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遠くの君

作者: くまのパンダ

なにを選ぼうというのか

いつだって傲慢で自分のことばかりだ

君の優しさ 君の涙

いつだって僕を通り過ぎていく


時間が巻き戻ったって 一緒にはなれない

出会うことすらない 出会ったところで

なにも始まりやしない

ただ、この瞬間だから意味があった

それくらい僕にだってわかる それでも

それでも ありもしない可能性を探してしまう


雪が降りました

そちらはどうですか

この空は繋がってますか

君はそこに 居るんですか


いつまで経っても うだうだと下を向いて歩く

情けない僕に 冬の冷たい風が吹きつける

この夜空に溶けてしまえたら

今すぐ君の所まで行けるんだろうか


なににも誰にも許されもしない

認められることなんてきっとないだろう

頬を伝う涙の意味が もう僕にはわからない

ただ、そばに君がいないこと それが悲しい


雪が降りました

そちらはどうですか

この空は繋がってますか

君はそこに 居るんですか


言葉には力が宿る

言葉に意味なんてない

言葉に救われる

言葉に傷つけられる

言葉でしか繋がっていられない

そんな不確かな僕らは

言葉の数だけ淋しさを埋めようとするんだ

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