戦いの始まり
あの後一通りフリスの体を堪能すると、後ろからライ姉に襲われた。今回戦いを制したのはライ姉みたいで仕方なく一緒に寝る事になった。まぁ普通に甘えた。腕枕してもらって頭を撫でてもらった。妹だし別にいいよね?そんな事を思いながら私は眠りについた。
そして朝になり目を覚ますと、そこには血の涙を流すマオとアフィーが立っていた。……コイツらずっといたの?と思っていると、ライ姉が起きたのでその場を後にした。
そして下級神達が全員やってきた。私達上位神の数が14神。下級神の数は30神。……フレイがいれば1神辺り2神で済んだのに。と思っていないものはしょうがない。と考えていると、ミストが近づいてきた。
それを見てマオが止めようとしたが私はマオを止めた。ちなみにライ姉とアフィーまだ争っているようだ。そんな事はどうでもいいか。私は近づいてきたミストに「なんのよう?」と質問をするのだった。すると、こう返ってきた。
「どうして私達が今日来るって分かったのお姉ちゃん?」そんな事が知りたいのか。なので私はシャラの方を指差した。そしたら、「なるほど。影神のシャラですか。確かに彼女は盲点でした。彼女を使うとは流石お姉ちゃんですね。」と私を褒めてきたが私は何もしてない。なのにミスト及びに下級神達は、「クソ!これが天界の英雄風神フーカの策略だというのか❗️」とか「あの役立たずで有名な影神シャラをここまで使いこなすとは。まさか❗️自分が戦わずとも勝てるという事か❗️」などと意味の分からない過大評価を受けていた。そして、役立たずで有名な。と言う言葉を聞いて私を除く上位神達が爆笑していた。シャラは泣いていた。
まぁもういいか。「で私達の首欲しいでしょ?だったら早くこっちまで来て。」と言いながら下級神達を闘技場へ案内した。
闘技場を見て下級神達が言った事は、「たった1日でこれだけの物を創り上げるとは驚いた。流石はあの風神フーカだ。」と何故かまた私の評価が上がって行った。マジでどうなってんの?と思い近くにいたフリスに私は聞いた。「ねぇフリス?下級神達の間で私はどんな方なってるの?」と5000年前は下級神だったフリスに聞いた。アフィーでも良かったが未だライ姉と争っていたのでフリスに聞いた。するとこう返ってきた。「英雄。」まぁ妥当なのかな?昔は私も結構頑張ってたし?そういう評価がつくのも当たり前か。そう納得すると、「じゃあやってくるね。」と言いフリスは飛び出した。そして闘技場の中心で構え、
「この、氷神フリスの❗️首を取れるもんなら取ってみろ❗️」と高らかに宣言をするのだった。
そしたら、30神全員が同時に襲い掛かったので闘技場回りに強力な結界を張った。すると見事に30神を全員弾き飛ばした。そして、私は下級神達に向けてこう言った。
「私達上位神相手に二人がかりでかかって来い。そして戦う奴以外は大人しくあっちの控えで大人しく待ってろ。」とボロボロの控えを指差した。
下級神達には睨まられたが知らない知らない。上位神からはフリスを最初に出すとしよう。
そうして、私達上位神と下級神の戦いが始まるのだった。