表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/62

遭遇

あれから一年の月日が流れていた。


ガン!


バキン!


ガキャン!


刃と刃が混じりあう音がする。


その音を奏でているのは2人の人物。


銀髪の男と金髪青眼の少女。


男は太刀を使い、少女は双剣を使っている。


そして驚くべき事に男の方は目をつぶっている。


男の名は我狼。


少女の名はリオン。


リオンは必死に打ち込むが我狼は目をつぶったまま全て太刀で防いでいる。


リ「はあああ!」


リオンが2つの刀で我狼に渾身の一撃を放つ。


だが…


我「甘い!!」


リ「…っ?」


バギャン!


巨大な太刀が2つの刀を弾き飛ばす。


それと同時にリオンの体も吹き飛ぶ。


ドシャ!


リオンの体が地面に叩きつけられる。


リ「ぐ…」


だがリオンの眼はまだ死んでいない。


リ「まだ…!」


リオンは体を起こし、我狼に立ち向かおうとするが…


首筋に感じる刃の感覚。


リ「……!」


我「……。」


我狼の太刀がリオンの首筋をとらえていた。


リ「ま…参りました…!!」リ「……。」


ぐで~っと倒れているリオン。


リ「先生。」


我「…なんだ。」


リ「先生は手加減という物を知らないんですか?」


我「十分していたつもりだが。」


リ「…もういいです。」


我「なら早く準備をしろ。おいていくぞ。」


リ「あ!ちょっと先生!待って下さい!!」


2人が出会ってから一年たっていた。


我狼はリオンに『自分の身ぐらい自分で守れ』と双剣を教え、リオンは我狼を『先生』と呼ぶ様になっていた。


ちなみに先ほどのは手合わせで、我狼は手加減をしているがリオンにとってはとてつもない負担である。


リ「次はどこに向かうんですか?」


旅を続ける身なので次の目的地を問うリオン。


我「最近太刀の切れ味が悪い…。」


渋い顔の我狼。


リ「じゃあ、どこかの街の鍛冶屋に?」


リオンが聞くが…


我「いや。どうやらこの太刀は作った者にしか扱えんらしい。」


我狼は首を横に振る。


リ「この太刀を作った人…の所に…?」


我「ああ。」


我狼の言葉にリオンは…


リ「すごい人なんですね」


と言うが、我狼は先ほどよりも渋い顔。


我「確かに…腕はいいが…。」


リ「…先生?」


言葉を濁す我狼にリオンが声をかける。


我「喋り出すと誰よりもうるさい奴だ。」


リ「……(汗)」


我狼のすごい渋い表情と言葉に何も言えないリオンだった。我&リ「!」


何かの気配を感じ取った我狼とリオン


リ「なにか…」


我「来る…!」


?「ピギャアアアアア!!」


?「グガアアアアア!!」


突然奇声をあげ、現れたのは…


我「合成獣…!?」


リ「それって…!?」


リ「この化け物!?」


リオンの視線の先に、一体目は、鷹の胴体に蛇の尻尾、とかげともワニとも言えない頭を持った獣。


二体目は、馬の形をとどめているものの、足が六本、額には角を持っている。

そして二体共…


我「でかい…!」

とてつもなく巨大だった。


そしてその二匹は我狼とリオンに襲いかかった。

はい。


一年後です!


今までの話過去になっちゃいました(笑)


今回は少しギャグ入れて見たんですが…分かりますかね(汗)


我狼さん…目をつぶったままとか…ww


次回もお楽しみに

(^O^)/~~


by作者

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