話し合い
……暗黒神デモーニオ。本当に復活したのか。私は映し出された、暗黒神を見てそんな事を思った。そして、これはかなり面倒な事になった。そう思った。
まず暗黒神デモーニオは強い。私でも倒すのはかなり厳しい。前に倒せたのは、私のいきなりの覚醒で動揺したり、そもそも精神的にダメだったから圧勝出来た。そして、映し出されたデモーニオを見たところ、もうそういった物は見えない。つまり本気の暗黒神デモーニオと私は戦わないといけないのだ。そして、厄介なのはそれだけではない。暗黒神以外にも四悪王がいるのだ。
四悪王は一人一人がマオに匹敵する実力者達だ。つまりライ姉達じゃ勝つ事は厳しいのだ。いやライ姉は勝つか。他の上位神達は負けると思うけど。さして最も厄介なのが敵の多さだ。
四悪王にはそれぞれ部下がいる。その数が以上に多いのだ。なんせ一番少ないと、帝王の部下でさえ20万いるのだから。
私とて暗黒神と戦いながら、その数は相手出来ない。そしてマオや上位神達は四悪王の相手をしないといけないから誰も四悪王の部下を対処出来ないから必然的に信者達が相手をする事になるのだが、四悪王の部下達は意外と強いのだ。
私からしたら雑魚なのだが、信者達からしたらそうはいかない。そして、幹部に関しては下級神以上の実力はある。
あれ?下級神?下級神達ってさっきマオが無限地獄に送ったよね。もしかして地獄に行ける?と考えたが辞めた。だってその方法で地獄に行くと、一瞬は地獄の苦しみを味合わないといけない。そんなのは嫌なので辞めた。そしてどうせすぐには攻めて来ないだろうそう考えた私は、
マオの浄瑠璃の鏡を割った。そして映像は途絶えた。マオは、
「フー姉❗️どうして割っちゃうんですか❗️修理費用凄い高いんですよ❗️責任とって私と結婚してください❗️」と言ってきたので無視した。しかし、それを聞いたライ姉とアフィーで再びケンカになっていた。今それどころじゃなくね?と思ったがこうなったらもうダメだとわかっているので、ケンカしているライ姉達は放って私は話し合いを始めた。
そして、話あいをした訳だが案はいくつかでた。一つは、最上位神に助けを求める事。確かにそれはいい案だ。だから父様を呼ぼうと思い、「パパリンー❗️今すぐフーの所に来て❗️」と少し恥ずかしいが言ったのに父様は来なかった。それを見て他の上位神達は大笑いし、信者達とライ姉達は倒れた。そして父様が来ない代わりに空から声が聞こえた。
「俺の可愛いフーカよ。そっちに行けなくてすまない。どうやら神界の門が完全に封印されて行けなくなってしまったんだ。」と言ってきた。門が封印された?これは守護天使か二人も違う仕事をしていたから警備が疎かになっていたからだろう。
て事で、最上位神を呼ぶ事は失敗に終わった。次の案は、一人一人のレベルアップだが、まぁこれが一番現実的だろう。て事で、
「今から私が、外での1秒がその場所では、一年の空間を作るからそこで皆んな修行してきてね?」と言い、私は、作業に取り掛かるのだった。