死の天使キラエル
私が、圧を掛けた後キラエルはかなり困った顔をしていた。そして、「勘弁してくれませんかねフーカ様?天空神セレシア様は任務を失敗した奴に容赦がねぇんだよ。だからこの前帰ると、俺が死んじまうよ。だから下級神共さっさとくたばれ❗️」と再び赤いレーザーを放ったのだが、そのレーザーは受け止めら。ラブエルに。
……やっぱり守護天使って暇なんだなーと思い、様子を見ていると、
「何故俺の邪魔をするんだラブエル。このままでは俺が死んでしまうんだぞ❗️」と怒鳴るキラエルに対して、「キラエル。貴方は【愛】❗️が足りません。なので別に死んでもいいじゃないですか。私は、アルタリス様からの【愛】❗️を受けるためにも監視対象である下級神に死なれるのは困るんですよ。」どうやらラブエルは太陽神からの命令で監視をしているようだ。最上位神達は守護天使をこんな風に使っていいのか?と思いながら私は、「まぁどうでもいいけど下級神の命は私が預かる。文句があるならここで始末する。分かったら今すぐ消えてくれない?」と再び圧を掛けた。
「……お断りします。俺はまだ死にたくないんでね。フーカ様がその気なら相手になりますよ。」と言ってきた。
え?マジで言ってんの?圧をは掛けたけど私戦う気はないんだけど?面倒なんだけど?マオと戦わなかったから私と戦うとか絶対にしないと思ってたんだけど?そう考えていると、空から声が聞こえた。
「キラエルよ。早く帰って来なさい。じゃないと私がラグーンさんに怒られてしまいます。あーでもラグーンさんになら怒られてもいいかも。」
……母様か。相変わらず父様の事大好きだな。にしても、見てたのか。キラエルに任せて自分は何もしてないと思っていたのにしっかりと観察していたか。叔父さんを殺した事がバレれば母様は再び私を始末しに来るだろう。今の私なら負ける気はしないが、非常に面倒な事になるのは間違いない。なので、
「母様。ごめんね?叔父さん殺しちゃって。」と謝っておいた。許してくれるかな?娘が謝ったんだ許してくれるな違いない❗️と思っていたのに、
「……許される筈がないでしょフーカ?貴方自分が何をしたのか分かっているの?ラグーンさんの弟を殺したのよ❗️ラグーンさんの弟を❗️」と怒鳴ってきた。
あれ?そっち?最上位神を減らした事に対してじゃなくて?と私が疑問でいると、「うふふ。どうやら疑問でいるようね。どうして私が最上位神を減らした事に怒らないか。」なんで分かるんだよ。そっからじゃ心も読めないし、表情も見えないだろう。と思っていたら、
「それは私が貴方の母だからよ。」とライ姉みたいな事を言ってきた。母様がこんな事を言うと気持ち悪いな。もう会話をしたくないな。て事で、
「キラエル。貴方がここにいるから母様が話して来るんだよね。だーから早く帰ってね。」と笑顔でキラエルを殴り飛ばした。
……うん。母様も話さなくなったな。……さて下級神達どうしよう。と私は考えるのだった。