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EPISODE 2

ぬえは1人、自社である宇佐見銀行へ戻った。

外では車に乗って2人が待機している。

無線機を片手に、彼女の報告を待っていた。

翳に隠れて、2人は彼女の状況報告を待った。


ぬえはすぐさま東方重工の融資担当課を調べた。

ぬえは東方重工の担当だが、融資の管理とは程遠い身分であった。

融資担当課は沢山の会社をグループに分け、それらのグループを上層部が融資管理していた。

ぬえは徹底的に調べ上げた。

自分のパソコンを立ち上げ、誰が何処のグループに属しているか調べた。

すると東方重工は係長である天子が担当であった。

すぐさま彼女は2人に報告を入れる。


「東方重工への融資担当は天子でした」


ぬえの報告を聞いてサリエルはすぐにぬえに指示を入れる。


「彼女の机を漁ってください!そこに何かあるはずです!」

「わ、分かりました!」


ぬえはすぐにパソコンを閉じて、彼女の机の元へ向かう。

多くの銀行員が行き交う中、彼女は焦っていた。


彼女の机が置いてあるフロアへ向かうと、電気が消えていた。

中には誰もいなく、静まり返った世界は喧噪とした他のフロアとは異彩を放っていた。

このフロアにいる担当者の会議が行われており、天子も会議に参加していた。


これほどまでに漁れるチャンスは他にないだろう。


「今から探します!」


ぬえは天子の机の引き出しなどを開け、関係書類が無いかどうか調べ上げた。

中には積まれた書類が放置されていた。彼女の面倒くささが滲み出ていた。

汚く積まれた書類を探しだしていくうち、1枚の書類がどうでもよさそうに入っていた。


それは「東方重工への融資分を月麗カンパニーに送る」という内容が記された書類であった。

しかも上層部まで通っており、蓮子の捺印がその証拠であった。


「ど、どういうこと?」


無線機の奥から聞こえた彼女の不思議そうな声が2人を引きたてた。


「何かありました!?」

「決定的な書類はあったのですが・・・他にないかどうか調べます」


ぬえは山積みとなった書類を会議が終わるまでに調べ上げた。

が、関係書類は1枚しか存在しなかった。

いつの間にか時計は30分後を示しており、会議も終わる位の時間帯であった。

彼女は最初のように適当に書類を引きだしにしまい、一枚の書類を持って何事も無かったかのように退室した。


彼女はすぐ行内から姿を見せた。

外に止まっている黒塗りのセダンに向かう。


「書類は他にありました?」

「いや、これだけですが・・・」


ぬえは2人に手に入れた書類を見せた。

そこに書いてあった内容が彼女たちを困惑させる。


「要するに、私たちへ融資するはずであった額を月麗カンパニーに回した、と言うこと?」

「そうなりますね」


2人も月麗カンパニーの存在は知っていた。

大きな会社であり、いつかあんな会社を持つことがサリエルの夢だ。


「月麗カンパニー、ってサミニウムという新エネルギーを開発した第一人者のような存在ですよね?

