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第10話 冒険道中

連合国を出てしばらく経つけど未だに何にも起きてない……とゆうか暇だ……えっ?なんか起こらなかったのかって?いやーバナナの皮で足を滑らせた事以外特別変な事は起きてないし、今の所魔物も盗賊も全く見当たらない。精々、城出る前に王様から前金として、いくつかの金銀財宝を少し分けてもらった。なんでも魔力がこもってる魔石らしいので戦闘の補助にと渡された。

今現在、馬車はエルちゃんが手綱を握りしめて馬車を走らせている。

一方ミラちゃんは先ほどの買い物で買った木製のブローチ?をずっと眺めてるね。

俺?俺は今、新しいスキルの検証中だ。意外にもあのバナナの皮のおかげで。スキル名は『バナナスリップ』うん、まんまだな。効果も対象に対してバナナの皮を出現するスキルで対象がいないならバナナの皮は自分の足元に落ちるというスキルだ。えっ?まんま?そら、シンプルイズベストだよ。単純なスキルならそれだけで強い。だって足止めだよ!足止め!やっとそれなりのスキルが手に入ったんだよ!今までの自力で習得したスキルが殆ど使えないスキルが嘘みたいだ。

説明を見る限り効果範囲もそれなりに広いみたいだし、これは期待出来るスキルだぞー!

「多分だけど1人で盛り上がってる所悪いんだけど、ちょっといいかな勇者様(仮)」

「ん?どうかしたの?」

「あれみて。」彼女が指差す方向を見ると山賊っぽいのが道を塞いでいる。

何故っぽいのかというと。なんか、女々しいっていうか弱々しい雰囲気の山賊だ。

転んだだけでも骨折しそうなぐらい腕や足が細いのだ。

そして一番前に出ていた緑色の髪をした美形の青年が話しかける。

「お、お、おい!そ、そ、そ、そこの馬車!と、止まって下s止まれ!!お、お、おとなしくすれば絶対に傷つけないので、えっと、その、か、金目の物を置いていって下さi、置いて行け!!」

なんだこいつら、めっちゃビクビクしながら金目の物を置いて行けって脅して来るんだけど。

全然怖くねぇ。

むしろ若干こいつらが心配になる。

「ねぇ、勇者様(仮)こいつら轢き殺していい?」

「「ダメだよ(ですよ)!!」」

「……ちぇー」

とりあえず悲劇は回避出来た……筈。

「ひえぇ、あ、あいつら俺らを轢き殺すつもりだぁ……」

「どうする、オラはまだ死にたく無いズラ。」

「あっしだって死にたく無いっすよ!」

「た、隊長殿!こ、これは撤退するべきであります!」

「う、狼狽えるんじゃ無いみんな!ここは僕がなんとかするから!!大丈夫絶対生きて帰って、弟たちに美味しいご飯を食べさせてやるから!!」

あーやべぇーこいつらマジでかわいそうな奴らやどうする、個人的には助けたいんだけど……あっそうだ!これなら双方傷つく事なくなんとかなる方法があるぞ!

「エルちゃん、悪いんだけど頼みたい事があるんだ!」

「んー?何ー?もしかして気が変わってこいつらを轢き殺す?」

「ちげぇよ!!いいから耳貸して、ゴニョゴニョ………」

「…………マジで?」

「マジマジ、」

「ふむ、面白いから採用!」

「お二人は一体何を企んでいるのですか!」

「なぁに、大丈夫だよ!ちょっとした人助けの為の企みだよ!」

「な、ならいいのですが……」

よし!!ミラちゃんの許可を得た!後は実行に移すだけ!


「じゃあエルちゃん、作戦通り頼むよ!それとミラちゃんはしっかり馬車に捕まってて!」

「なんだか嫌な予感がします……あのー私、やっぱり反対しまs」

「つっこむぞ!!!つかまれ!!!」

エルちゃんはそういうと馬車を思いっきり走らせた。

しかし山賊ボーイズを無理矢理避ける感じで走り出す。しかしそんな事すれば馬車がどうなるかなんて、誰にでもわかる。だがしかーし!!俺にはとっておきのスキル、バナナスリップがある!!

