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時を奏でる境界線  作者: シャオえる


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戦いのあとは休みましょう

「つ、疲れた……」


 カリアとのテストという名の戦いを終えて、医務室で傷の手当てを受けるクリルとメイナ

 ベットに安静にするように言われて、早二時間が経とうとしている


「魔力使いすぎだよ」


 手当ての様子を見守っていたノエルとリエル

二人が呆れるほど、ヘトヘトになるまで戦っていた様子

「メイナもスゴかったね」

 そんなカリアとの戦いを見てて、まだ興奮しているリエル

 それもそう、メイナもぬいぐるみもボロボロになるほど、戦っていた様子


午前(レクト)の強い人ってあまり見ないから楽しくて……」

 メイナも、たくさん体を動かしたので、あちこち怪我をしていても満足そう

「リエル達は、強い人と戦ったことないの?」

 

「うーん……」


「こらこら、バータナ兄妹は安静にしてなさい」

 四人のテスト結果をまとめ終えた、カノン隊長とバルバ大佐が、医務室にやってきた


 看護師に、安静にするよう言われていたクリルとメイナ

 その注意を忘れていたようで、二人に言われて少し落ち込む


「そういえば、カリアさんは?」

 目を覚ましてから、姿が見えないカリアの様子に心配するメイナ

 そういえば、と今更ながら気づいた様子のクリルが反応する

「カリアさんは、やりすぎということで始末書書いてるみたいだよ」

 メイナの質問にはリエルが答える

「そうなの……」


「でも、中々だな。ここまで、カリアと戦えるのは偉いぞ」

 バルバ大佐が、先程までの二人の戦いっぷりを思い出して関心している

「うん、楽しかった」

 ニコニコと返事するメイナ

表情から、とても楽しかった気持ちが溢れている


「君達の能力、学力はわかったから、これからのことを話しするので……、また回復次第、話し合いをするので。とりあえず、ライム兄妹は後程、話し合いをするので、よろしくな」


「わかりました……」


「では、二人は休んでおくように。君たちは話し合いまで、部屋で休むように」

 四人の元気な様子に安心したのか、もう医務室から出ていこうとする大人二人 

「なあ、またカリアさんと戦わせてくれ!」

 怪我も治っていないのに、また戦う気のクリル

「それはダメだ。カリアは我が本部の大切な戦力だ。簡単に戦わすのは、望ましくない」


 バルバ大佐が即提案を却下する

不満そうなクリルに、カノン隊長も呆れつつこれからについて、少し話する


「まあ、これからは強い人とたくさん戦えるさ。その為にも、今は休むように」


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