第一話 無の騎士の小さな約束
心機一転頑張ろうと思います。
それは小さい頃の約束。本当にくだらない、子供ならば誰しも一度はやった事があるだろう約束。
「セレナ、必ず大人になったら結婚しよう」
「うん、ルーク。私の騎士様。いつか本当に私を守る騎士になってね」
「君も騎士の家系じゃないか」
「実力ならあなたの方が上のはずよ。だってあの名家の生まれじゃない」
「そうかな・・・」
「そうよ。だから自信持って」
「うん。じゃあ、そうあれるよう頑張るよ」
「頑張って、私の愛しい騎士様」
そんな約束を小さな頃にした。でもそんな約束、叶うわけがなかったんだ。だって俺には・・・
何もなかったんだから。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
初めましての方は初めまして。そうでない方は一読ありがとうございます。
自分の第三の作品になります。(第二作品はとある理由により消去済みです)こちらの作品は常日頃から考えていた新作なのでストックも書いてあり、第二作品のような状態にもならないと思われます。更新ペースはまだ少し考えていますが、週一、二日に一、三日に一などバラバラになるかと思われますが完結までは頑張ろうと思います。至らぬところも多々あるかと思われますが当作品をよろしくお願い致します。
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