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炎の中へ  作者: 春日彩良
第4話【篝火(かがりび)】
8/85

(1)

 初秋の朝は、高い空と澄んだ空気を予感させて白み始めている。

 日中はまだ蒸し暑いが、朝夕は凛と冷たく張り詰めた秋の気配が漂っている。

 薄暗い地下のスナックから出てきた女は、肺の中の暗く淀んだ空気を全て吐き出すべく、大きく伸びをして深呼吸した。


「ふあぁぁあ!」


 切れ長の目じりに涙が滲む。身体に密着するデザインの赤くケバケバしいスーツに身を包んだ、いかにも水商売といった風情の女だったが、ツンと尖った鼻先と、奥二重の眼差しは個性的で美しかった。

 女はすっかり明るくなった街の中で、まだ弱々しい電飾の光を放っている、店の看板の電気を切ろうと屈みこんだ。

 看板には『スナック 不知火』と書かれている。


「よいしょっと」


 女が手を伸ばして灯りのスイッチに触れようとしたその時、グニャリと奇妙な感触のものが手に触れた。


「ヒッ!!」


 思わず小さく叫んで飛び上がると、電飾の看板の下に隠れるように座っていたスタジャンの少年が立ち上がった。


「何だよ、アカリさん。脅かすなよ」

「それはこっちのセリフよ!心臓止まるかと思ったじゃない。マサ、こんなとこで何やってんのよ。あんた、とっくに帰ったんじゃなかったの?」


 マサと呼ばれた少年は、シンナーでボロボロになった歯を隠そうともせず、しまりのない顔で笑いながら、きつくパンチをあてた頭をボリボリ掻いた。


「いやぁ、俺もさぁ、帰ろうとしたんだよね。でもさぁ、まいっちゃうんだよね。この娘、伸びちゃって全然こっから動かないんだもん」


 マサが顎でしゃくる方へ目を凝らして、女は本日二回目になる「ヒッ!!」という叫び声をまた上げる羽目になった。

 さっきまでマサが座っていたその場所に、二本の細い足がニュッと伸びていた。


「な、何よ?何なの、これは?」


 女はわけが分らなくなって、マサの擦り切れてボロボロのスタジャンの袖を掴んだ。


「俺に聞かれたって分かんないよ。昨日さ、俺らの集会にロクの兄貴が連れて来た子でさ。可愛い顔してっから連れて回ってたんだけど、変な子でさ。全然笑わないし、しゃべらないし、つまんないから追い返そうとしたら、こんな風に出来上がっちゃって、テコでも動かねぇんだ。こんなんじゃ、バイクにも乗せられないし。俺もう参っちまって」


 マサは本当に弱ったという顔をして、恨めしげに横たわる二本の足を眺めていた。

 すると、突然思い立ったかのように女の顔をまじまじと見つめ、名案が浮かんだと言わんばかりに顔を輝かせて言った。


「後は任せた!」

「は?ちょっと、マサ」

「俺んチのアパートは柄の悪い男共が五人も六人も雑魚寝してるんだぜ。そんな危険地帯に、こんなお姫様連れて行けるかよ。だろ?女は女同士、頼んだぜ!恩にきる、アカリさん」