あんな企業なら不自由なく経営出来るはずです。

なのに私たちの融資を先送りしてまで月麗カンパニーに融資することに何の意味があるんでしょうか?」


夢美はその時に考えられる最もな意見を述べた。

彼女たちにとって月麗カンパニーは大企業の象徴であり、経営不振とは考えにくかった。

暴風が吹けば一撃で倒れそうな東方重工とは違い、向こうは台風が来ても余裕であろう。


「・・・暫くは天子の様子を見たほうがいいですね。

・・・今日は天子たちが会議の模様でしたので、何か動きがあるはずです」


              δ


月麗カンパニーの最上階、見晴らしのいい会議室にて会議が行われていた。

純狐を中心とした多数の役員たちが木の机を囲んでいた。


そして、どの役員たちも口を開いて話す内容は1つであった。


―――今の状況で経営困難を乗り越えられるのか。


元々経営不振であった月麗カンパニーは今まで通りにサミニウムからエネルギーを抽出していた。

新たな事業に手を出し、この経営困難な状況を乗り越えることが先決だと誰もが口々に述べた。


が、副社長のヘカーティアはそんな役員たちを一蹴するかのように発言する。


「この企業は宇佐見銀行に守られています。過大融資を実行してくれています。

このままでも私たちは立ち直れます」


責任力がない発言であった。

無根拠なその発言に多数の役員たちは立ち上がって反論しようとするが、純狐が右手で制した。


―――最早ヘカーティアが経営権を握っているも当然であった。


              δ


昼時、会社員たちで賑わう路地裏。

多くの飯屋が繁盛し、煙突からは美味しそうな匂いがふんだんに漂う。

その中にひっそりと存在していた老舗のラーメン屋のカウンターに1人、寂しく座っていた。

彼女は行き場を失った。

―――リストラである。

これからどうするか、希望もへったくれも無い眼でラーメンを待っていた。

奥に設置されたテレビが会見を映していた。

それは博麗製鋼の決算報告であった。

真ん中には経営者である霊夢がカメラのフラッシュの中、淡々と述べている。


「30億の黒字となった博麗製鋼は、これからも月麗カンパニーと提携していきます」


その言葉に嘘は無いものだ。

誰もがテレビの前でそう思っていたであろう。

だが、彼女は違った。


「・・・不当解雇を受けた私を受けて黒字、か。そんな訳ないじゃない」


独り言を小さく呟いたが、料理中の炎の音によってかき消された。


「・・・嘘をつくのも大概にして欲しいですね」


彼女は見捨てられた。

だからこそ、この決算報告に疑問を抱いたのだ。

黒字で裕福な会社が社員を急に解雇する訳がない。

この決算報告は嘘だ。間違いなく隠蔽している。隠している。


彼女はそう断言出来た。何故なら・・・


―――彼女がその被害者だからだ。


「・・・行くしかない」


「何喋ってるか分からないけど落ち着きな、美鈴さん」


常連客となっていた彼女に諭すラーメン屋の店長。

その時、大きな器に入ったラーメンが彼女の前に置かれる。

油が浮いたそのスープには、彼女の固い意志が間接的に映し出されていた。


              δ


時間が幾時間か経過した頃、何処かへ赴こうとする天子が行内から姿を現した。

どうやら会議の直後のいざこざも終え、何処かへ行こうとしているのだ。

サリエルは天子を発見した夢美の発言を受け、すぐにハンドルを構える。


「早速姿を現したな・・・天子・・・」

「一体何処へ向かうんでしょうか?」

「・・・それは私にも分かりません」


後ろの席に座っていたぬえは席と席の間から顔を覗かせていた。

天子の運転する車が駐車場から発車し、サリエルも遠くに身を置いて尾行を始める。

信号に引っかかった天子の車の後ろの後ろの後ろをキープしていた。

間に他の車両2台を入れている状況である。


「見失わないで下さいね・・・」


ぬえの心配そうな発言にサリエルは笑った。


「私はこう見えても経営者なんですよ?これくらいはマスターしておかないと」


天子の運転する車はビル街を突き抜けていく。

そして左ウィンカーを点滅させたと思えば、彼女は宇佐見銀行の支店の駐車場に車を止めた。

サリエルは気づかれないように近くのコンビニの駐車場に車を入れる。


「気づかれないで下さいね」


夢美の発言に対し、2人は頷いた。

天子は何事も無く鞄を提げて支店へ入っていった。


「ちょっと様子を伺ってきます」


宇佐見銀行の行員である彼女は天子の後を追うように入っていった。

サリエルは無線機を構える。

無線機の奥からは喧噪な支店の声が流れてくる。


その中、彼女は何物かに呼び止められた。


「待って、そこは関係者以外立ち入り禁止だよ」

「すみません、でもリリーさん、こういう状況なんですよ」


ぬえを捕まえたのは支店長であるリリーホワイトであった。


「え?どういう状況なの?」

「えーと、ですね・・・」


ぬえは無線機の奥でリリーに対して全てを話した。

身分が上である彼女に向かっては話しにくそうなぬえであったが、急にリリーは元気になった。


