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永遠の道 ナルドミア戦記  作者: シリケンタロウ
ナルドミア戦記 冒険記
13/17

その13

「はあっ…はあっ…」

 今日も相変わらずエクトルさんに一発も当てられてなかった。

「何がたりねぇんだよ。クソっ。」

 色々どうすれば良いか考えたがどれも成功できなかった。答えが見つからない。

「メルス。確かに私は考えろと言った。だが、お前は相手にどうすれば当てられるのか少し考えすぎてる。」

 考えて戦うことは間違っていない。しかしメルスは逆に考えすぎて相手の動き、自分の神経を鈍くさせていて、かえって、逆効果であった。

「すみません……でもこれじゃ永遠に当てられませんよ。コツぐらい教えてください。」

「はぁ………わかった。なら少しだけヒントを教えよう。相手に当てる時どう集中するかだ。」

 エクトルはため息をついてから説明した。

「どう集中するか……か。」

 体に何かを集中させる?例えば血管、細胞、身体の感覚、その辺りだよな?


「エクトル様!そろそろお時間です。フィリピ国王様へところへ向かいます。あっ…メルスさんも一緒に来てください。」

 フィリシアが呼びに来た。今時刻は10時半ぐらいか。今日の午後から緊急会議があるらしい。

「ああ。わかった。準備してから馬車に乗る。少し待っててくれ。 メルス。続きは明日だ。まずは服装着替えてこい。」

「わかりました。すぐ着替えてきます。」


10分後…


「メルスとエクトル遅いわね。遅れちゃうわよ。」

「まぁまぁ。ミア落ち着いて。」

 ミアとジュリアは馬車で待っていた。

「悪りぃ。悪りぃ。待たせたな。遅れてしまったぜぃ」

「ミア様、ジュリア様 待たせてしまって申し訳ございません。」

 案外エクトルさんも時間守るのが苦手なんだな。ジュリア様はニコニコ笑ってるけど…ミアめちゃくちゃ呆れた顔してる。1分でも遅れたらすぐに怒るタイプだなこりゃ…

「では皆さん。出発しますよ。」

「はぁーい。」

 フィリシアが馬を操っているようだ。

 さて…国の代表としてくる奴らはどんな奴らなんだろうか。

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