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別れ

作者です(`・ω・)ゞ


今回再び皆さんにアンケートを受け付けたいと思います!


え?アンケートするほど人数がいないんじゃないかって?


………(´・ω・)


え~…アンケートの内容は…


この《白銀の狼と金色の雌狐》の続編を書くか書かないかのアンケートです。。


もし1人でも見てやるよ!って言うお優しい方がいたらその方の為書きたいと思います!!


ではみなさんご協力お願いしますm(_ _)m

「終わりだ…ギロル!!」


我狼がギロルに告げる。


「……だ…」


ギロルが何かを呟く。


「?」


我狼が怪訝そうな顔をするが…


「…ッ」


身体が限界を迎え膝をつく。


「先生!」


それに気付いた鈴音が駆け寄る。


それと同時に…


ドォンッ!!


「うわっ!?」


「何だ…?」


突然の轟音。


「まずいで我狼!」


涼雅がこちらに寄ってくる。


「多分暴れ過ぎてどっかの柱が折れたんや。」


「このままじゃここは崩れるで!」


「…そうか。」


涼雅の言葉に立ち上がる我狼。


「先生!涼雅さん!火が!!」


「何やて!?」



声がする方を見ると、先ほど我狼が吹き飛ばされて来た為開いた穴から火が見える。


我狼とギロルが戦った際に機材から火が上がったのだろう。


「これはさっさと逃げるのが得策やないか?」


涼雅が言うが…。


「…まだ逃げられない様だぞ。」


太刀を構える我狼。


我狼の視線の先を追うと…。


「ガアアアアア!!」


両腕の拘束を解いた…


「ギロル!?」


鈴音が驚いた声をあげる。


「なんや。ここにいる奴らはみんなしぶといんか?」


呆れた様な声を出す涼雅。


…そんな中、我狼だけが静かにギロルを見ていた。


「何故だ!!?何故我が!!」


喚くギロル。


「涼雅。」


ふーっと息を吐き、小さいビンを涼雅に投げ渡す我狼。


「?」


「何や?これ。」


受けとると中の液体が揺れる。


「薬だ。帰ったら鈴音に与えてやってくれ。」


それはギロルが持っていた合成獣としての働きを弱める薬。


攻撃を受けている中、ギロルから奪っていた。


吹き飛ばされた時もビンが割れない様にこれだけは守っていた。


「…先生?」


不安になり我狼を見上げれば少し乱暴に頭をぐしゃっと撫でられる。


それに余計不安になった。


「…我狼?」


涼雅も怪訝そうに我狼を見る。


「さっきの仕返しだ。」


そう我狼が不敵に笑いながら言うと同時に蹴り飛ばされる。


ガンッ!!


「ぐあっ!!」


蹴り飛ばされたのは涼雅と…


「うわっ!?」


鈴音。


「先生!?」


我狼の所へ行こうとした次の瞬間。


ズドォンッ!!


「ッ!?」


瓦礫が落ちてきて行く手を阻む。


「先生!?」


「我狼!?」


鈴音と涼雅が瓦礫の隙間から叫ぶ。


そこに…「…鈴音。」


決して大声をあげている訳でも無いのに自然と通る我狼の声。


「前に進め。過去を振り返るな。」


「お前なら…俺の様に復讐に捕らわれずに生きていける。」


瓦礫の隙間から見える我狼が微笑う。


「先…ッ!!」


「涼雅。鈴音を頼む。」


「我狼!!」


それだけ言うと振り向き、燃え広がった炎の中に入っていく我狼。


「待って下さい!!」


「先生!!」


瓦礫の隙間から手を伸ばす鈴音。


ーまだ…伝えて無いことがあるのに…ー


ー伝えなきゃいけない事があるのに…ー


「鈴音!ここは崩れる!!行くで!!」


想いは虚しく…


「先生ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」


伸ばした手は…届かなかった。


「ギロル…!!」


炎の中目の前の敵と向き合う我狼。


「ガルルルル…!!」


「ギ…ロル…様…。」


「!?」


突然聞こえた第三者の声。


ギロルの部下だったであろう合成獣の声だった。


涼雅の魔法で怪我をしているのかズリズリと這いずりながらギロルに近寄ってくる。


「ギ……ルさ…」


合成獣がギロルの足にすがった瞬間。


ズガンッ!!


