フーカVS戦闘神イグナム
叔父さん今、デモ兄って言った?私はいきなりの事で頭が回らなかった。なんで叔父さんは暗黒神デモーニオの事をデモ兄と呼んだ?関わりなんてない筈だ。……いや待てよ。暗黒神デモーニオは元は最上位神の一柱だった。その時に関わりがあったのかな?と考えていると、
「お前が、お前がデモ兄を殺したのかフーカ❗️」と私に襲い掛かってきた。違うんだよな。いや違わないか。元は私が殺したのか。それを時空神が一時的に蘇らせてそれを父様が殺した。……最後に止めをさしたのは父様だから父様が悪いな❗️そう結論付け私は、「殺したのは父様だからね?」と訂正を入れてから、常闇の大刀を振った。
凄い威力だった。軽く振っただけなのな叔父さんはかなり吹き飛ばされた。これが暗黒神デモーニオの神器、常闇の大刀か。私の神器とは比べ物にならないぐらいだ。しかし、重い。あり得ないくらい重たい。こんな物を振り回していた暗黒神デモーニオが怖い。もう死んでるけど。と思っていると、吹き飛ばした叔父さんが帰ってきて、「兄上がデモ兄を殺しただと?そんな訳ないだろ❗️兄上とデモ兄は親友なんだぞ❗️嘘をつくのも大概にしろ❗️お前を殺してデモ兄の仇を撃ってやる❗️戦慄の戦鎚❗️奥義ーーー」
「私を嘘つき扱いか。悲しいなー。まっいいか。別に私叔父さんの事好きじゃないし。むしろ叔父さんの事は大嫌いだ。なんで勝手?そりゃ私とライ姉を差別するからだ。私が優秀だったから私ばっかり可愛がっていた叔父さんが私は大嫌いだ。私のライ姉をいじめる奴は許さな……冷静になろう。今はこんな事を考えてる場合じゃない。なんか叔父さんが奥義を使うみたいだ。だったら止めないとな。でもこの神器じゃ少し使いにくいな。……そうだいい事思いついた。私は常闇の大刀にありったけの風の魔力を込めた。そして、
「出来た。これでこの神器は完全に私のものだ。神器、爆風の大刀❗️」よし。成功したこれなら使いこなせる筈だ。
「黒風一閃❗️」そして、私はライ姉の技をヒントにした黒風一閃で叔父さんの切り伏せ奥義を止めた。
私からしたら弱い叔父さんは今の一撃で倒れた。やっぱり叔父さん弱いな。私は少しガッカリしながら、叔父さんの太鼓を破壊した。これで下級神達は全員弱体化する。さーてやる事も終わったしゲームでもしようかな。そう思った時叔父さんは立ち上がった。
「俺はまだ戦える。デモ兄の仇を撃つまで俺は❗️」とボロボロの状態で私に襲い掛かってきた。私は対処しない。だって、
「私の可愛いフーちゃんにそんな汚い状態で近づかないでくんない。叔父さん?天馬の宝剣奥義、風雷斬❗️」そして、ライ姉は叔父さんに止めをさした。……あれ?止め?ライ姉叔父さん殺しちゃった?不味くない?いや魂は……良かった残ってる❗️いやーこれで魂まで壊れてたら大変な事になっていたよー。と思いながら叔父さんの魂を拾った。すると、叔父さんがをイジメていた記憶が蘇った。私は叔父さんの魂を握りつぶしていた。
やべ。やっちゃった。まぁなるようになるか❗️と私は考えるのを放棄するのだった。