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過去
我狼は常に1人だった。
生まれつき瞳の色が薄い灰色だったと言うこともあったが、
彼は特に気にしていなかった。
ある日を境に…
『何故俺が…!?』
ー彼は危険な存在だ…ー
『父さん…!母さん…!!優奈…!!』
ー消さなくてはいけない…ー
『何で…!?何でだぁぁぁぁぁ!!?』
ー運命なんだよ…ー
ー遠い…昔の話…ー
我「夢…か。」
我狼は呟いた。
我「現実な訳…無いな…。」
事実、今自分が居る場所は真夜中の森の中。
見えていた両目も今は隻眼となっている。
夢の中での自分は18、19位の年だったか。
我(10年も昔の話しか…。)
再び眠りに着こうとした我狼だったが…
?「まてー!!」
?「逃がすなー!!」
我「………(汗)」
眠れなかった。
主人公おっさん!(爆)
まさかの20代後半(笑)
さてさて…追いかけられている人物は…一体…?
次回もお楽しみに♪