「とりあえず発動!!スキル:バナナスリップ!!」

そういうと馬車の目の前に大量のバナナの皮が現れ、そのままものすごい勢いで馬車は滑り出す。例えるなら物凄いドリフトをする頭文○Dの車みたいにかなり無理矢理ドリフトした。

よし作戦成功!!山賊ボーイズを誰1人当てる事なく馬車が滑ってくれたぞ!!って

「やりすぎたぁぁぁぁぁぁああああ!!!!」

馬車は何だか大変な勢いで滑り始め、ぐるぐる回り始める。

「うわぁぁぁぁぁあん!!何してるんですか勇者様ぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

「……どうせそうなるだろうと思った。とりあえず借り物を傷つける訳にはいかないから、スキル:ハイプロテクト。」

そういうと馬車と馬はなんらかの膜のような物で覆われる。これはあれか、いわゆる衝撃を吸収したり、するアレか。

さっすがエルちゃん!俺に出来ない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!!あこがれるゥ!!

っとと、危うく目的を忘れる所だった。俺は側にあった、幾つもの袋に分けられた魔石や金銀財宝が入った袋を幾つか誤って外へ放り出してしまった。えっ?わざとじゃないのかって?やだなぁー、そんな事する訳ないじゃないですかやだー。事故ですよ、アクシデントですよ、スペイン語で言うアクシデンテですよーやだー。

あー、事故で放り出した袋が全部山賊ボーイズの足元に着地してしまったーしまったー。やってしまったーでもわざとじゃないんですー事故なんですーなので俺はわるくなーいわるくなーい(棒)

「あーしまったー王様から貰った金銀財宝の入った袋がー(棒)」

「どーしよー勇者様(仮)取りに行きたいけど謎のヴァナァナァァの皮のせいで馬車が制御不能になってしまったー(仮)」

「お、お二人とも!と、止めてくださいいいいぃぃぃ!!目が、目がまわるるるるるるる!!」

「あっそうだった、エルちゃんこれ、どうやって止まるの?エルちゃんの万能で優雅なスキルでなんとかなるの?」

「あっ」

……?何その不穏な『あっ』は……まさか。




「………ごめん実行しといて何だけど………結論から言えば……この馬車止められんよ?」




「「ですよねぇぇぇぇぇええええ!!!」」

「ミラちゃん、恨むんなら勇者様(仮)を恨んでね、この作戦を企んで、実行に移した諸悪の根源は勇者様(仮)なんだから。」

「酷い責任転嫁をみた、俺は深い悲しみに包まれた。」

「とゆうか、お二人はこの先が何か知ってるのですか!?」

「「いや、全然??何があるの??」」

「崖ですよ!!!目的地にはだいぶ近くなりますけどその前にみんな死んでしまいますよ!!」

「「え"?」」

そう言うと俺は真っ先に目の前を確認する。あー崖だー結構高そうな崖だーわーどうしようー。

「え、エルちゃん??な、なんかこんな状況をどうにか出来るスキルって」

「祈れ。」

ですよねぇぇぇぇぇ!!!

馬車はそのまま崖のある方へと突っ込み俺たちはアイキャンフライした……あーこれはアレだな、


オワタ\(^o^)/


「み、みんな、た、対ショック体勢!!!」

あっこのセリフ、一度は言ってみたかったんだよね、ってそんな事言ってる場合じゃねぇ!!

エルちゃんは、なんとかなりそうだな、うん。馬車もハイプロテクトだっけ?それで守られてるみたいだから大丈夫だと思う。

問題はミラちゃんだ、彼女自身そういうスキルを持ってない気がするからな……

俺?俺はギャグ補正でなんとかなりそう。

「この状況をどうにかする事は出来ないけど、被害を最小限に抑えることは出来るけど……する?」

「何それ、もっと早く教えて欲しかったなエルちゃん!」

「なんでもいいのでお願いします!エル様!!」

「はいよー、じゃあスキル:フロート。」

エルちゃんがそう唱えると自由落下してた馬車の速度はだいぶ緩やかになる。そして馬車に捕まってたミラちゃんとエルちゃんは無事だ。

ちなみに俺は自由落下中だ、柱に捕まろうとしたらエルちゃんに蹴り落とされた。

なんでさ。

そしてそのまま俺は再び地面とキスして気絶した。


ドーモドクシャ=サン、勇者様(仮)です。数時間前、真っ先に地面に衝突し、そのまま馬車の下敷きになり、今現在ミラちゃんにやかんのお湯をかけて貰って元に戻ってる最中ですよ。いやーほんと、ギャグ補正が無かったら即死だった。ちなみにエルちゃんに何故蹴り落としたのかと問い詰めたら、

