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第3話 初めての冒険は突然に

若干の下ネタとメタ話が入るのでご了承下さい。

目を覚ますと俺はどうやら教会の椅子で寝かされてたみたいだ...確か、石が窓を割って俺の後頭部へ、シューーー!超エキサイティン!!したんだったな。痛みはもうすっかり引いたみたいで辺りを見渡そうする、そしてすぐにある人物と目が合った...ミラちゃんだ...心配そうに見ていた彼女の表情がみるみる安堵の表情へと変わる...だけど思ったより顔が近かったのかすぐに彼女は顔を赤面にして離れる。

「あわわわわ...お、おはようございます勇者様、き 気分はどうです...か?」

「え、あ だ、大丈夫だよーほらこの通り元気げんk「おはよう勇者様(仮)、お目覚めの所悪いけどさっさと武器防具を買って冒険に行かなきゃいけないのよ、具体的に言うと尺を巻かないといけないの。」

......また遮られた、それとメタいよエルちゃん...ほら、ミラちゃんも混乱しちゃってるじゃん

......頭の傷とかその他諸々が元に戻ったのを見ると次の話に移行したんだと思う。本当にすごいねこのギャグ補正...とりあえずエルちゃんの言う通り、俺は体を起こし立ち上がる...そしてある程度体を伸ばし体をほぐす。

「...よし!完全復活!お待たせエルちゃん、ミラちゃん。」

「えっ?も、もう治ったのですか?もう少し休まれては...」

「大丈夫、大丈夫。こう見えて体だけは頑丈だからね」

...本当はギャグ補正のおかげなんだよね

まずは教会の人達にお礼を言おうと思い、辺りを見回すが、人は見当たらない。

「あれ?シスター達どこに行ったの?」

「あー、み、皆様石を投げた犯人探しに出掛けられました。」

……終わったな、石を投げた奴…十中八九子供が野球かなんかして打った球(石)が教会のステンドグラスを破ってそのまま俺の後頭部に……あんなシスター達に追われるなんて俺だったら海外へ高飛びして逃げてるだろうな…

とりあえず感謝の気持ちは大事なんでメモ書きかなんかを描き置いておこう。


教会を出て空を見上げると太陽はほぼ真上にあるのが見える。天気は快晴、絶好の冒険日和だ。だがその為にはまず、武器や防具が必要だ。

教会を出て想像より広い城下町を数十分たち、どうやら目的の鍛冶屋に着く。その鍛冶屋は川の側にたっていてみるからに素敵な鍛冶屋に見える。建物は石造りの工房とレンガで出来た建物があり、恐らくあそこで武器や防具を売ってると予想出来る。

中に入ると俺は言葉を失った。

そこには素人の俺でもわかるほど立派な武器や防具がある、そのどれもが一流であると…だが一つだけ致命的な問題がある…

「…なにこれ、すごくダs「エルちゃん、それ以上はいけない」

「…なんて言うか見た目がとっても個性的ですね…」……そう、ここの商品、見た目がかなり独特過ぎるのだ、個性の暴力ってレベルじゃなねぇ…個性的過ぎてもう一周回ってダセェ…

でもきっとその性能は比較的まともだと信じてる…

俺たちの会話を聞きつけたのかバンダナを頭に巻いた男が店の奥からやって来た。恐らく店員だろう。

「っらっしゃい、ようこそ俺の工房へ、武器か防具をお求めかい?」

「あぁ、一応武器と防具を買う予定なんだ。俺の工房ってことはあなたが店主?」

「いかにも!と言っても腰を痛めた親父の代わりに店をやってるだけなんだが、ここにある武器や防具は全部俺が作った、渾身の武器や防具たちだ!」

…意外にもこの人物が店主らしい。とゆうかあんたがこの個性的過ぎる武器や防具を作ったのか。

「実は旅に出る予定なんだが、初めての旅だから準備を万端にして行こうと思っててここに来たんだが、何かおすすめはあるかい?」

「おうとも!沢山冒険初心者向けの武器や防具はあるから紹介して行くぜ、例えば…これなんかどうだ?」

そう言って彼が出したものはバールと剣を足して2で割ったような武器だ。

「こいつの名は『エクスカリバール』だ…伝説の名剣エクスカリバーを催したものだ。バールとしても剣としても、使える優れた武器だ!」

……確かに値段も安くて丈夫そうだし、何より伝説の剣を催した剣だから勇者になる予定の俺には多分ぴったりだろう…この際名前とかにツッコミは入れない、だが…何故…何故…蛍光色なんだ…超絶ダセェ…

「ほ、他の武器はどんながあるんだ?」

「おっ!他の武器か色々いいのあるぜ!例えばこの『ゲイ♂ボルク』なんて武器はどうだ?」

……なんだろう、聞いた感じ有名な槍と同じ名前だけども…なんか文章にしたらとんでも無い武器な気がする。見た目は先端には返り?みたいなのが付いていて対象に突き刺せば引き抜く際に傷口を抉るようになっていて反対側には打撃に使えそうな円状のものが付いていて多分槍としては中々強そうな感じがする…問題はその形、とゆうかその形どうみても♂マークだよね?!ただ間の棒を伸ばした♂マークだよね?!

