
終わりだ