「そうですよね!やっぱり私もおかしいと思いました!」


どうやら彼女も以前から違和感を覚えていたらしい。


「上が勝手に月麗カンパニーを過大評価して融資を大幅に行っている件ですよね!」

「それによって私が担当の東方重工様がピンチに・・・」

「・・・それで天子を追ってるの?」


リリーはぬえにそう問うた。


「―――はい」

「どうせ東方重工の人たちも来てるんですよね。・・・私は全面協力しますよ」

「ホントですか!ありがとうございます!」


その言葉を受け、サリエルたちは動いた。


「行きましょう!」

「はい!」


2人はそのまま支店へ入り、2人の前に姿を現す。


「あ、サリエルさんに夢美さん・・・貴方たちが東方重工の・・・」

「そうですよ・・・。・・・融資額をほとんどゼロにされた被害者ですよ」

「取り敢えず天子を追いましょう」


ぬえは天子が何処へ行ったのか、直感で分かっていた。

支店の通路を進む3人。

リリーはそんな彼女たちに許可を出したため別に問題は無いのだが、行き交う行員たちは後ろの2人を見て不思議そうな顔をした。

奥へ、奥へと進み、無機質に点灯する明かりの中、彼女たちは機械室に行きついた。

周りの行員たちに天子の行方を聞きながら来た結末である。


「・・・さて、この中に奴が・・・」

「あの真相を聞き出しましょう!」


ぬえは覚悟を決めて機械室のドアノブに手を掛けた。

ドアが開くと、3人の眼に機械が置かれた無寐の焦燥を感じさせる寂しい部屋が映る。


そこには・・・天子の姿は無かった。


―――が、代わりに「博麗製鋼」と文字が刻まれた大きな機械の恐竜が立ち塞がっていた。


恐竜は3人を検知するや、消灯していた目を赤く輝かせて動き始めた。


「な、なんで化け物が・・・!?」

「あ、あれは博麗製鋼製のサミニウム源の警備用ロボットです!」


ぬえは焦りながらも説明したが、恐竜はそんな隙を与えなかった。


「コード、『ワイバーン』。邪魔者検知における排除を行います」


いきなりの急展開に3人は腰を抜かしていたが、初めて武器が役立つ時が来た。


「悪いけど真実を手に入れるためなの・・・!・・・邪魔するなら倒します!」


サリエルがそう叫ぶと同時に合体剣を鞘から引き抜くと、他の2人も銃を構える。


「かかってこい、お前なんか怖くない!」


               δ


ワイバーンは巨大な体を生かし、その大きな足で3人を踏みつぶそうとした。

が、彼女たちはすぐさま避け、部屋の中で振動が響く。


「とんでもない奴ですね!」


ぬえはすぐさま後ろへ回り、ショットガンを構えて撃つ。

頑丈な機械で覆われたワイバーンに銃弾は弾かれていた。


「あの硬さ・・・周りの装甲が硬すぎる・・・」

「源であるサミニウムに最終的に攻撃すれば動きは止まるはずです!」

「了解!」


2人はぬえの言葉を聞いてワイバーンのサミニウムを狙う。

が、サミニウムを曝け出すには周りの固い装甲を剥がさないといけないようであった。


「仕方ないね、私が装甲を剥がそう!この剣に賭けて!」


大剣を構えたサリエルは真正面から一気にワイバーンに向かって斬りかかった。

が、ワイバーンは取り付けられた右手によって跳ね返されてしまう。

そのまま勢いよく壁にぶつかるサリエル。


「さ、サリエルっ!」


夢美の声が飛ぶが、ワイバーンは構わず夢美を踏みつけようとしたのだ。


「酷い目に遭わせやがって・・・中小企業の科学力を思い知れ!」


夢美はすぐに持っていた手榴弾を構え、上に向かって投げた。

栓を抜かれた手榴弾はすぐに爆発し、ワイバーンは狼狽えた。

そして装甲が少し剥がれたのだ。


「・・・後もう少しの辛抱ですね」

「あ、危ないっ!」


ぬえは隙を突かれて踏まれそうになった夢美を突き飛ばし、何とか回避させる。

その時、夢美によって傷つけらた装甲はサリエルの目の前にあった。


「チッ・・・舐めるなよ・・・!」


壁から抜け出したサリエルは大きな剣を構え、一気に飛び立った。


「お前の装甲を剥いでやる!ワイバーン!」


サリエルはその瞬間トリガーを引き、大剣が一気に7本の剣に変わる。

そして7本の剣はそのまま傷ついた装甲を破ったのだ。


「グワアアアアアアア!!!」


ワイバーンの声が響き渡り、地面に6本の剣が刺さる。


「おお、サリエル流石!」

「これでサミニウムの部分が露見したはず・・・!」


サリエルが斬り裂いた部分からはオレンジ色に輝く結晶が丸見えであった。

あれこそがワイバーンを動かすエネルギーの基、サミニウムであった。


「あれを壊せば・・・!?」


ぬえはショットガンを構え、サミニウムを撃ち抜こうとした時、ワイバーンは動いた。

3人に向かってとてつもない咆哮を吐いたのだ。


「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」


その威圧に彼女たちは怯んでしまった。

足が動かない。


その時、ワイバーンは再び大きな口を開け、何かを溜め始めた。

熱い空気が漂い始める。


「嫌な予感が・・・」

「嫌な予感じゃない、ヤバい奴だ!逃げよう!」