『ギャグ補正勇者なのに、傷つかないで事件を解決するのはおかしいと作者から啓示を受けてやった。反省もしてないし、後悔もしてない。むしろかなり誇らしい気分だよ!」と、言ってた。まぁ作者が言ったならしょうがn、「しょうがなくありません!後で、エル様と作者様にお説教です!!」

……さっすがミラちゃん、作者ですら敵に回すなんてやべぇな。

とりあえず今現在エルちゃんは説教されながらキャンプの設立をしてて、ミラちゃんは今日の晩飯の用意をしてて、俺は元の姿に戻りながら、馬車を軽く点検してる。、と言っても俺は素人なので、そんなに詳しくは出来ないので鑑定スキルを使ってダメージを見る感じだ。まぁ、エルちゃんの防御魔法のおかげで馬車にも、馬自体にもダメージは無い。

まほうのちからってすげー!!

そして俺たちは本来の目的地から1日分の、距離を短縮出来て、明日のお昼には老剣士アルフがいると思われるメルガディアへ向かう事が出来るのだ。ある意味結果オーライだね。

「お二人共!ご飯が出来たのでこちらへ」

おっと、そんなこんなしてるとミラちゃんのご飯コールがかかる。とりあえず俺は馬車を離れ2人がいるところまで走る。今回は色々食料があるから、前の一角鶏の丸焼きのような料理じゃなくて、ビーフシチューのようなスープとライ麦パン見たいなパンが用意してある。

「おっ、なんだか美味しそうな匂いがするねー、ミラちゃん今日の晩御飯って何?」

「えーっとですね、今日は岩牛とお野菜たっぷりのタンシチューと黒麦パンを炭火で炙った物に加えて、デザートに干したクマルの実ですね、勇者様。」

「ほぉーそれまた豪華だね?でも初日にそんなに食料使って大丈夫?」

「はい、そこは大丈夫ですよエル様!ちゃんと考えて使ってますから、それに、今日は初依頼の初野宿なので、今日くらいは少し贅沢してもいいかなーって思ってみたり。」

「ふーーん、でもだからって、岩牛はやりすぎな気もするんだけど。確か高級品だよねこの岩牛って?」

「えっ?この岩牛って奴高級品なの?」

「はっはい。エル様のいう通りこちらの岩牛は高級品です。というのも、この岩牛は普段岩に擬態してまして探すのも、殺めるのも困難な生き物なのですよ。ですがその味は絶品に加え、こちらの牛は名前もとてもめでたいので高級品となっております。」

「そうなんだ。ミラちゃんは食べた事ある?」

「い、いえ、今回が初めてです。なのでとっで楽しみです!!ほ、本当なら教会の孤児院の皆さんにも、食べさせたいのですが、」

「じゃあ今度、孤児院に戻ってくる時はみんなに岩牛の料理を振る舞おうね、ミラちゃん。」

「!!はいっ!!勇者様!!」

「2人とも、いちゃついてる所悪いけど、早く食べようよ。」

「っ!そ、そ、そうですね、じゃ、じゃあ、主よ、今宵もあなた様の御恵みに感謝します。では。」

「「「いただきます!!」」」

さて、まずはタンシチューからだ、正直どんな味なのか全く想像が出来ない。一口タンシチューを口へと運ぶ。

まず、最初に脳裏に浮かんだのは濃厚な旨味が上手く混ざり合ったのシチューだ。ニンジンや玉ねぎなどの野菜の味はもちろん、肉厚な岩牛の牛タンから滲み出た肉汁が合わさり、とても美味い。ビーフシチューとかシチューは何度か食べた事があるけどこれは確かに今まで食べたどんなシチューよりも美味い!気になる具はどれもとても柔らかい。いい具合に煮込まれた牛タンは簡単にスプーンでほぐれて、口の中で軽く噛むだけで簡単に無くなってしまい、美味しさだけを口に残していく。

それだけじゃない、本来ならこんなにも肉が自己主張するとくどい筈だ。だけどそんな事もなく、むしろ、食べれば食べるほど、どんどん食べたくなるような不思議な肉だ。煮る前に焼いたからなのかとっても香ばしくジューシー、それでいて他の野菜を優しく取り込んでいて噛めば噛む程野菜の旨味が出てくる。とても美味い!

