下級神達の処罰
そして、叔父さんは死んでしまった。私が魂を握り潰してしまったため復活をする事も出来ないけど。しょうがないよね。そう結論づけ私はライ姉に寄りかかった。「ライ姉。叔父さん殺したけど大丈夫だよね?」といちよ不安だったので相談した。
すると、「大丈夫❗️何かあったらお姉ちゃんが守ってあげるから❗️」と言われてしまった。私より弱いくせに。と思いながら、私も何かあったらライ姉を絶対に守らないと心に決め、辺りを見渡した。
どうやらもう終わっていたみたいだ。叔父さんの太鼓を破壊した為元の実力に戻った下級神達はボコボコにされていた。まっそりゃそうか。下級神達弱いし、でもまだ生きているんだ。まぁ殺すのは良くないしなそう思っていると、ボロボロのミストが私に近づいてきた。そして、
「お姉ちゃんごめんなさい❗️」と私に謝ってきた。
私としては別にどうでもいいのだが、どうやらライ達は違うようだ。だって謝ってきたミストを蹴り飛ばしていたもん。流石に辞めなよと言ったがそれでもライ姉の怒りは収まらない。
どうしようかなーと考えいたその時、ミストの体いや下級神達全員の体を赤いレーザーが貫いた。いきなりなんだと思い顔を上げると、そこには、
守護天使の一人、死の天使キラエルがらそこにいた。
私は、キラエルが見て思った事は、守護天使って暇なの?だ。この間のラブエルの件も含めてそう思った。そして私がこの暇人どもがと思っているとキラエルが口を開いた。
「やはり失敗したか。この役立たずどもが。戦闘神イグナム様のお力を頂いて負けるとはこのクズどもがと言いたい所だがこれに関してはフーカ様が原因だろう。」なんで私?と私が疑問でいると、「フーカ様が戦闘神イグナム様を倒さなければ貴様らでも勝てたかもしれないだろう。」とキラエルは続けた。
まぁ確かにそれはあるかもしれない。だって叔父さんはまだ下級神達を強化する事ができた。それを私が邪魔した為下級神達が負けた。……いや関係ないか。所詮あれはドーピングどれだけ強くしょうが元が弱ければ意味はないのだ。そう思っていると、
「死の天使キラエル。フー姉に対する風評被害許せません。地獄巡り。その1、灼熱地獄。」とマオからの攻撃を受けていた。
キラエルはダメージを負ったが反撃をしようとしなかった。どうやら力量差はわきまえているようだ。すると、キラエルは、
「まぁ色々あっだが本題に入ろう。」やっとか。そう思ってキラエルが何を言うのか期待していると、「下級神共テメェら全員皆殺しだ。」そう宣言した。
……なんで?と私は疑問に思った。そして少し考え、分かった。多分母様だろう。そう思うと、「天空神セレシア様は、作戦を失敗した貴様らに用はない。すぐに始末しろとの命令だ。だから貴様らを殺しにきたのだが、何故傷が回復している?」
それは私です。母様の命令だといち早く気づいた私は嫌がらせの為に下級神の傷を全て回復させた。そして、「キラエル。下級神達の命は私が預かるから母様に伝えてくれない?」と圧をかけるのだった。