「なっ…!?」


合成獣をギロルが蹴り飛ばす。


「が…は…っ…!!」


合成獣は血を吐き、動かなかった。


「ギロル!!」


我狼が怒りに叫ぶ。


「…何だ。」


ギロルは平然としている。


「…仲間じゃ…ないのか…!!?」


「仲間の命など…ただの実験材料だ…。」


「貴様っ!!」


我狼がギロルに斬りかかる。


ギロルは拳で防ぐ。


「なにも護れない奴が命を語るな!!!」


我狼が太刀を操りながら叫ぶ。


ギロルも黙ってはいない。


「黙れ!!それは貴様とて同じ!!貴様は護っているのではない!!すがっているのだろう!!!」


だが両者共に我狼は脇腹の鈴音に刺された傷が、ギロルは我狼に斬られた傷が痛むのであろう。


動きが鈍い。


ポタポタと両者の傷から血が滴る。


「何故だ…!?」


ギロルが再び言う。


「何故、失敗作の貴様が成功作の我と対等に戦っている!!?」


「……。」


我狼は俯いたまま黙っている。


「…貴様は。」


我狼が呟く。


「俺に狼の力を解放し、合成獣になってみろと言ったな。」


「貴様はライオンの力を解放し、化け物になった。」


「だが…俺は違う。」


「貴様…まさか…」


ギロルが狼狽える様に呟く。


「これが…肉親を殺され…悲しみと苦しみを知った…」


「命の重みを知っている者と知っていない者の違いだ!!!」


我狼が顔をあげて叫ぶ。


その隻眼は…紅色。


我狼は合成獣になっていた。「合成獣になって…何故普通でいられる!?」


「普通などでは無い…今も…っ狼に意識を持っていかれそうだ…!!」


先程までは鈴音達が居たため、力不足を補えたが今は我狼一人の為、どうしても狼の力を解放し、合成獣になるしかなかった。


狼の力を解放した今、我狼の自我は今にも狼に侵されそうな状態。


早くギロルとの決着を着ける必要があった。


「認めん!認めんぞぉぉぉぉぉ!!」


合成獣の力のせいか今までは受け止める事も出来なかったギロルの拳を太刀で弾き飛ばせる。


すると…


ブシュッ!!


ギロルの拳から血が吹き出す。


「ぐ…おおお…!!」


呻くギロルを見る我狼。


「所詮…貴様も…」


その紅い瞳は…


「失敗作だったか。」


哀れむ様な瞳だった。


「な…に…?」


「貴様にとっての完全な合成獣は…感情を持たないんだろう?」


「貴様は感情を持ち、今の状況に動揺している。」


「動揺は…強き者も弱くする。」


「黙れっ!!」


「…言っても分からないか。」


1つ深呼吸して太刀を構える。


ダンッ!!


どちらかともなく地面を蹴る。


ザンッ…!!


「……。」


「……。」


沈黙。


その沈黙を破ったのは…


「言い残す事は…あるか?」


我狼。


「ある訳…無かろう。」


その後ろでギロルが倒れた。「…ッ!!」


突然、我狼を襲った目眩と違和感。


立っていられなくなり、倒れる。


どくどくと鈴音から受けた傷から血が流れているのに痛みも苦しみも無い。


だが明らかに自分の身体がおかしい。


「…時間か。」


無意識に呟いていた。


時間。


自分が人間でいられるまでの時間。


それが終わろうとしている。


だが自分でも驚くほど落ち着いている。


否、当然かも知れない。


「もう…充分だ…。」


あの時…合成獣にされた日…自分はもう死んでいたのかもしれない。


狼に自我を喰われ、化け物になっていたのかもしれない。


だが今まで死ぬ事も無く、化け物になる事も無く仇をとる事が出来た。


それだけで充分だった。


チラリと左側を見ると包帯が解けかけ、太刀を握った化け物の左腕が見えていた。


我狼は満足そうに微笑って左腕の力を抜いた。


「もう…充分だ…。」


もう一度呟いたと同時に我狼の意識は途絶えた。


焔が全てを包んでいった。ダダダッ!!


ひたすら無言で走り続ける。


前方にいる涼雅も無言。


やはり我狼の安否が気になるのだろう。


それは鈴音も同じ。


本音を言うと心配で堪らなかった。


今からでも引き返したい気持ちでいっぱいだが先程から震動が止まらない。


崩れる前に我狼がこの建物…研究所から出て来るのを願うしか無かった。


「鈴音!出口や!!」


涼雅の言葉に顔をあげると確かに出口があった。


外に出た瞬間。


今までに無い大きな揺れ。


研究所が崩れていく。


「ッ!!」


その光景を見て鈴音の目が見開く。


「先生!!先生!!!」


「鈴音!!」


叫びながら研究所の中に入ろうとする鈴音を涼雅が止める。


ズガァン!!!


研究所が完全に崩れた。


我狼は…現れなかった。


「…ぁ…ぁ…」


後に残った物は…


「わああああああああああああああああああああああ!!!」


何も無い。


泣き叫ぶ鈴音の声が空に響いた。





あい。作者です。


決着着きましたね。


そして残された鈴音は…!?


次回で最終回です。。


その後番外編をちょびっとやらしていただきたいな…と。。


ではではm(_ _)m












おまけー(^O^)


涼「我狼死んだな。」


鈴「死んじゃいましたねー。」


我「ちょっと待て。」

鈴「あれ?いいんですか?出てきて。」


我「作者の都合と言うことにしておけ。」


涼「テキトーやな(笑)」


我「ここで(おまけ)まで死んだと言うことになったら存在感無さすぎるぞ俺。」


涼「まあいいんやないか?出てきても。」


鈴「で、次回が最終回ですね。」


涼「長かったなぁ。」


我「半年と少しの連載だったようだ。」


涼「作者にしてはよお頑張った(笑)」


鈴「ですねー。」


我「最終回どうやって作者がまとめるかが見物だな。」


涼「クレームの嵐を覚悟しとかな。」


鈴「ですね…(汗)」


我&涼&鈴

「…不安だ(汗)」

















が…頑張ります!!(汗)

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