表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/125

面倒な出来事✖️2

私は、今自室でゲームをしていた。フレイ教は完全に潰れ、まぁ元フレイ教四神官の一人、エアラ・ラディウスは私のものになったのだが。そんな事はさておき、私は今困っていた。それは私の隣にいる人物のせいだ。私のゲームを静かに眺めている金髪幼少のせいだ。そして、私のゲームがひと段落ついたところで、「さて。ゲームの方もひと段落がついたようですね。フー姉。では質問をします。なんですかあの死人の数は?」と私は閻魔大王である、マオに睨まれるのだった。


マオは私を睨んだままだった。本当に突然だったのだ。私がメラにご飯を作ってもらい、メラたちがフレイ教を滅ぼしたパーティーの準備をしている時に、いきなり訪問してきたのだ。誰に気づかれずに私の部屋まで来たのだ。そこまではいい、マオは私の部屋に入るなり、「フー姉。貴方は罪を犯しました。その罪を償わずため、地獄からやってきました。さぁこの18代目閻魔大王マオの前で罪を告白しなさい。」といきなり言ってきたのだ。しかし、私は「今ゲームしてるから後にして。」と言って今に至るのだ。


さてどうするか。と考えていると、「フー姉。どうして私が来たのか分かりませんか?」とマオは聞いてきた。なので私は、「分からない。」と答えた。


すると、マオは呆れながら「あのですね。フー姉。貴方はフレイ教を滅ぼしました。」と言ってきたがそれは信者のみんなだ。と思っていると、「確かにそれを行ったのはフー姉の信者たちです。しかし、こういったものは地獄裁判で責任者が罰せられるのです。」とメラは私の心を読み答えた。


横暴だ。と思ったが地獄のきまりなら仕方ないか。と思っていると、マオは、「しかしです。私とて小さい頃から遊んでもらったフー姉を罰したくはありません。そのため私がお爺ちゃんに無理を言ってきたのです。」とマオは言ってきた。


ラッキー。じゃあ特に私何もしなくていいじゃん。と思っていると、マオの表情が厳しくなった。


「フー姉。どうやら炎神フレイが死んだようです。」マジでやったんだ。ライ姉達とわたしは思っていたが、「……犯人は……破壊神ラグーン。」えっ⁉︎父様が❗️さらに、「それから共犯者に雷神ライカ、水神アフィー、土神ガイア、木神ギーアも加担していますね。しかもこれも残念な事に地獄裁判では彼らを動かす原動力となっているフー姉が罰せられます。とマオに言われてしまった。


地獄裁判クソじゃん。そう思っていると、「こんなところいたんですね❗️フーカ様❗️」と私の部屋に大きな風穴を開け笑う天使の姿が確認できた。


あれは、天界から神界に通ずる門を守護する守護天使の一人、愛の天使ラブエルだ。何故こんなとこにいるんだ?と思っていると、


「フーカ様。貴方様をお迎えにあがりました。」と言っている。私が疑問でいると、「太陽神アルタリス様は貴方様を新たな最上位神に指名しました。なのでお迎えに上がったのです。」はっ?えっ?何どう言う事?と私がさらに疑問に思ってると


「愛の天使ラブエルですか。フー姉を連れて行くとは許しませんよ。フー姉は私と地獄に行くんですから。」とマオはラブエルを睨みつけていた。オイ。聞いてないぞ。私は地獄になんかいかないぞ。と言おうとしたが、


「18代目閻魔大王マオ。素晴らしいです❗️フーカ様を地獄に連れて行くのは【愛】❗️故の事なんですね❗️美しい❗️【愛】とはとても美しい❗️」とラブエルは私の言葉を遮った。そして、


「しかし。私は、アルタリス様からの【愛】❗️を頂きたいのです。そのためアルタリス様のためにフーカ様を神界に連れて行かないと行けないのです。そうそれは私の【愛】の為にも❗️」そうして何故か私をかけた戦いが始まったのだ。


どうしてこうなるの?フレイ教とフレイを殺したその日に問題事が起こるってどうなってんの⁉︎と私は絶望するのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