「この武器はな……呪われていて、人間のある部分に目掛けて飛んで行きそのままそこに突き刺さるんだ…恐ろしいだろ、そのせいで親父は……」

「…一体何処に刺さるんです?」

「……ケツだ…男のケツに向かって飛んで行きそのまま……刺さるんだ……お陰で親父は……切れ痔の重症だ……」

……なんか想像通りと言えばそうなんだが…本当に恐ろしい武器だ…

「だから、この武器の取り扱いには気をつけなきゃいけないのさ…落としたりしたらこの槍は近くにいる対象に対して飛んで行くからな……あっ…」

店主(仮)が槍を元に戻そうと店の奥に行った所、誤って落としてしまったらしいのか、カランと綺麗な金属の後、風を切る音と同時に「ぎゃああああああ!!!!」って男の人の悲鳴が聞こえた…多分親父さんだよね…かわいそうに…とゆうか腰を痛めたっていうかケツに致命傷を負ったっていうか…何ていうか頑張ってとしか言いようが無い…

と、とりあえず余計な被害を出さない為に、比較的まともな武器、防具を探そう…そう思い急いで店を見て回る。幸い店主は初心者用、中級者用、上級者向けって分けられてるからとりあえず初心者用のコーナーで武器を探す…できるだけまともな見た目でまともな性能の武器を。

「ねぇねぇ勇者様(仮)これなんかどう?見た目も普通だし、剣としてはそれなりに上質みたいだし…」

そう言ってエルちゃんが差し出したのは刃渡り60センチぐらいの両刃剣を渡してくれた、確かグラディウス?だっけ古代ローマ人が使ってっていう武器だった気がする。柄の部分に水色の装飾が施されていてそれは水の流れを思わせる。個人的には結構見た目は好きだね。値段も手頃だしこの際剣の名前は気にしないでおこう。後、その辺にあった盾とプレートを選んで、ミラちゃんも自分の武器と防具を選び終えたみたいだから後はお会計だけだ。

暫くして店主(仮)が戻ってくる。

「ねぇ旦那、これ6つを買おうと思うんだけど、いいかな?」

「おうとも!6点で8000ゼネーだぜ」

…そういえばこの世界はお金の単位が元いた世界とはちょっと違うんだよね8000ゼネーは日本円で例えると三万円ぐらいってエルちゃんが言ってた。ここは俺が支払おう、男が女に奢って貰うなんて情けないってじっちゃんが言ってtあっ……そういえば俺今一文無しだったな……早速詰んだ\(^o^)/


払い終わって店を出る。エルちゃんには申し訳ないが奢ってもらってしまった、なんかものすごく情けないと思ってしまった。でもエルちゃんはそんな事を全く気にしてなかった…流石は女神様って感じだな…恐れ多くて足を向けて寝れないな……そんなこんなでやっと3話にして冒険に出る何て…おい作者、もうちょい早く物語をすs「勇者様(仮)気持ちはわかるけどそれ以上のメタ発言はいけない。」

この回本当にメタいね…とりあえず露店で適当にご飯を買って城下町を出ることにした。ちなみに出る時に犯人をボコボコにして吊るしあげてるシスター達に見送ってもらった……やっぱりこの人達怖い(´;ω;`)

城下町の外は広大な草原で小さい丘とかはあるけどのどかでいい感じの草原だと思った。ちらほらと動く影はあるけどそんなに数は多くないしそれぞれが離れて行動してるから大声を出さない限り多分大丈夫だろう…

暫く歩くとある魔物が目視できる距離まで近づいた…スライムだ…ド○クエとかで有名な雑魚モンスターだ…1匹しかいないし俺1人でも行けそうな気がする。2人にかっこいい所見せて汚名返上してやるぜ!

「よし、相手はスライムみたいだし俺1人でも行けそうだ…ちょっとささっと倒してくる」そう言うと俺は声を出さないように剣を構え、スライムの後を追いかけるように走りかかる、その瞬間ミラちゃんが呼び止める声が聞こえる。でもたかがスライムだ…多分大丈夫だろう。

俺とスライムの距離は徐々に縮まる。

距離が2メートルぐらいになった時に向こうが気付いた。だがもう遅い!向こうが振り返ると同時に構えてた剣で頭の上から真っ二つにする要領で斬りつける。やったか?!そう思った瞬間奴が半分になりながらも俺の顔へと飛びかかる、しまった!こいつここだと雑魚じゃないのか!気付いた時には顔にまとわりつく、まさかこのまま窒息死させるつもりか?!すると、

「ゆ、勇者様気をつけて下さい!そのスライム人の髪を溶かして髪を食べるスライムです!!急がないと髪を溶かされ尽くされてしまいます!!」

……うっうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!先に言ってくれぇぇえ!おっ俺の髪が…髪がぁぁぁあ!!!ハゲオチなんて最低ー!!!!


ドーモ ドクシャ=サン ワンヤデス

今週は割と忙しく、文をまとめるのに時間が掛かってしまい、遅れて投稿する事になってしまいました…それでいてこのクオリティですが、なるべく一週間に一度のペースで投稿できたらいいなぁ…


正直読んでる人がいるのかさえわからないのですが、とりあえず完結目指して投稿していきます。

コメントやアドバイスがありますと今後の励みになるのでよろしくお願いしますm(_ _)m

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