表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/14

マーディンと対峙

 ピュアがガーラを出てから数分後。

 イシュトラルがガーラへやって来た。

「あー、ごめんよ。まだ準備中でねぇ。もう少し待っておくれ」

 ピュアの母のミスティが、入って来たイシュトラルを見てそう言った。

「あ、いえ、食事に来たのではないのです。ピュアと少し話がしたいのですが」

「ピュア? あら……そう言えば、さっき出たきり戻って来ないねぇ」

「出た?」

 イシュトラルが聞き返すと、ミスティは頷いた。

「ちょっと、とか言いながら出て行ったんだよ。今は仕込みで忙しい時間だってのはわかってるはずだから、すぐに戻って来ると思ってたんだけどねぇ」

 夫のホークに断って娘が外へ出たのは、ミスティも見ている。だが、それっきり。

 ミスティも忙しかったため、ピュアがずっと不在のままでいることに気付かなかった。

「どこへ行かれたのでしょう」

「さぁ、行き先は言わなかったよ。さっきエルナが来ていたし、ロッグかジーンとその辺りで話しているんじゃないかしらねぇ。あの子達、ほーんと仲がいいから」

「そうですか。わかりました」

「ああ、もうすぐ戻って来ると思うから、何ならここで待っていたって構わないよ」

 出口を向くイシュトラルに、ミスティが声をかける。

「いえ、また次の機会にします。失礼しました」

 イシュトラルは穏やかな笑みを浮かべ、食堂の女将に礼を言って店を出た。

 店の外でしばし目を閉じ、再び目を開けた青年は、ある方向へと歩き出す。

 やがて、すぐにロッグとジーンの姿を見付けた。

「こんにちは、ロッグ、ジーン」

「あ……よぉ」

「こんにちは」

「唐突で申し訳ありませんが、あなた方はピュアの居場所をご存じありませんか?」

「ピュア? あいつなら、この時間は店にいるだろ?」

 実際、二人はピュアに会うため、ガーラへ向かう途中だった。

「いえ。ガーラへは今行って来ましたが、彼女は外へ出た、と。行き先は言わず、少し出ると言っていたそうです。近くであなた達と話をしているのではないか、と女将はおっしゃっていましたが」

「でも、ぼく達は会ってませんよ。ピュアがぼくの家へ来るなら途中で会うはずだし。ロッグやエルナに会うために、協会へ行ったのかな。でも、それなら協会へ行くってちゃんと言うよね」

「ああ。ガーラから協会までなら、少しって距離でもないからな」

 ロッグはエルナと話していたことを、ジーンに伝えたばかりだ。今はエルナがピュアと話しているところだと言うと、それなら話の結果がどうだったのか知りたいとジーンが言い出し、こうして二人で向かっていたのだ。

「……」

 イシュトラルの顔が少し曇る。

 どんな顔でも絵になりやがんの、などと思いつつ、ロッグはイシュトラルの考え込むような表情が気になった。

「どうしたんだよ。ピュアに何か用だったのか?」

「ええ、少し話したいことが。でも……いやな予感がしますね」

「いやな予感?」

 イシュトラルがなぜそう感じるのか知らないが、ピュアがどこに行ったかわからないことなど一度もなく、ロッグやジーンも心配になってくる。

「ロッグ、あなたは魔法使いですね。ピュアの居所を知る魔法はできますか」

「えっ……」

 いきなり真っ直ぐにそう尋ねられ、不覚ながらロッグは一瞬詰まった。

「できないのですか?」

「で、できるよっ」

 イシュトラルに繰り返し尋ねられ、ロッグは慌てて答えた。

「では、彼女の行方を教えてください。協会に無断で魔法を使うことがタブーなら、責任はどういう形ででも私が取ります」

「いや、タブーってことはないけど。ちょっと待ってくれ」

 ロッグはポケットを探り、白いハンカチを取り出した。青い糸でロッグの名前が刺繍されている。

「俺の誕生日にピュアがくれたんだ。本当なら本人の持ち物が一番いいけど、店まで取りに行ってられないからな。ピュアの念が残ってるはずだし、これで捜せる」

 単なる商品をそのまま渡したのではなく、そこには刺繍という形でピュアの手が加えられている。それも短い時間ではないから、本人の持ち物程ではなくても効果は得られるはずだ。