だが足は竦んで思うように動かない。

足がガクガクに震えている。


その間にもワイバーンは何かを溜めていた。


「・・・はわわわわわわ」


夢美は必死に動こうとするが、体が言う事を聞かないのだ。

意識と体は別物であることをしみじみと実感させられたが、それどころではない。


―――そして。


「起動、『ブレスファイア』」


ワイバーンの大きな口から放たれた、獄炎の熱さとも言うべき灼熱が一気に3人に襲い掛かったのだ。


「危ないですよッ!」


突然響き渡った声と同時に動かなかった3人は何者かに突き飛ばされ、獄炎を回避する。

狼狽える3人の視界に、疲れていたリリーがいた。


「私の支店にこんな化け物がいたなんて・・・。・・・あ、危ないところでしたよ!」

「た、助けて貰って助かります・・・」


3人はリリーに突き飛ばされたお陰で動けるようになった。


「リリーさんは危ないから後ろから見といて下さいね!」


サリエルの声が響き渡ったと同時に、彼女はもう1度トリガーを引いた。

すると磁石の力によって引き寄せられた6本の剣が合体し、元の大剣へと戻ったのだ。


するとぬえはショットガンでワイバーンを穿とうとする。


「貴方の敵はこっちです!」


敵の注意を引こうとしたぬえは真正面から撃つ。

その隙を狙って夢美は露見したサミニウムに向かってハイドロガンを放つ。


「行け!ハイドロガン!」


空気を圧縮した弾は銃弾よりも速く、一気にサミニウムに向かって飛んでいく。

サミニウムにハイドロガンが直撃し、サミニウムに罅が入る。

が、何よりもハイドロガンは気圧で周りの装甲を弱めたのだ。

これでサリエルが止めを刺せる状況が出来上がった。


「サリエル!後は!」

「オーケー!任せて!」


サリエルは再び飛び立ち、ぬえが気を引かせているワイバーンのサミニウム露見部分に剣を入れる。


「哀れ無残に砕け散れ!」


サミニウムを斬り裂く瞬間にトリガーを引き、7本の剣はサミニウムを砕いた―――。


―――その瞬間、ワイバーンの眼が消え、巨体を持った恐竜は一気に地へと沈んだのだ。


                δ


「な、なんで化け物が・・・」


サリエルは倒してからもう1度、同じ発言をした。

支店の奥にこんな大きな恐竜がいて、いきなり3人を邪魔者扱いして襲い掛かった。

不思議であった。


するとリリーは怯えながらも口を開いた。


「・・・凄いですね・・・。・・・これが東方重工の科学力・・・」


合体剣やハイドロガンなどの兵器における科学力を彼女は評価していた。


「こんな素晴らしい会社を回してまでの理由・・・衣玖・・・」

「衣玖?」


リリーは急に悲しそうな顔をした。


「・・・以前、私が支店代表として会議に出た時に、衣玖がやたら月麗カンパニーに拘っていたんです。

貴方がたのような優良企業を差し押さえて、月麗カンパニーに融資を回そうという案を彼女は出したんです。

・・・今やそれが現実となりましたね。

・・・頭取の信頼を持っている彼女に反論しても何の意味も為さなかったんです。

・・・奴は裏がある」


リリーは衣玖がその案を出したことを知っていたのだ。


「衣玖さん、って常務取締役の・・・」

「そうですよ。・・・でも衣玖は天子を扱き使っているから、天子を追えば何か見えるかもしれない」


そう話している間、夢美は奥に隠された段ボール箱を発見する。


「何だコレ?」


気になって取り出した段ボール箱はやたら軽かったが、何故隠されていたのか分からなかった。

機械の下に隠された段ボール箱を開ける夢美。

中には質素に1枚の書類が仕舞われていた。


「月麗カンパニーが博麗製鋼と提携を続けるに際し、博麗製鋼にも過大融資をする」


彼女たちから見ればふざけた内容であった。

一生懸命会社経営している色々な人たちを欺いて、2つの会社に過大融資を行おうとしているのだから。


「・・・ふざけてる・・・。・・・どうしてこんなことが出来るの・・・!?」


サリエルは夢美から受け取った資料を見て驚愕した。


「・・・天子を追おう。奴は絶対衣玖の何かを知っているはずだ」


夢美はそう結論付けた。


「それがいいです。・・・彼女たちを止めて下さい」


リリーからの切実な願いが、3人の決意をより一層固めさせたのであった。


             δ


マエリベリー・ハーンは何かの拍子でいなくなっていた衣玖の机を調べていた。

衣玖に反感を持つ彼女は書類を探していた。


そして、求めている物が見つかった。

彼女はその書類を大事に扱いながらコピーし、すぐさま机に仕舞った。

彼女が持つコピーはそのまま家に保管することに決めた極めて大事な証拠―――。


「月麗カンパニーがサミニウムエネルギーの秘密譲渡を条件に過大融資を勧める」


※因みに美鈴が常連となっていたラーメン屋は『チントン亭』という設定です。

(全く本編に関わっていないのでどうでもいいです)


「ちわ~チントン亭ですがチャーシュー麺3つ持ってきました」

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