 言うが早いか、マサはさっさと道端に止めてあったオンボロの原付バイクに跨って行ってしまった。


「マサ!ちょっと、待ちなさいってば!この貸しは高くつくわよ!」


 女は早朝の路地裏で声を張り上げたが、マサの安物の虎の柄が入ったスタジャンは、あっという間に角を曲がって見えなくなった。






 白い布製の、中学校指定の肩掛け鞄をタスキ掛けにして、隆志は帰宅の途についていた。

 別に急いでいるわけでもないのだが、隆志は歩くペースが早いらしく、同級生が小走りするのと同じくらいのスピードで歩くのが癖になっていた。

 隆志が歩くたびに、鞄の蓋はパタパタと風を含んではためく。

 長屋の前まで来て、隆志はふと足を止めた。鞄も一緒に口を閉じる。

 隆志の家の前には、長身の男がたたずんでいた。

 夕日に逆光になって顔は見えないが、隆志はその人物をよく知っていた。短い期間ではあったが、一つ屋根の下で暮らしたこともあった。


「……隆志君」

「また来てたの?」


 隆志は男を振り向きもせずに、制服の襟元をゴソゴソと探って、伸びきったゴム紐で首からぶら下げた、家の鍵を取り出した。


「母さん、今日も遅いよ」


 鍵を差し込んで回した後も、立て付けが悪く中々開かないドアをガタガタと乱暴に揺すりながら、隆志が素っ気無く告げると、男は「そう」とだけ力なく呟いた。


「今日も、待ってる気?」


 ガタンッ!と大きな音がして、ようやく扉が開いた。

 一瞬の静寂の後、男は決まり悪そうに頭を掻きながら微笑んだ。


「あ、大丈夫だよ。君に迷惑はかけないから」

「……ご勝手に」


 隆志はため息をつくと、男を外に残して、自分は一人家の中に入った。

 貧しい家の中にあっては、場違いとも思える重厚な作りの柱時計が、ボーンボーンと六時の鐘を鳴らす。

 隆志は一直線に台所へ走って、昨日の夕飯の残りである焦げたご飯を漁った。しゃもじについている干からびた米の一粒一粒まで、口をつけて貪るように食べた。

 ろくな栄養を与えられず、相変わらずガリガリに痩せてはいたが、なぜか隆志の背はグングン伸び、中学三年の今のクラスでは、背の順では後ろから三番目だった。成長期にあっては、当然腹も減る。

 水道の蛇口をひねり、流れる水を横からゴクゴクと喉を鳴らして飲んだ。飛沫が、短く刈り込んだ髪に跳ね、夜露のような小さな玉ができた。

決して行儀がいいとは言えない夕食を終えて唇を拭うと、隆志は鞄を放り出し、それを枕にしてゴロンと横になった。

 窓から差し込む夕日は、燃えるように赤い。

 隆志は眩しさに目を細めるうちに、だんだんと瞼が重くなってきて、そのうち本当の眠りに落ちていた。




 ボーン、ボーン、ボーン――――




 静寂を割る柱時計の音に慌てて目を覚ますと、辺りはもうすっかり暗くなっていた。

 隆志は目を擦りながら裸電球のスイッチを探した。

 ボウッとした薄明かりがだんだんとその濃さを増してきて、部屋が明るくなる。

 時計を見ると、既に夜の9時を回っていた。

 母はまだ帰っていない。珍しいことではない。

 新しい男に熱を上げているときは、帰らないこともしばしばだ。そんなことは、隆志にはもう慣れっこだった。

 ふと、暗い玄関の方へ目をやる。


(さすがに、もういないよな……)


 隆志は埃だらけの床で寝たせいで汚れた制服のズボンの尻を叩きながら、何の気なしに玄関の方へ向かった。

 その時、表の公道を走る車のライトが、擦りガラスになった長屋の玄関の引き戸を照らし、そこにもたれかかるように座っている影を浮かび上がらせた。

 隆志は舌打ちをして、踵を返した。

 台所まで戻って、落ち着きなく立ったり座ったりしていたが、やがて唇をキュッと引き結んで意を決すると、釜の蓋を開け、先ほどの自分の食べ残しの冷や飯をわし掴みにした。


 ガラッと勢いよく玄関の引き戸を開けると、そこに体重を預けてもたれかかっていた男はバランスを崩し、危うく倒れそうになった。


「なんだ、隆志君か。ビックリしたなぁ」


 無様によろけながらも、呑気に微笑む男の鼻先に、隆志は無言で先ほど作ったばかりの大きな握り飯を突きつけた。


「くれるのかい?これ、隆志君が作ったの?」

「いいから、食ってさっさと帰りなよ。いくら待ったって無駄だよ」


 隆志は無理やり、男の手に握り飯を押し付けた。


「じゃあ、ご馳走になるよ。どうもありがとう」


 男はふわりと笑うと、手づかみでもどこか上品さを漂わせながら、隆志の握り飯を口に運んだ。


「お腹がすいている時に食べるものって、どうしてこんなに美味しいんだろうねぇ」


 人の良さそうな笑みを浮かべながら、本当に美味そうに冷や飯を頬張る男を見ている内に、隆志は無性に腹が立ってきた。


「訪ねる相手、間違ってるんじゃないの?」


 男は冷や飯を口に運ぶ手を止めない。ただ口の端に苦い笑みを浮かべただけだった。「暖簾に腕押し」のような男の反応に苛立って、隆志は先ほどよりも思わず声を荒げた。


「飽きられたんだよ。あんた、そんなことも分かんないの!?そういう女なんだよ。くだらない、アバズ……」

「君には、分らないだろうね」


 隆志の言葉を遮って、男は悲しげに呟いた。


「……ごめんよ。君と理穂子には、それしか言えない。何を言っても言い訳にしかならないけど、どうしようもないんだ」

「それ食ったら、さっさと帰ってよ」


 ピシャリ!と音を立てて、隆志は扉を閉めた。

 車のライトが照らし出す男の細身の影と背中合わせになりながら、隆志はギリリと唇を噛みしめた。

 そうしていないと、不覚にも涙がこぼれてしまいそうだった。

     












