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ご主人様、どうか私を女にしてくださいませ

 しばらくぶりの投稿になります。

 投稿していない間に、すっかりジャンプの連載も様変わりしてしまいました。『ワールドトリガー』がジャンプスクエアに移籍し、その一方で『呪術廻戦』『アクタージュ』『チェンソーマン』といった堅実な作品が芽吹きました。

『食戟のソーマ』『火ノ丸相撲』はいよいよクライマックスでしょうか。

 行住坐臥、ジャンプから目が離せません。

「勇人も大変だよね、お父さんのお仕事の関係でご両親がアメリカに行っちゃうなんて」

「まあね」

 高校からの帰り道を歩きながら、ふと投げかけられた幼馴染のりんねの言葉に、僕は曖昧に言葉を濁した。

「でも、りんねが色々助けてくれているお陰でなんとかなっていて、感謝してるよ」

「そうだよ。感謝なさい」

 りんねは胸を張る。

「おじさまから勇人のことはよぉく頼まれているからね。義理でやってあげてるの」

 りんねはショートカットの髪を揺らして胸を張った。

「家事のことはあたしに任せなさい」

「意外だよな、りんねが家事得意だなんて」

「何よぉ」

 りんねは軽く僕の胸元を小突いた。りんねは合気道をやっているので、見た目に反して意外と力強い。

「済まないな。不甲斐ない僕の面倒を見てもらって、いつも感謝している」

「ほんとだよ、勇人は手間がかかるんだから」

「その分、勉強教えてやってるだろ?」

「勇人に見てもらってるのは英語と社会だけね。理系科目はあたしが教えてる」

「はいはい」

「じゃ、後でまた行くから!」

「いつもありがとな、りんね」

 りんねと別れて自宅へと向かう。と言っても、りんねと僕の家は隣合っているので数歩の距離でしかない。僕は誰もいない自宅へと足を踏み入れた。

 はずだった。

「おかえりなさいませ、ご主人様」

 メイド服姿の美少女がいた。

 自分の目を疑うほどの美少女だった。

 髪はきれいな金色で、丁寧にポニーテイルの形に結い上げている。

 目は水晶のように澄んだ青色で、じっと臆することなくこちらを見つめている。

 メイド服という割には露出が多く肩や脇はむき出しだし豊満な乳房が強調されるデザインだし、ミニ丈のプリーツスカートと黒のニーソックスの間から除く白い太ももがまぶしい。

 そんな美少女が、いつからそうしていたのか、 僕を出迎えていた。

「お帰りなさいませ、ご主人様」

 彼女は全く同じ台詞をもう一度言って、にこりと微笑んだ。

 心がとろけてしまいそうなほどのその笑顔に、僕の心臓はどきどきと高鳴っていた。

「ご主人様、どうか私を女にしてくださいませ」

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