 ロッグは自分の左手にハンカチを置き、右手をそのハンカチの上にかざす。低い声でロッグが呪文を唱えると、刺繍部分が淡い光を放った。

「……東? おい、ピュアの奴、街の中にいないぞ」

 ロッグが焦ったように、ジーンとイシュトラルの顔を交互に見る。

「いない?」

「街にいないって……じゃ、ピュアはどこにいるの」

「街の東から出て……ああ、ちくしょう。かすんできやがった。……ダメだ、やっぱり本人の持ち物じゃないから、これ以上は見えねぇよ」

「東だと……ウルクの森があったよね。もしかして、そこにいるんじゃ」

「どこにしろ、街にいないとなれば、少し出る、という程度では済みませんね」

 ピュアが黙って、しかも一人でそんな所まで行くとは思えないし、そばに誰かがいる可能性は非常に高い。家族に黙って彼女を連れて行くくらいだから、絶対にエルナではない。どういう理由があるにしろ、この状況でその同行者をいい人と呼ぶのはかなり難しいだろう。

「ジーン、エルナに知らせろ。ピュアと一緒じゃないなら、今は協会に戻ってるはずだ。俺は先にそっちへ向かってるから、エルナと追って来い」

「わかった」

 ジーンは協会に向かって走り出した。

「ロッグ、乗ってください」

 ロッグがジーンに指示を出している間に、イシュトラルはすぐそばの雑貨屋につながれていた馬に乗って来ていた。

「え……」

「借りて来ました。早く」

 ロッグの言いたいことを見越して先に説明し、乗るように手を出す。

 おっとりして見えるのに、予想外の素早い行動に心の中で唖然としながらも、ロッグはイシュトラルが伸ばした手を掴んで彼の後ろに乗った。

「飛ばします」

 言った途端、馬は全速力で走り出す。振り落とされそうになって、ロッグは慌ててイシュトラルの服を掴んだ。

 元々、ガーラはレンディックの街の東部に位置する。馬が店の前を通り過ぎれば、街を出るのはあっという間だ。

 そして、隣の街へと続く街道に沿って、ウルクの森がある。街道を使う人がほとんどなので、その森へ入るのは木の実やきのこなどを採りに行く時くらいだ。森の中に道は造られてないが、そんなに大きな森ではないから迷い人が出たという話はこれまで聞かない。

「あの森ですね」

「ああ。ピュアがここにいるなら、その辺りを走ってるうちに見付かるはずだ」

 森の中へ入ると、今までのように全速力とはいかない。それでも、可能な限りの速度でイシュトラルは馬を走らせた。

「ロッグ、前!」

 手綱を握るイシュトラルが叫び、ロッグは後ろから顔を覗かせた。

「ピュア!」

 緑の光に包まれ、苦しんでいるピュアの姿が見える。そのそばに、見知らぬ男が立っているのも。さらに、少し離れた所にも小柄な人間が立っているのが見えたが、ロッグはその男の存在に集中していた。

 ロッグの声で、男がこちらを向く。くせのある金色の前髪を顔にたらしていたが、左目の周辺に盛り上がった肉が見え、リグ達が話していた男だとロッグは断定した。

 マーディンだ。

「てっめぇ、ピュアに何しやがった」

 イシュトラルが馬を止めるより早く飛び降り、ロッグは男へ向かって走り出す。それを見て、男は「ちっ」と舌打ちした。

「イシュトラル、ピュアを頼むぞっ」

「わかりました」

 一時退却を決めたのか、男は足を少し引きずりながら逃げ出し、近くにいたもう一人の小柄な人物は馬に乗って逃げようとした。

「逃がすかっ」

 ロッグはかまいたちを起こし、男達の頭上の枝を切った。逃げる方向に障害物が落ち、男の足が止まる。もう一人は障害物からは逃れたものの、少し離れた場所からこちらを見ていた。

