あとがき
ハムレットという戯曲がよく分からないので勉強しよう、と六年ほど前に自分のためにかきはじめたのがこの話でした。
物語に使えば、ハムレットをよく知れるのではないかと思っての事です。
それから何年もたった今、改めて文章に起こしてみると、過去の自分がハムレットをまったく理解してなかったと分かりました。
今回改めて勉強してみても、ハムレットの世界はとても深いもので、まだまだ不勉強を感じました。
ハムレット解釈に関してはとてもつたないものになっている事でしょうが、広い心でお許しいただけると幸いです。
物語の冒頭に書いた通り、各話のサブタイトルと後書き部分のハムレットからの引用は、小田島雄志訳をお借りしました。
本文中のシェイクスピア作品からの引用は下記の文献を参考に意訳しながら書きました。
最後になりましたが、この話を書くきっかけとなった、かつての恩師M先生にはこの場を借りてお礼を申し上げます。
先生の授業がなければ、演劇への興味も、シェイクスピアへの理解もなかったでしょう。
素晴らしい授業を、ありがとうございました。
授業での受け売りをこの話でも反映させていますが、何かおかしな点があればその責任は、授業や文献ではなく、この私のところにあります。
また、執筆中に読んでるよ、とお声がけくださった方にも心よりお礼申し上げます。とても励みになりました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
本文に登場した映画紹介
ローレンス・オリヴィエ監督
『ハムレット』
1948年製作
フランコ・ゼフィレッリ監督
『ハムレット』
1990年製作
【参考文献】
荒井良雄他編集『シェイクスピア大事典』日本図書センター、2002.
大場建治訳『ハムレット』(対訳・注解 研究社 シェイクスピア選集8)研究社、2004.
小田島雄志訳『ハムレット』(白水Uブックス シェイクスピア全集23)1996、白水社.
福田恆存訳『ハムレット』2013、新潮社.




