105.獣人国(35) ドロシア帝国戦(3) ユグエンドーラの海戦(2)
ユグエンドーラの船団はまだ動かない。
獣人国から連絡があった、獣人国側は動きがあったようだ
戦艦はここに停泊して待機、私と、マギドラと、まあ師匠も連れて行ってやるか。
「ティグレ、どんな様子だ」
「先遣隊がこちらに向かった様だ、北の峠を超えて麓に集結しだした、数約5000人」
「戦闘準備」
敵を探索して様子を探る、うまくカムフラージュして落とし穴を掘っているようだ、エンドラダンジョンのマスタールームに転移し、敵の落とし穴よりこちら側にダンジョン機能の落とし穴を設置する。
我々の部隊はこの落とし穴の脇を通って進軍する、そして戦車は落とし穴に向かって無人で進ませる。もちろんエンドラダンジョンの罠には一時的に反応しないようにしておく。
敵は戦車が本体だと思って、戦車が落とし穴に落ちてバンザイしている時に我々の部隊が横から回り込む、猪人族の猛攻に敵はパニックになって落とし穴に渡し板をしいて逃げようとする、ある程度に逃がして落ちた戦車をリモートで爆発させる、渡ろうとしたもの、近くのものは巻き込まれて半分に減った。そして渡りきって逃げられた者たちはエンドラダンジョンの落とし穴に落ちていく。
先遣隊はほぼ壊滅だ。
ここで後方にいた吟遊詩人のもとに転移し隷属化を解呪して回収していく。
我々の部隊は敵を峠まで追撃しそこに防衛線を敷く。
敵本陣が明確になったら突撃だ。
ここで用済みとなったバットワンを捕らえて牢屋へいれる。
ここでユグエンドーラから連絡が入った、船団が動いた様だ
よし、ユグエンドーラに戻ろう
「ティグレ、ユグエンドーラに戻る、こちらは頼んだ」
「了解」
忙しいな本当にもう
戦艦に転移で戻った、なんか腹が立ってきた。
西海岸の船舶は全て没収、ダンジョンの『港』に係留した
クラークケンタも何隻か船を残してくれていたので回収した、ありがとう。
何隻かは鬱憤晴らしに潜水艦で沈めて良い船はスリープで乗員を眠らせて、ダンジョンの『港』に係留する。生命吸収でダンジョンコアを潤わせる。
血は流していない、無血戦闘?だ
30隻の新造船をゲットした。クルー達に頼んで押収物の整理をお願いした。食料とか腐ると困るしね。
あと残りは獣人国だな。転移で獣人国に戻る。