「ちょっと、そっち持ってよ!」

「ダメ、そこさっき色塗ったばっかりなんだから、触らないでよ!」


 放課後の三年生の教室は、本番まで残すところあと二週間となった文化祭の準備でてんやわんやしていた。

 夏を最後に部活を引退した三年生たちは、有り余るエネルギーと迫り来る高校受験からの最後の逃避手段として、遅くまで残って準備に精を出していた。


「島貫、ちょっとそこ押さえてて」


 皆が忙しく駆け回る中をこっそり抜け出して帰ろうとしていた隆志は、タイミングよく、萩原圭子に捕まった。


「しっかり押さえててよね」


 圭子は口に五寸釘を咥え、プロの大工顔負けの迫力で、隆志に押さえさせた立て看板に釘を打ち込んでいった。

 その横では長田さゆりが、文化祭の呼び込みのための特大ポスターのペイントに励んでいた。


「オーライ、オーライ……あっ!」


 その時、教室の中で元野球部の仲間とキャッチボールをしていた伊藤健吾が、ボールを取り損ねて、さゆりにつまずいた。


「きゃっ!!」


 短い叫び声とともに、さゆりは健吾と一緒に、ペイントしたままでまだ乾いていないポスターの上に倒れこんだ。

 体操着を着ていたさゆりの胸には、黄色いポスターカラーがべっとりと付着していた。健吾の方は、赤いペイント部分に顔からつっこんで、もっとひどい有様になっていた。


「バカ!伊藤のバカ!どうしてくれるのよ、こんなのひどい!!」


 横にいた圭子は烈火のごとく怒った。さゆりは既にしゃっくり上げている。


「……俺のせいじゃねぇよぅ。河合がさ、コントロール悪いからさ」



 バチーンッ!!



 ぶつぶつ言い訳する健吾に、圭子の平手打ちが飛んだ。


「痛ぇぇぇぇ!!」


 健吾の赤いポスターカラーの顔には、くっきりと圭子の手形が残った。


「うっさい!この水太りデブ!!」

「……元、デブだよ」


 健吾が口を尖らせながら、小声で訂正する。



 健吾は中学に上がった最初の夏に、入部した野球部の鬼のしごきにあい、別人のように痩せた。

 大量に流した汗とともに、贅肉も落ちたのだが、健吾のこのひと夏での変身ぶりは、校内ではちょっとした騒ぎになるほどだった。部活をしている時は真っ黒に焼けていたが、元々が色白な性質なので、引退した今では色白な部分は戻ってきていた。


「このポスターのデザイン、小学校の卒業文集に理穂子が書いた絵をモデルにしたんだよ。折角、理穂子も呼んで見せようと思って準備してたのに、台無しじゃない。責任とってよ!」