少し濃いめだが、パンと食べる事で、丁度いい味になる。むしろ、パンが加わる事により、新たな食感を生み出し、さらに美味くなる。あぁこれは……これは……

「「うっっまぁぁい!!!……あっ」」

……まさかミラちゃんと同じタイミングでいうなんて……うぅ、めっちゃ恥ずい。とゆうかエルちゃんそのにやけ顔は何だよ。後でイジるって顔だよ。

はぁ、まぁいいや、こんなに美味い料理は本当に初めてかもしれない。エンジョイしなければ。

「まぁ2人が美味いって叫ぶ気持ちはわからないでもないかな。事実、私もこんなに美味いって思ったのは本当に久しぶりだと思うなー。」

「ですよね!ですよね!私もこんなに美味しいもの食べたのは初めてです!!むしろ、私が作ったとは思えません!まるで宮廷の料理みたいです!……実際食べた事はありませんが。」

「確かにミラちゃんのいう通り、今まで食べた事のないくらい美味いシチューだ。確かに岩牛が入るだけでこんなに美味くなるなんて、流石高級食材。」

いやーこれは本当に美味い、異世界に来てよかったー、ここに来て本当、ろくな目に合わなかったからなぁーいやーこれくらいならきっと神様も許してくれるよね?ね?

えっ?そのセリフはフラグだって?いやーそんな訳……あるわ。

絶品シチューを、食べたからなのか知らないが気がつけば敵に囲まれている。素人目にもわかる明らかな殺意。人ならざる者の明確な敵意。

はぁ……俺はシチューすらゆっくり味わう暇もないのか。


「い、いつの間に?!それに、こんな沢山の魔物が?!」

「まさかとは思うけどこのシチュー目当てだったりして。」

「いやいや、そんな事ありえないよ勇者様(仮)。仮にこいつらがシチューの為に私達を襲うとしたら、何故だい?私達は普通のタンシチューを……あっ」

「何その『あっ……』は?何か心当たりが」

「……岩牛の肉ってね、魔物達の大好物でね、だから岩牛は魔物から身を守ると同時に隠れる為に岩に擬態してるの。そんでそんな岩牛の肉は干し肉とかにすれば魔物は気づかないんだけど、シチューにするとき、干し肉のままシチューに入れたから肉が元の肉に戻ったよね?、それで戻った肉を元に魔物が寄ってきたんじゃ無いかなーって」

「……まじか」

「まじまじ。メガミミナライ、ウソツカナイ。」

「じゃあなんでカタコトなのかな?」

「ハハッ、ナンノコトカナー、ワタシワカンナイーイ。」

「コントしてる場合じゃ無いですよお二人共!!戦闘態勢をとって下さい!」

ととっ、ミラちゃんのいう通りだ。そういうと俺は側に置いて剣を……?……?

あれ?

あれあれあれ?

あるぇぇ?

確かにここに置いたはずなんだよな…

あっ

「………………」

「どうしたの勇者様(仮)?急に固まったりして。」

「……やべぇ、剣を馬車の中に置いてきたわ……」

「「え"?」」

「いやまじまじ、ほら」

そういうと手のひらを2人に見せる。

「……ど、どうしましょう!!!勇者様が剣を取りに行く間にみなさんが攻撃を受けたら……」

「むぅ、仕方ないから、ほら勇者様(仮)これ使って。」

「あのーエルちゃん?何かなこれ?普通の木の棒にしか見えないんだけど。」

「何言ってんの勇者様(仮)これはひのきのぼうだよ、ドラ○エの。」

「いやいやいやいや!!これで戦えっていうの?!」

「うん^^逝ってこい。」

「こ れ は 酷 い」

こんな事ってある?