「てめぇ、マーディンとか言う性悪魔法使いだな」

 マーディンは振り返り、近付いて来るロッグと対峙する。

「アーストのぺーぺー魔法使いか」

「けっ。協会をクビになった奴に、偉そうに言われたくねぇな」

「お前がロッグ、か」

 マーディンに近付こうとしていたロッグの足が止まった。

「……名乗った覚えはないぜ」

 さっきイシュトラルがロッグの名を呼んだが、それが聞こえたのだろうか。確かにイシュトラルもそれなりに大きな声を出してはいたが、蹄の音で聞き取るのは困難なはずだ。

 それなのに、どうしてこの男は自分の名前を知っているのか。

 警戒心がロッグの中で深まる。

「あの小娘が、エルナとかいう魔法使いと話していたのを聞いた。どうやらお前達は、アーストの魔法使いから余計な話を聞いたようだな」

「余計な話だぁ? 仕事をサボッてばっかでアーストを追い出されたこととか、竜の力を手に入れるなんてくっだらねぇことをほざいてたってことか?」

「くだらない? ふん、これだから知識も能力もない奴は困る。お前のような奴が大勢いるから、魔法使いのレベルはいつまで経っても上がらんのだ」

「協会を追放されるような、魔法使いとして最低な奴がよく言うよな」

 ロッグとマーディンの間で、激しく火花が散る。

「お前は竜の力がどれだけ素晴らしいものか、わかっていない」

「わかってるぜ。人間の手にはあり余る力だってな」

「それは違う。それは能力が低い者の言い訳に過ぎない。人間であろうと、俺のような魔法の扱いに秀でた者なら、竜の力を扱うことは可能だ」

「けっ、それは希望的憶測だろうが」

「そう思いたいなら、思うがいい」

「俺は竜の力なんて、どうでもいい。そんなことより、ピュアに何をしやがったっ」

 ロッグがさらに一歩近付いた。ロッグが一気に飛びかかれば、マーディンを捕まえられる距離にまで縮まっている。

「あの小娘に対して、何かをした訳ではない。俺は竜の力をあの娘の身体から取り出そうとしただけだ。あとわずかというところで、お前が邪魔をしたがな」

「黙れっ。ピュアがあんなに苦しそうにしてたってのに、何もしてないだとっ。そんな言い逃れが通じるかよ!」

 ロッグの言葉に、マーディンは口の端を上げた。どう見ても、こちらを(あざけ)った表情。

「言い逃れ? 俺がお前などに言い逃れをして、どうしようと言うのだ? お前に許しを請うためか? はっ、馬鹿らしい。なぜ俺がお前のような低能な若造に、許しを請う必要があるのだ。俺は自分より実力のない者に対して、頭を下げる気などない」

「下げたって、許してやらねぇよ。どういう目的だろうと、お前は魔法で人間を傷付けようとした。俺はアーストの魔法使いとして、お前を現行犯としてぶん殴ってやる」

 逮捕や連行といった言葉が的確なはずなのだが、最後の「ぶん殴る」はロッグの心情が表に出まくっていた。しかし、本当にそうしなければ気が済まない。

「お前が? この俺をか。面白い。やれるものなら、やってみるがいい」

「なめんなっ」

 ロッグが捕縛するための魔法を使おうと、構えた時。

「ロッグ、危ないっ」

 後ろからいきなり押し倒された。そばでドカッという音が聞こえる。頭を上げると周囲には煙が立ちこめ、さっきまでそこにあったマーディンの姿がない。

 遠くからかすかに蹄の音がした。どうやら一瞬の隙に、逃げられてしまったらしい。

「大丈夫ですか、ロッグ」

 ロッグを押し倒して来たのは、イシュトラルだった。

「いきなり、何すんだよっ。奴を逃がしちまったじゃねぇか」

 起き上がり、ロッグは文句を言った。だが、自分がそれまで立っていた場所の後ろにあった木を見て、息を飲む。

 幹の中心に大きな穴があり、今にも倒れそうになっていたのだ。幹がえぐれる、なんてものじゃない。完全に貫通し、人間の頭より大きな穴ができていた。

「……な、何だよ、これ。もしかして、あいつがやったのか」

「ええ。あのまま立っていたら、ロッグは上半身が肉片になって散らばってましたよ」

 偉そうな言い方をしていたが、ロッグより早く攻撃を、しかもこんなに大技を繰り出すだけの力をマーディンは持っているのだ。さっきロッグが放ったかまいたちなど、マーディンのこの力に比べれば蚊が飛んだようなもの。

 腕がいい、という話は事実だった。認めたくないが、本当にレベルが違う。

「ちっくしょう、マーディンの奴……。あ、そうだ。ピュアはっ」

「意識はありますが、ショックを受けているようですね」

 マーディンと話している間に、エルナとジーンが追い付いていた。震え、泣きじゃくるピュアを、エルナが抱き締めながら慰めている。

 マーディンに引き出されかけた竜の力はピュアを包み込み、その強いエネルギーに服がボロボロになっていた。下着も穴だらけで、今ではボロ布になり果てている。

 そんなピュアに、イシュトラルの着ていた上着がかけられていた。

「ピュア……」

「しっ」

 ピュアの方へ近付こうとするロッグを制し、ジーンが口元に指を立ててこちらへ来た。

「今のピュアはかなり神経が高ぶってるから、エルナにまかせよう。相当ひどい格好になってるから、男のぼく達が近付くと余計に高ぶると思う。身体はざっと見た限りだと、ケガはすり傷程度で済んでいたから」