「え?斎木が来るの?」


 早口でまくし立てる圭子の剣幕に圧倒されていた健吾だが、圭子の口から「理穂子」という言葉を聞くや否や、現金にもパッと顔を輝かせた。


「さゆが声かけてるのよ。ね、さゆ?」

「え? ああ、うん」


 突然話をふられたさゆりは、キョトンとして、しゃっくり上げるのをやめた。


「理穂子、来るんだよね?あんた、この前東京のおばさんの家に行った時、ついでに理穂子に会って声かけてくるって言ってたじゃない」

「……あ、うん。そうだったんだけど……」


 さゆりの答えはどうも歯切れが悪い。圭子は少々イライラして言った。


「何なの?さゆ。理穂子に会ったんじゃないの?」

「あ、会えなかったの。たまたま、あの子出かけてて……その、おばさんに伝言は頼んだよ」

「何よぅ。毎年誘ってるのに、一度も来られなかったじゃない。もう中学最後なんだよ。絶対連れて来なきゃ」

「……うん、そうだね」


 隆志は暗く沈んださゆりの顔に、何かひっかかるものを感じた。


「来たくても、来れねぇんじゃないの」


 健吾はわざと隆志から視線を外して、聞こえよがしに言った。


「この街から本当に出てかなきゃいけない奴は、他にいるのにな」


 小さい街にあっては、人の噂はあっという間に広がる。理穂子たち母子が出て行った理由は、すぐに町中に知れ渡っていた。


「この教室から出て行かなきゃいけない奴は、あんたしかいないわよ」


 圭子のキツイ一言に、健吾は顔をしかめて立ち上がった。

 口では圭子に敵わない。いや、体力でも、バスケ部の元エースの長身の圭子に敵うかどうかは、甚だあやしい。圭子は健吾の天敵だった。

 隆志は一人もくもくと、健吾が汚したポスターの修繕に取り組んでいた。



 帰宅すると、珍しく母がいた。

 母のサンダルを端によけて部屋に上がると、隆志は、食卓の椅子に腰掛け、足の爪に熱心にマニキュアを塗る母を一瞥した。


「なんでいるの?」

「何よ、いちゃいけないような言い草ね」

「何日ぶりか分ってるの?」

「んー、二、三日かな?」

「七日だよ」


 マニキュアの揮発性の香りがツンと鼻をつく。母が初めて顔を上げた。


「何怒ってんのよ」


 今年で三十三歳になるというのに、笑うと片頬にエクボができて少女のように幼い表情になる。


「ゴメンってば。もっと早く帰りたかったんだけどさ、色々今お店忙しくて、泊り込みなんてザラで……」

「店にも電話したよ。二週間前から出勤してないって」


 母は、悪戯を咎められた子どものように「しまった」と舌を出した。


「敵わないなぁ、隆志には」


 椅子から投げ出した足をブラブラさせながら、唇を尖らせた。


「だって、あんた、もう何でも一人でできるじゃない。ご飯だって炊けるし、夜も一人で寝られるでしょ?手が離れちゃって、私は寂しいのに……」

「駅裏の工事現場の出稼ぎ男」


 母の話を、隆志は冷たい声で遮った。


「そいつの宿泊所から出てくるの見たよ」


 母はフンッと鼻を鳴らして、せせら笑うように言った。


「あんたが見たわけじゃないでしょ?」


 椅子から身を乗り出し、挑発的な目を隆志に向ける。


「あの人からの入れ知恵ね。帰れなかった理由はそれだけじゃないわよ。私が留守の間も、ずっと家の周りをうろついてたでしょ。その前はお店にも押しかけてきたり、本当いい迷惑だわ」

「……迷惑なの?」


 隆志は震える声で尋ねた。


「一緒に暮らしたこともあったのに?俺らみたいな親子に、あんなに優しくしてくれたのに?今更こんな風に捨てるなら、どうしてあの人を返してあげなかったの?俺たちみたいなろくでもない人間に、つき合わせるような人じゃなかったはずだろう」

「あの人が感じてるのは、「僕が何とかしてあげなきゃ」っていう優越感よ。愛とは違う。自分でも気付いていないだけ。つまらない男」

 

 ガタッ――


 その時、勝手口の窓の外で不意に何かが崩れるような音がした。

 隆志が窓辺に駆け寄り外を覗くと、足場にしたであろうビールケースがひっくり返って転がっていた。

 家の裏手に向かって逃げていく足音。


「智之さん!?」


 隆志は勝手口から飛び出し、足音の行方を追って駆け出した。


「待ってよ、待って!!」


 隆志は必死に叫び、走った。走り去る足音は、長屋の行き止まりになった路地の方へ抜けていく。


 ドンッ!!


 何かにぶつかる衝撃音がして、続いてプラスチックケースの崩れる乾いた音が派手に鳴り響いた。隆志は慌てて路地を曲がり、音の出所を確かめた。


「智之さん!?」


 積み上げられたビールケースが雪崩のように倒壊した中に、頭からつっこんだ形で人が倒れていた。


「だ、大丈夫?」


 隆志が慌てて駆け寄りケースを取り払うと、中から出てきたのは隆志が想像していた人物ではなかった。


「な!?」


 あまりのことに言葉を失う隆志を、その人物はキッと睨みつけると、素早く立ち上がり、立ちすくむ隆志に思い切り体当たりをして突き飛ばした。

 壁にしたたか背中を打ち付けて咳き込む隆志を尻目に、サッと身を翻し路地裏を走り去っていく。

 隆志の目の前をかすめた、燃えるように赤い髪。

 その苛立ちに燃える眼差しと、ギョッとするように奇抜な人工の髪の色をもってしても、この三年間、片時も忘れることのなかった面影を、隆志が見誤るはずがなかった。


「……斎木」


 走り去っていった路地の先に目をやる。


「……どうして?」


 誰も答えてはくれない質問を、隆志は口の端に力なく乗せて呟いた。


    

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