提案者
うふふフーちゃんは本当に可愛いなー。私は自分の部屋でフーちゃんの写真集を眺めていた。確かにフーちゃんには怒られたり、攻撃をされたがそんな事で諦める私とアフィーではなかった。空中国家フーカになった日にちょうどこの写真集も完成したのだ。もちろんフーちゃんにはバレた。でも土下座したらなんとか許してくれた。まぁ条件付きなのだが。その条件がフーちゃんの前では見ない事と、他の誰にも見せない事だった。その条件を飲んだためアフィーには普通の写真集しか渡せなかった。私の方はフーちゃんのムフフな写真もたくさんあるが。まぁそんな事もあったが今私は涎を垂らしながら写真集を眺めていると、
「入るよ」とフーちゃんが私の部屋に入ってきた。
ヤバいヤバい。早く隠さないと、私は急いで写真集を隠そうとした。フーちゃんは一瞬写真集の方を見たがなにも言わず、私の方に倒れてきて、「ライ姉。余計な事はなにもしないで。ただ甘えさせて。」と言ってきた。
……可愛いー❗️フーちゃんすっごい可愛い。写真もいいけどやっぱり生のフーちゃんが1番。私は甘えてくるフーちゃんを撫でながらそんな事を考えていた。それからフーちゃんは私に1時間くらい甘えて、
「ありがとライ姉。」と言ってきた。のでキスしました。殴られました。
まぁ殴られるのはいつもの事だ。殴られたあと私は、「ところでフーちゃん?どうしていきなりお姉ちゃんに甘えにきたの?お姉ちゃんの事が大好きだから?」と気になる事を聞いた。すると、「いや別にライ姉が大好きだから甘えにきた訳じゃないからね。まぁ甘えにきた理由は、面倒な事が起こりそうだからかな?」と教えてくれた。
面倒な事?あっもしかしてアレの事かな?フレイ教の事かな?だったらヤバいな。この件メラに提案したの私なんだよな。メラに、「もう行けるんじゃない」と私が言ったのだ。と私が思っていると、
「提案したのライ姉なの?」やべ心読まれた。と私は思ったがフーちゃんの反応は私が思っていたのと違った。「まぁいいや。」とどうでもよさそうな反応をした。不思議に思った私がフーちゃんに、「怒らないの?」と聞くと、笑顔で「怒んないよ。もしメラの提案なら私も何かしないといけないんだろうけどライ姉の提案なら私何もしなくていいでしょ?いやー良かった良かった。」とフーちゃんは喜んでいた。
なるほどフーちゃんが嫌になっていたのは自分が動かないといけないと思ったからか。そんな事お姉ちゃんに言ってくれたらなんでもしてあげるのに、と思うと、「じゃあ充電して。」とゲーム機を渡してきた。
充電してあげた。そしてフーちゃんは私の部屋でゲームを始めた。私はフーちゃんに「じゃあお姉ちゃんも会議に出てくるね。」と部屋を出て行った。フーちゃんは止めてくれなかった。悲しい。
そして私は会議室に入った。メラに状況を確認すると、なんと明日フレイ教を滅ぼす事になったそうだ。フーちゃんが下界に降りて初めての人間だったのに石やら投げたフレイ教をやっとやっと滅ぼせる。私は明日が楽しみ仕方なくなったのだ。