表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/17

11話 賭博宮へ

あーよく寝た。しかし──賭博宮がまだ開かれないとはいえ、俺はすっかり怠惰な生活を送っていた。

アリスの話では、この「賭博宮」での勝負こそが、ブリング国が“賭博国家”と呼ばれる所以らしい。


そんなことを考えていると、外出していたアリスが帰ってきた。

扉を開けるなり、彼女は息を弾ませて言う。


「キョウスケ、いよいよ明日だ! 明日、賭博宮が開かれる!」


興奮気味の声に、俺も思わず身を起こす。

そうなのか……特に準備はいらないのか?


「うん、持ち物は何も。でも――その格好はダメだよ。目立ちすぎる」


確かに、今の俺の服は元の世界のままだ。

アリスは苦笑しながら、包みを差し出してきた。


「というわけで、これに着替えて」


受け取った服は、特に派手でもなく、むしろ地味な普段着だった。

だが、色合いがどこか落ち着いていて、俺は気に入った。


「さぁ、これで準備は整ったね。――いよいよ明日が正念場だよ。キョウスケ、頼りにしてる」


アリスの声には、いつになく真剣な響きがあった。

まぁ、ギャンブルならなんとかなるだろう。そう、俺は高をくくっていた。


――だが、それは大きな間違いだった。

賭博国家ブリング。その真の凄さを、俺は翌日、“賭博宮”で思い知ることになる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