ってそんな事言ってる場合じゃないな、幸いにも戦闘スキル?のバナナスリップがある。

が……それにも限度はある。なんせ、SPが後、120しか無いのだをそして今日バナナスリップを打った回数は3回。つまりバナナスリップ一回分で10もSPを、使うのだ。つまり後、12回しか使えないのだ。そして敵は沢山……つまりこれはいわゆるオワタ式なんだ。まさかこんなシチュー食べただけでこんな事になるなんてな……でも一点突破でなんとかして2人を逃す事は出来そうだ、とりあえずそれで行くか。

「2人とも、俺が合図したら走ってくれ、」

「まさか、また囮になるのですか?!」

「うん、そのまさかさ。」

「オッケー、今まで本当にありがとうね勇者様(仮)また機会があればどこかで会おうn」

「ダメです!そんな事絶対に許しません!勇者様が残るでしたら私も残ります!!」

「えっ、で、でもそんな事したら、ミラちゃんが無事って保証は」

「ありません。ですが、もう二度と誰かが、帰ってこなくなるなんて事はもう嫌なんです!!だから……だから!!私も勇者様と一緒に戦います!!私だって……私だって、戦えます!!」

彼女はそういうとスキルの発動の為の詠唱を開始する。

彼女の意思はとても尊重したいがそうもいかない。

敵が多すぎてSPを使い切ってしまうのではないか……そうするとスキル重視のミラちゃんは……

あぁどうしよう、こんな時に主人公補正さえあれば……何とかなったのだろうな!

そんな思いを巡らせていたのか知らないがミラちゃんの背後から狼型の魔物が襲いかかる。予想外の出来事で俺は判断力が一瞬遅れた為かバナナスリップを発動するのが一瞬遅れてしまう。


そして鮮血は辺り一面を彩る。


しかしその血の持ち主はミラちゃんではなく襲いかかった狼型の魔物からだ。一瞬の出来事でわからなかったが今ならわかる。俺の真横をある人物が通り過ぎあの狼を一刀両断したのだ。そいつはピンク色のエプロンを、し背中には赤子を背負っており、片手で赤子をあやしており、もう片方の手で、魔物の血を帯びた剣を持っていて、外見からとても筋肉質だとはっきりわかる。

その人物はこの場には似つかわしくない格好をした人物であるが強者としての覇気かわからないが強力なプレッシャーを放っている。素人の俺でも目の前の人物が相当熟練した人物であることは伺える。しかし、幾つかツッコミ所が多く、どこから突っ込めばいいのやら……まぁこの際無視しよう。

なんにせよ、この人が何者であっても今の状況で助っ人はありがたい。

しかし一つ気になる事がある。

その人物が出てきた瞬間、ミラちゃんとエルちゃんの表情が変わる。

なんていうかとっても驚いているようだ。それも多分俺と違うベクトルで。

すると男は片手に構えた剣を空高く掲げる。

「血肉に飢えし醜悪なる魔物供よ!罪無き民草を脅かし襲うとは……恥としれ!大いなる女神、ミル様の使命により貴様らに鉄の裁きを!」

……なんだこいつ?

「我が名はアルフ、誉れ高き白薔薇騎士団が1人、アルフレッド・アーキア!!いざ推して参る!」

…………へ?

「ではゆくぞ!!はぁぁぁa「おぎゃあああああ!!!おぎゃあ!おぎゃあ!」おぉよしよし、ごめんねーじぃじ急におっきな声出してごめんねーほーらよーしよしよし。」

魔物へと斬りかかろうとすると背中に背負っていた赤ん坊が泣いた為、すぐさま攻撃をやめ、赤ん坊をあやし始める。って

こいつが俺たちが探していた老剣士アルフかよ!!

まさかこんなファーストコンタクトになるなんて……


ドーモドクシャ=サン。ワンヤデス

今回は大学の課題やら宿題やらで大忙しで中々投稿出来ませんでしたが、何とか合間合間に執筆して投稿した次第でございます。

今回はいよいよ冒険回でわちゃわちゃした感じです。

後、短編に関してはもう少しお待ちを、実はいま短編が若干スランプといいますか、中々指が進まず、執筆が大幅に遅れてる次第です。

早く描き終わるといいな。

ではではまた次回。

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