決戦前
私がライ姉の部屋でゲームを楽しんでいた。しばらくするとライ姉が会議から帰ってきた。そしてライ姉を帰ってきた私にこう言って来た、「フーちゃん。明日フレイ教を潰す事になったよ。」と。
……明日?へぇー。まぁ私が何もしないならいつでもいいんだけど。と思ってると、「ねぇフーちゃん。フーちゃんは何もしなくていいから一緒に行かない?」とライ姉が私に聞いてきた。
…何もしなくていいだと⁉︎なら言ってもいいかな?と私は思ってしまった。正直行きたくはないが見とかないとやりすぎる気がするしなー。でも面倒だしなー。まぁいっか。なので私は、「絶対に見とくだけならいいよ。」と答えるのだった。
私が着いて来てくれる事を知ったライ姉は大喜びした。そしてちょうど私にご飯を持って来てくれたメラも大喜びしていた。
メラは、「フーカ様に見ててもらえばいつもの何十倍も力が出せそうです。」と言ってるが心の中では、フーカ様に愚行を犯したゴミどもをフーカ様に聞いて拷問しよう。と思っていた。……まぁうん。もういいや。全部フレイ教が悪い事にしよう。うん、実際元はフレイ教の連中が悪いんだ❗️
そらから私はライ姉の部屋でご飯を食べて自室に戻った。今日はメラとヒュラちゃんと一緒に寝ました。珍しく何もしませんでした。
そして朝になり、私達はフレイ教の集会場を襲う事になった。どうやらメラに詳しく話を聞いたところ、ドグマが今日、フレイ教が集会がある事を知っていたから今日フレイ教を潰す事になったみたいだ。
流石にいきなりフレイ教の目の前に転移してもアレなので私は近くの森に転移した。そう転移した場所は私が下界に降りて来て初めて訪れた森だ。周りを見渡すとあのクソまずい黒い果実があった。思い出しただけで吐きそうだ。私はもう疲れたので創造でカゴを作り出した。私はその中に入り込み、「誰か持ってねー。」と言いカゴの中でゲームを始めた。そしてライ姉とメラがカゴを担ぎフレイ教の集会場を目指して森を進み出すのだった。
……おかしいな。さっきから何をしてるんだ?私は疑問に思いカゴから飛び出した。私がいきなりカゴから飛び出した事で、メラは「フーカ様。もしかして私のカゴの持ち方がいけませんでしたか。」とメラが聞いてきたが、そんな理由じゃない。私は「ねぇなんでさっきから同じとこグルグル回ってんの?」と聞くのだった。
私の質問に誰もが答えなかった。つまり自覚はないという事か。ライ姉もアフィーも気づいていないのか。しょうがないやるか。「吹き飛ばし。」私は軽く手を仰いだ。すると辺りの景色が変わった。その様子を見て、ライ姉とアフィーは気づいたようだ。「あー。だから霧が出てたんだ。」とライ姉が言った。そう確かに森には薄い霧が出ていた。薄い霧だから普通は迷うことはない。普通の霧なら。そうこの霧は、「さっさと出てきたらどう、ミスト?」そう言うと、「えへへバレちゃったかー。ごめんねお姉ちゃん?」とミストが現れるのだった。そうミストは私の妹分、霧の神なのだ。でもなんでミストがここにいるんだろう?と私は疑問に思うのだった。