機動兵器 3号機について
異星人から、得たテクノロジーを勝手に利用した3号機には、切り札になるかな?の試作兵器が搭載されてます(>_<)。
この機体は、地球で使われた異星人のロボット兵器をベースにしたことは、先に述べた通りである。
これは本来は内部に指揮統制ユニット、脱出用モジュールが組み込まれた円盤が収容されていたが、脱出の際に撃墜され、指揮系統がまるごと失われていた。
幸運なことに撃墜された場所が、神戸港のメリケン波止場、今のメリケンパークなもんで、海上自衛隊阪神基地隊の支援の元、ほぼ全ての関係ユニットを回収できたことから、なんとか制御に必要なシステムの復元に成功したのである。
異星人のシステム?ではあったが、ほぼ地球人と同等レベルのコンピューターを駆使していたようで、同様に二進法のコンピューター(彼らが何と呼ぶかは知らないが)の存在、異星人が地球攻略のため、地球のテクノロジーを研究して、各部のユニットに現地調達の部品が組み込まれていたのが判明してからは、一気に解析に成功したのである。
彼らは、1970年代においてすでに3Dプリンターを運用することで、遠方の星系に前進拠点を設置した際の補給の問題を一部解決していたのである。
今回の地球侵攻にしても、ロボット外殻については、必要な資材を円盤に搭載、地球に設置した拠点で、3Dプリンターを据えて、持ち込んだ装甲材料を加工、地球で調達したユニットを組み込み完成している。
これらのカラクリが判明しようやく、機動兵器3号機として実用化できたのである。
ミサイル類は全て外部装備、このためこの機体だけ我が自衛隊の最強のミサイルが搭載されている。
「試作短距離弾道弾」である。
射程は文字通り短距離である。
但し一度大気圏外遥か上空に打ち上げるロフテッド軌道を経て急降下して目標を破壊するミサイルである。
第1段ブースターにイプシロンロケットを転用、2段目に機動能力を有する再突入体を搭載してある。弾頭には落下後の重金属汚染など避けるため、ただの炭素鋼製の弾頭を保護しながら突入させる。
さすがに陸上では世間の迷惑になるのがシミュレーションで明白なため、沿岸から離隔距離を十分取れる段階でしか使えない。
「隊長、目標1、2とも、短BM(短距離弾道弾の略)の安全離隔限界に近づきつつあります。」
「了解、おおざっぱで見て、時間的に余裕は?」
「多分、30分以内ですね。」
「よし、3号機とのデータリンクを接続、確立次第、発射諸元を転送、安全離隔限界以前に攻撃する。」
「了解、3号機から短弾道弾発射準備、開始。その後安全離隔限界以前に発射します。」
「あわせて、団本部に3号もこちらに寄越すよう要請せよ。」
いよいよ、迎撃作戦本格化である。
さあ、使い物になるやら(^-^)。