「そうか……。くそっ、あそこまで追い詰めたってのに」

 追い詰めた。

 本当にそうだろうか。マーディンは余裕で逃げたのではないのか。

 ロッグ達が現われて、自分のやろうとしたことができなくなったので一旦離れた。

 彼にとってはその程度のことかも知れない。続けられないなら、ここにいる意味はない、と。

「ロッグ、はっきりと事件になっちゃったんだ。相手はアーストの魔法使いだった人間だし、協会に報告してマーディンを手配してもらうようにしないと。ここはエルナとイシュトラルにまかせて、ぼく達は早く協会へ行こう」

「え、イシュトラルにピュアをまかせるのか」

 自分の名前が聞こえ、穴のあいた木を調べていたイシュトラルが振り返る。

「ぼく達は一度街へ戻ります。ロッグは協会へマーディンの報告に、ぼくは馬車で戻って来ます。このままじゃ、ピュアは馬に乗るのも歩くのも無理だと思うので」

 ロッグが反対する前に、ジーンはここを離れることをイシュトラルに告げる。

「そうですね。では、近くまで戻られたら、教えてください。彼女達をそこまでお連れしますから」

「お願いします」

 ジーンはそう言うと、ロッグを引っ張って行く。

 ロッグとイシュトラルが乗って来た馬と、エルナとジーンがそれぞれ乗って来た馬達が、乗り捨てられて勝手に動き回っていた。

 それを捕まえ、一頭は後で連れて帰るとして、二人は馬に乗ってレンディックの街へ戻る。

「ジーン、どうしてイシュトラルを残すんだよ」

 ロッグが文句を言う。

「あんな所に女の子が二人だけっていうのも心配だし、ここはやっぱり大人がいた方がいいと思って。エルナだって、一人でいるより心強いだろ」

「けどさ……」

 ロッグとしては、ピュアに声をかけることすらできず、大切な人を会ってまだ二日目の人間、しかも男にまかせるということに、かなり不満だった。

「ロッグ。ピュアだってロッグやぼくがそばにいれば、きっと頼りにしてくれると思うよ。でもね、それは普段ならって話。今ピュアがまとっているのは『服だった物』なんだ。どういう事情があったにしろ、女の子が好きな相手に裸を見られるのは、ものすごく恥ずかしいと思うよ」

「好きなって……何言って……」

 口ごもるロッグの言葉は聞かなかったことにして、ジーンは続ける。

「ぼくは医者の目で見られるけどね。ただ、下手に付き合いが長い分、ピュアがそれをどこまで受け入れてくれるかわからない。とにかく、ここは女の子の気持ちを尊重してあげないと。イシュトラルについては、全然害がないとぼくは思ってるから」

「……」

 信用しきれない部分はあるが、ロッグもイシュトラルは無害だろうな、という気がしていた。根拠はないが、そう思う。

「たぶん……マーディン? あいつはあの場には戻って来ないだろうから、残るのがイシュトラルでも問題はないよ。それに……彼が一緒にいたら竜の話もできないだろ」

「そう……だな」

「ロッグ、協会にはどこまで話す? ぼく達が見た竜の話をして、信用してもらえるかな」

「けど、実際にピュアの身体に何かしらの力があるってのが……いやな形だけど、証明されたよな」

 竜の力だと確定はしていないが、魔力のかたまりには違いない。そして、協会を追放された魔法使いがそれを狙っている。

 マーディンについては協会や役人にまかせるとして……ピュアはどうなるのだろう。

 魔力のレベルが高いらしいマーディンでさえ、ピュアからその力を取り出せなかった。もしロッグ達が来るのが遅ければ、マーディンは自分の物にしただろうか。

 協会にはマーディンよりも腕のたつ魔法使いはいるが、そんな人達が同じようなことをして、ピュアを苦しませることなく、あの力を取り出せるのだろうか。そして、取り出した後は。

 ロッグはそれを考え始めると、協会にどこまで報告していいかわからなくなる。だが、一つを報告すれば、次々に細かい部分も含めて尋ねられるだろう。

 できるものなら、ロッグがピュアの中からあの力を取り出してやりたい。だが、悔しいがマーディンより腕がいいとは言えない自分では、まずできないだろう。

 それに、取り出せたとしても、そんなものをどうすればいいのかわからない。

「くそっ。どうして真相を知ろうとした途端、一気に問題が起きるんだ」

 ロッグの吐き捨てるようなつぶやきに、ジーンは何も言えなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