【愛】❗️の共闘
共闘か。まぁそうすればそれなりに勝ち目があるかも?と考えた。そして一つ疑問に思う事があった。それは、なんでラブエルがここにいるの⁉︎と言う事だ。
私とアフィーが来た時にはすでにマオとラブエルは戦っていて、ラブエルが串刺しにされていた。だから私はマオもラブエルもなんでここにいるのか分からないのだ。考える前にマオのふざけた発言に我慢できずに飛び込んできた感じだ。
だから、ラブエルと共闘するのが正しいかは分からないがマオが勝つよりはマシだろう。なので、
「分かった。共闘する。」と答えた。そしたら、「ふふふ。【愛】❗️の為に私と共闘する事を選んでくれたのですね。私も、その【愛】❗️に答えれるよう頑張ります。」と返ってきた。やっぱり守護天使はイカれてるなと再確認し、私はラブエルとマオに挑むのだった。
ライカさんと、愛の天使ラブエルが手を組みましたか。少々厄介ですが私の敵ではありません。早く倒して、フー姉と結婚しないと❗️あれ?フー姉と結婚するとして、私達どっちも女の子だよね?あれ?あれ?フー姉がお嫁?お婿さん?どっちなの?と幸せな妄想をしていると、
「隙だらけだぞマオ!電龍破❗️」そして、私はマオに雷で作った龍を飛ばした。ラブエルは、「愛の矢。」とピンクのハートの矢を飛ばしていた。
隙を見せていたマオはそれを避ける事が出来なかった。しかも、不意を付けたからなのか初めてマオにダメージを与える事ができた。この調子ならいけるぞと思っていると、「私がフー姉と今後の未来を考えてる時に攻撃を仕掛けてくるとはなんて卑怯な❗️くらいなさい。地獄巡り。その四、血の池地獄❗️」
すると、私達の体から一気に血が流れ出た。そして、足元に血の池が出来上がっていた。普通の人間ならここでおしまいだろうが私は神だし、ラブエルは天使だ。血が無くなった程度では死なない。ただ目眩がするだけだ。だから戦いを続行しようとしたが、「いでよ。地獄の看守長たちよ。いでよ❗️赤鬼、青鬼
黄鬼、緑鬼、白鬼、紫鬼、黒鬼❗️彼らの息の根を止めてきて下さい。」とマオは鬼達を出してきたのだ。
これはヤバかった。本当にヤバかった。ラブエルと共闘してなかったら本当に危なかった。「ラブエル❗️アレやって❗️」そう言うと、どうやらラブエルに伝わり、「かしこまりました。愛の竜巻き❗️」そうして、ラブエルは巨体なピンク色の竜巻きを出した。この竜巻は触れたものを魅了するという厄介な技だ。まぁ私には効かないけど。それにいち早く気づいたマオは「看守長の皆さん❗️その竜巻きにあたらないで下さい❗️」と言ったがもう遅い。「雷光からの帯電。」私は自身の体に雷を纏い高速の移動をして、マオが呼び出した、鬼達に微量な雷を帯電させた。そして、私は逃げる鬼達には目もくれず、ラブエルが作り出した竜巻の中に入り、「避雷針。」すると、電気を帯びている鬼達は全員引き寄せられ、見事に魅了する事になった。
そして、「さて。マオ?これで9対1だな。この状況でも勝てるかな?」と言うと、「10対1だし❗️」とアフィーが言ってきた。普通に忘れてた。まぁ10対1これなら勝てるだろ❗️とわたしは勝ちを確信するのだった。